にゃんころりんのすっとんとん

天に星 地に花 人に猫

網戸にモフモフ&ブットレアの蕾

2023-06-18 13:46:05 | にゃんこ的虫さんたち


列島全体夏日となった週末には、セーターとか見るのも嫌だったりしませんか。

この写真を撮ったのは、こんなに気温が高くなる前だったので、モフモフご勘弁。

磨りガラスの向こうに、クロっぽい影が見えたので、何かしら?と
ガラス窓を開けたら、網戸に焦げ茶色のモフモフのかたまりがくっついてました。



 

 もふもふの毛皮?




 

 描いたような模様がついてる






 鳥の羽が、刺さってる?



なんだ・・こりは?




ご想像がついたでしょうか。以下は、虫画像です。
苦手な方は、スルーしてくださいませ。 m(__)m



ジャジャジャジャーーン!!







モフモフの蛾でした。蛾なのにモグラに似ていて、ちょっとおもしろい。

鳥の羽みたいなのは触角。理系っぽい?きちんとした造形ですね。

模様が左右対称で、向こう側にも似たような模様があります。
蛾って、地味な色で蝶々に比べていまいち、敬遠しがちです。
でも、この子は、モフモフしていて、触りたくなりました。(^_^;)\(・_・) オイオイ
勇気がなくて、触れなかったけど。

一言で言えば、「キモカワかっこいい」

調べたら、「タケカレハ」というらしい。

以下、「森林生物 タケカレハ」より説明

成虫は開張40~50mm,暗褐色で,前翅中央に2個の白色紋。
幼虫は体長約60mm,黄色で背面に2本の黒点列を持つ。
年2回発生。幼虫で越冬し,4月より接触開始,6月に蛹化する。
成虫は6~7月および9~10月に現れる。
幼虫はタケ,ササ,ススキ,ヨシなどの葉を食う。


https://www.ffpri.affrc.go.jp/labs/seibut/bcg/bcg00288.html


6~7月にあらわれるというのですから、羽化したばかりだったのかも。
モフモフがとてもきれいでした。

そう言えば、家の北側にある厄介な笹の葉が何者かに食べられて枯れてまして
「今年は、刈らないですんで助かったー」と思ってたのですけどね
この子のおかげだったのか。ありがたやー
ほかの植物は食べないで、笹だけ食べて枯らしてくれんですよ。

幼虫と繭には、毒針毛がありますが、
成虫と卵にはないそうです。よかった。
(でも触らんよ)

北側の笹を食べてくれるのは助かるけど
うっかり、幼虫や繭に触らないように、気をつけなきゃ。
詳しくはこちら。
    ↓
タケカレハ - Wikipedia
タケカレハ・Mushi Navi


写真だけ撮らしてもらって、またガラス窓を閉めたら、いつの間にか、いなくなってました。



 おまけ




アゲハの好きなブットレア(別名・バタフライブッシュ)の花がつぼみをつけ出しました。
できれば、蛾の皆さんよりもチョウの皆さんにきていただきたいのでした。

 

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ヨレヨレマツバギクにモンシロチョウ

2023-05-21 13:13:24 | にゃんこ的虫さんたち




マツバギクに、モンシロチョウが蜜を吸いにやってきました






 
閉じて開いてを何度も繰り返した花びらは、よれよれだけど
蜜は、まだ残っていたようです

自前のストローを伸ばして、一生懸命飲んでいましたよ 
よかったね

 


去年観察した、おもしろいモンシロチョウの習性「交尾拒否」

白い蝶の三羽 - にゃんころりんのすっとんとん
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春型アゲハ

2023-04-11 13:42:37 | にゃんこ的虫さんたち




 
サナギで越冬してこの春、羽化したばかりと思われる春型のアゲハ

伸びてきたシラーの葉の上で 休んでいました。

写真ではわかりにくいですが、春型のアゲハは
夏のアゲハより一回り小さくて、「かわいい」のですよ。







 
あ。翅を広げた!

