やまんばの庭

ド田舎のドへき地の、まるでこんな所に日本人・・・みたいな環境の中でのお花との生活、
ありのままの暮しの日記です。

昨日のサプライズです。

2016-11-19 07:12:18 | ガーデニング
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昨日、パートを終えて、家の近くまで帰って来たら・・・
我が家の南天が、日差しに照らされて、メチャクチャ真っ赤に見えたので・・・
ちょっと車を止めて、撮って見ました。

どう? 真っ赤っ赤で、なかなか凄いでしょう?

両親が育てている郡上南天(ぐじょうなんてん)です。
特に、父は、肥料をやったり、葉っぱを契ったりと、一生懸命育てていて・・・
毎年、12月の始め頃になったら、仏花用に、出荷しますが・・・
なにしろ父は90歳、母は88歳の高齢なので、今年が最後の出荷になるかもしれませんが・・・
昨日は、その出荷の説明会に、父は、出掛けて行きました。

南天は、出荷の規格が厳しくて、実の付き方で、全部が出荷出来る訳ではありませんが・・・
今年は当たり年みたいで、年寄りのお世話でも、実付きの良い南天がそこかしこで、見えるような気がします。↓






何年もかけて、実から苗を育てて、家の回りの空き地など、至る所に植えてある南天ですが・・・
あと10日ほど経ったら、もう少し、実が赤くなるはずですが、今は、こんな景色です。↓



↑収穫は、わたスも少しだけお手伝いしますんで・・・
「なんとか、収穫まで、こんな暖かな日が続いて、雪が降らないで欲しいなぁ~」って・・・
そんな事を思って、暫く、この景色を見ていました。

その時・・・
遠くで、車のエンジン音が聞こえました。

「あっ! アカン!」ってね・・・
わたス、道路の端に車を止めて、ドアを少し開けっぱなしでいたんで・・・
慌てて、車に乗り込みました。

で・・・
乗り込んだ所に、軽トラが我が家の方向に、のぼって来て、わたスの車を追い越したのですが・・・
よくよく見れば、運転していたのは、夫、夫の軽トラでしたんですが・・・
軽トラの荷台に、何か、見たことのあるブルーのプラスチックの箱が載っていたので・・・

わたス「あれぇ~? 何載せているんだろう?」って思って・・・

「あっ! 分かったぁ~! 持って来たんだぁ~!」

って気付いて・・・
慌てて、エンジンをかけて、夫の軽トラを追いかけました。

それで・・・
家に着いて、私の車を定位置に置いて・・・
大慌てで、買い物や、カバンを持って、玄関の前に放って・・・
夫が軽トラを止めた、庭に飛んで行ったら・・・
夫は、もう、網を持って、池の方に、走って行ってました。

わたス・・・
「今日、貰って来たの? ちょっと、写真撮らせて・・・」って、ブルーのプラスチックの箱を覗いたら・・・↓



夫、曰く・・・
「そんな事してる暇はない! 早よ、池に入れなダメや!」って、容器に網を入れたら・・・
バシャ!

ってね、鯉が跳ねて、汚れた水が、わたスの服にかかって・・・
ギャァー!! 

夫に、「邪魔だ! どけよ!」って、罵倒されましたんです。


なので・・・
もう池に入れた鯉は、どうしているかと行って見たら・・・

おずおずと、探索でもするかのように、池の内側に、泳いでいきました。

新入りの鯉は、全部で5匹・・・
池の深くなった所に、全部集まったら・・・↓



そうこうしてたら・・・
池の住人?住鯉が、何事が始まったのかと、集まって来て・・・
直ぐに、仲良く、泳ぎ始めました。

鯉はね、とっても温和な、温厚な、友好的な生き物です。
金魚は、新人さんが来ると、直ぐに追いかけたり、つついたりして、いじめたりするのですが・・・
鯉は、ほとんど、そう言う事はしなくって・・・
寄り添うように、仲良く、泳いで、新しい鯉に、新たな住処を案内するかのようにいたします。

この間、わたスのおじさん(父の弟)から、夫に電話があって・・・
以前、おじさんが差し上げた鯉を、もう世話が出来ないので、引きとって欲しいと言われた家があるので・・・
我が家にその鯉を、あげるから、夫に、一緒に捕りに行って欲しいと、頼まれていました。

で・・・
昨日・・・
夫は、仕事が、一段落したので、暇を見て、その家に、おじさんと一緒に鯉を捕まえに行ったという訳でした。

おじさんは、趣味で、錦鯉を育っているんで、5匹は、なかなか綺麗な鯉ばかり、寂しい池が賑やかになりました。
昨日は・・・
寂しいやまのうえの我が家に、新たな家族が5匹も殖えた・・・
とっても嬉しいサプライズの一日だったと言う訳でした。

だけどねぇ・・・

家族が増えれば、心配も増える訳で・・・

これから寒さが強まるやまのうえの冷たい水の池で・・・
引っ越してきた鯉達は、冬を耐えて、無事に春を迎えられるのかと・・・
とっても心配しています。

どうか、年老いた両親含め、みんな、みんな、お互い元気で、来年の春を迎えたい・・・って・・・
そんな事を願って、池の鯉を見ている・・・
自分だって、お別れはいつかも分からい、そんな、ヤバイ還暦過ぎのおばちゃんです。

なぁ~ンてね・・・
分かりもしない事で、クヨクヨしても仕方が無いですね。
生きていれば、いつかは、誰でも、きっと通る道なので、恐がる事はないですね。
わたスは・・・
その時が来たら・・・
これで、やっと、娘に逢えるのだと、喜んで、逝きたいと思います。

娘のように、誰にでも優しく、明るく、頑張って、頑張って、最後まで生きたら・・・
きっと、娘と同じ所に逝けるんだと信じて・・・
今日も、私なりに、出来る事を、出来るだけ頑張ろう・・・
出来るだけ、そう、出来るだけ・・・
やまのうえで、ヒッソリと、お花達や、鯉達と、明るく生きていきたいって、思います。↓




娘のように、笑って・・・



今日も、最後まで、見てくださって、ありがとうございました。(感謝)
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コメント (7)
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