お日様の光を受けて
きれいな模様が はっきり見えました。

まだ傷一つない生まれたての キミの翼

食草の減る晩秋の幼虫時代、真冬のサナギ時代
厳しい試練を 乗り越えて生き抜いてきた

ここから今年のアゲハの季節が 始まります

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白い蝶の三羽

2022-11-02 20:42:01 | にゃんこ的虫さんたち
 
チョウを数える時の正式な単位は、1頭2頭と、動物のようにいうのですって。
私なんかは、ひらひらと舞い飛ぶ蝶を見て、鳥みたいに「羽」の字を使いたくなるけど・・

理由は、西洋の動物園での数え方、「head=ヘッド=頭」というのが
日本でも定着した説が有力だそうです。

だから正式には「1とう、2とう」と読まず
「1あたま、2あたま」と読むのが正しいのよ(嘘です嘘です嘘です)


でもこの記事のタイトルは、三頭ではなく、三羽(サンバ)と言いたい。
その理由は、・・・わかる人だけわかりゃいい・・・。






 
モンシロチョウが変な格好をしてました。
羽を広げて、腹を突き出している。どうしたのかな死んだふり?
でも、すぐに別のチョウがやってきて、ちょっかいを出してきたのがこの写真。

そのあと、2頭でひらひら舞い上がりました。

あとで調べてわかりました。

モンシロチョウのメスは、一度交尾するとそのあとは、
「交尾拒否」をする(ネットで知りました)のです。
あの姿が「交尾拒否」の姿勢だったのです。


写真にはうまく撮れませんでしたが、
まさにそんなポーズしてましたよ。






 
逃げ出すメス。追いかけるオス。さらにもう1頭加わって、
3頭のチョウが、農園で追いかけっこ、よく見る風景が繰り広げられました。
その時は、のどかだなーと見てましたが、あとからわかると、メスには災難?








2頭のチョウに追いかけられて 
メスはもう、うんざり、って気分かもしれません。

彼女の興味は、もう次の段階、安全な産卵場所を探すことに変わりました。
モンシロチョウのメスにとって、恋は1回限りなんですね。
シンプルライフです。





おまけ:海野和夫デジタル昆虫記より。メスの断固拒否の姿がわかりやすいです。
モンシロチョウの交尾拒否 Pieris rapae - 海野和男のデジタル昆虫記 - 緑のgoo

モンシロチョウの交尾拒否 Pieris rapae - 海野和男のデジタル昆虫記 - 緑のgoo

小諸日記ではデジタルカメラで写しだす自然界のさまざまな出来事を海野和男のコメントとともに紹介します。

緑のgoo

 




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シジミチョウの尾状突起

2022-10-29 19:12:00 | にゃんこ的虫さんたち



 

空。
建物と電線ばかりの我が町で、一番大きく広く、空が見える場所。
何でも変わってしまう周囲の中で、ここだけは変わって欲しくない。







 
小菊ロードはまだ咲いていないけど、蕾の付いた小菊のそば、
小さなヤマトシジミが羽を広げていました。
ブルーの色がかわいいチョウです







 
カメラを向けたせいなのか、ひらひら舞い上がり
翅を閉じてまた、一休み。
閉じた翅の模様の中には、小さないくつかの ♥ ハート ♥ の形







 
別の蕾に違う種類のシジミチョウがいました。
特徴的なのは、
後ろの翅にオレンジ色の点や小さな細い尾状突起があります。

画像検索の結果、どうやら、ウラナミシジミというらしい
(違ってたらごめんね)

昆虫カメラマンの海野和夫さんによれば

「シジミチョウの尾状突起は、
 偽の頭で捕食者をごまかすためのもの」

  →シジミチョウの尾状突起は偽の頭  - 海野和男のデジタル昆虫記 - 緑のgoo

ですって。なに? ニセのアタマって

リンク先の動画には、別の種類のシジミチョウですが、
リアルに頭チックな立体的な尾状突起が!!


とはいえ、この ウラナミシジミは、尾状突起は、そこまでは頭っぽくないし~
でも、そう言われると、本当の頭を下に向けて、尾状突起を触角みたいにして、
本当の頭を守っているようにも、見えますわね。
だとすれば、このポーズになる理由もわかる。


自然の妙は、奥が深い。勉強になりますた。


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ホトトギスとルリタテハ

2022-10-13 17:59:53 | にゃんこ的虫さんたち




 
今年はホトトギスが寂しい感じで、あまり花もつけないなあと思っていたら
どんどん葉がなくなって茎だけになった。

こっ、これは、誰かに食べられてる?
誰?
そうだっ、ルリタテハの幼虫ちゃんだ!


そして見つけましたよ、幼虫さんたちを。
気づいたときは4匹ぐらいいたのですが、翌日写真撮ろうとしたら、

すでに、1匹しかいない。

蛹になったのか、さがしたけれど見つからないし、
鳥に食べられたか、わかりませんが
1匹だけ残して、いなくなってしまった。
こんな身近にあっても、自然界は厳しいねえ。




一応、自粛して小さな画像ですが、平気な方は、クリックしてみてください。

初めて見たときは、白いトゲトゲに、ぎょぎょっとしましたが、
ルリタテハの幼虫だ、とわかったとたん、
現金なもので、元気に育ってくれ、と思いましたよ。
白いトゲトゲは、痛そうに見えますが、こけおどしなのか、
触っても、そんなに痛くもないし毒もないそうです。
(でも触る勇気はない)







 
そして、またしばらくしてみたら、この1匹は
無事、蛹になってました。
蛹は枯れた葉っぱに擬態してるみたい。


4年前には、台風の前日に、蛹を保護して羽化させたけど、
今回は自然に任せたておいたら、
いつの間にか、蛹の影も形もなくなってました。
蛹の抜け殻さえ、なかったので、無事に羽化できたか気になりますが

とりあえず元気に翅を広げて飛んでいったと信じたい。







 
ルリタテハの写真は、こちらから再掲です。
 ルリタテハの瑠璃色は幸せの色

2018年、我が家の玄関で羽化したルリタテハ。
羽をゆっくり広げたとき、
きれいな瑠璃色が見えて、ドキドキしました。








ルリタテハのいないホトトギスの方は、今頃になって花が咲き出しました。
蕾がたくさん付いているので、これから、しばらくは楽しめると思います。




おまけ 懐かしの昭和の名曲シリーズ第5弾

懐かしいと言いつつ、名曲は古くても新しいですね。

「瑠璃色の地球 2020」スペシャルティザー映像 / 松田聖子



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ナガサキアゲハ、来たー!

2022-09-24 15:41:42 | にゃんこ的虫さんたち


台風14号が列島を通り過ぎた翌日 ふと庭を見たら
クロっぽいアゲハが カイズカイブキにとまっている。

「アゲハがきたよ」
とカメラを取りに行って 家の中から撮影しました。
それがこの写真ね。
 
 

  




 

夫がそれ見て

「え!?これナガサキアゲハだよっ!
 信じられないっ!
 台風で飛ばされてきたのか!!」


と えらく興奮して 私の持っていたカメラを奪って 庭に飛び出して
もう一生懸命写真撮りまくり。
 




 
夫の撮った写真。(・・の、ごくごく1枚)
じっとしているのは急に気温が下がったので
体を温めているのだろうと夫の解説つき。

「生物クラブの仲間に教えたら、みんなびっくりするだろうな」

って、ヲイヲイ気分は完全中学生に、もどっちまったな。

・・にしても、
ナガサキアゲハ? 初めて聞いた。 長崎原産?
そういや、九州を縦断して再上陸した台風14号。

長崎から台風に乗ってぇ チ~バに着いた~♪

まさかや?・・ちょっと頭が混乱してきましたよ。

いったん落ち着いてナガサキアゲハを検索したら
もともと国内では、近畿地方より南、南西諸島くらいの分布だったのが
21世紀初頭から、関東北部でも越冬が確認されているんだって。

これも温暖化の影響ですね。


参考サイト
身近な国内最大級! ナガサキアゲハ(東京zooネット)






 
こうしてみると 翅がボロボロ
台風の翌日だから 仕方ないのか。

半世紀以上も前の中学生の記憶で、2022年にこれを見たら
いるはずのない蝶だもの、それはびっくりしますよね。

でも、もうそれは氷河の氷が溶けてゆくのと同じ理由・・だったのだ。

50年前に戻って、未来を教えてあげたい。
森林破壊をくいとめないと、将来、気象が荒れて大変だよ。
化石燃料をやめて、自然エネルギーをもっと上手に使おう。
あ、原発はやめとこう、21世紀には、日本で大きな原発事故が起こるよ。
と。






 
真夏の間はパッとした花のなかった庭ですが
ようやくカクトラノオが咲き出してます。
アゲハのお休み処もできて 良かった。



おまけ

 
ご好評にお答えして?懐かしの昭和の名曲シリーズ第2弾     
日本語バージョンは岸部シローとブレッド&バターも歌っていました

Danyel Gerard - BUTTERFLY 
ダニエル・ジャラール/バタフライ — 日本語盤 (1971年)


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来年は夏の花を咲かせたい

2022-09-06 18:15:52 | にゃんこ的虫さんたち




いつもの散歩道に咲いていたひまわり

 
夏の庭は、暑くて、メンテナンスする気も起きず (;´д`)トホホ…
ジャングルのように、いろんな草木が無防備に伸び放題で。(;_;

それはそれで、植物のエネルギーがあふれているのを感じるのか
去年の夏は来なかったアゲハチョウが、今年は、なぜか毎日やってきてくれた。

でも、それだけ。ひらひらと飛びながら、どこにも休むことなく
またどこかに、ふわふわといなくなってしまう。

蝶の道と言えば聞こえは良いが、本当に通りすがるだけ。

庭には、アゲハが羽を休めるような夏の花がない。






ひまわりと同じ道に咲いていたムクゲ?

 
せっかく来てくれるアゲハのために、おもてなししたいよう・・
という欲求が、この夏ムクムクとわいてきた。
土いじりは本当は苦手だったけど、
アゲハのためなら新しい花も植えられそう。

アゲハの好きな花って何でしょうか。
春には種をまくか、苗を植えるかして
来年の8月は、庭に花を咲かせたいと調べ中です。


今、ようやくカクトラノオの花芽が伸びてきたから、
そろそろ、アゲハのおもてなしも、できそうですよ。

これね→カクトラノオと ぼろぼろのクロアゲハ


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カクトラノオと ぼろぼろのクロアゲハ

2021-09-13 14:41:01 | にゃんこ的虫さんたち
 
8月の庭は暑すぎて、ほったらかし。小さなタビラコやカタバミの花が咲き放題だった。
そのせいか、小さなシジミチョウが、集まって飛び交っている様は、かわいかったのですが。

反面、夏らしい大きな花が何一つないので、大きな華のあるチョウは来なかった。






ストローのような吻(ふん)をのばして、蜜を吸うクロアゲハ


9月になって、カクトラノオの花が咲きだして、
ようやっと アゲハの姿が見られました。








でも なにがあったのだろう。
あちこち、ちぎれた翅が 痛々しい。







 
せわしなく羽ばたいているとは言え、
翅の向こうが、見えすぎではないか?

この夏、がんばって生きてきた証だね。







 
ボロボロだけど、花をぐるぐる回りながら
元気よく蜜を独り占めしてましたよ。笑。

毎年のこと
小さな生き物と ちっぽけな庭での遭遇。


一緒に、この世界に生きているんだなあと思う。
生まれて、出逢って、別れて、
生まれ変わって、また逢う日まで・・・




♪おまけ
パラリンピックの閉会式であらためていい曲だなと思いました。
OGPイメージ

この素晴らしき世界 奥野敦士

この素晴らしき世界 奥野敦士 ROGUE 頸椎損傷 リハビリ

youtube#video

 

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シジミチョウとバッタの3者会談 @ 庭・のっぱら部

2021-09-09 14:43:31 | にゃんこ的虫さんたち
 
我が家の夏の庭は、ほぼ亜熱帯と化し、ほとんど緑一色だった。

それでもなぜか、シジミチョウがひらひらひらひら
たくさん 舞っていたのは、
暑くて草刈りをサボっていたため、
小さな草の花が咲いていたせいなのか?






 
しおれかかったマツバギクに、シジミチョウ2羽とバッタ
3者会談のように、集まっていて面白かった。
お互い、捕食関係でないから平和。







 
かわいい、シジミチョウ。







 
北側の裏庭では、塀にしがみついている、ハンターカマキリ。
シジミチョウとは、居場所が正反対なのでこちらも平和。








9月になって、庭・のっぱら部のカクトラノオが咲き出しました。







 
赤のミズヒキソウも、伸び伸び咲いています。

今年も庭・のっぱら部 だんだん秋に変わっていきます。



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