仕事が終わりました。
今日も使途行伝3章から記します。
ペテロとヨハネは祈りのために、宮に上った
所、そこに生まれながらの足の不自由な人が
いて宮に入る彼らに施しを乞いました。
ぺテロとヨハネは、彼に目を留めて
「私達を見なさい」と言うと、何か受けると
思い、彼はぺテロとヨハネを見つめました。
ペテロは言った。
「金銀は我に無い。しかし我に有るものを
あなたに与えます。ナザレのイエス・キリスト
の名によって歩みなさい」
右の手をとって起こすと、足の甲と、くるぶ
しが、すぐに強くなり、躍り立ち、歩みだし
て神を賛美しつつ、彼らと共に宮に入った。
民は皆、前に乞食で宮の門に座っていた人が
神を讚美するのを見て、驚きに満ちた。
ここからバックストンの「使途行伝講義上」
からです。
この足の不自由な人は、ただ、その日その日
の生活費をもらいたいと願いました。
神様の目的は完全な贖(あがな)いを与える事
にあります。完全な潔めと、完全な力を与え
ようとしておられます。人の思いをはるかに
越えた、永続する恵みを与えたいと思ってお
られます。
聖霊を受ける時、この恵みを頂く事が出来ま
す。
ペテロは「ナザレのイエス・キリストの名に
よって」と言いました。わずか2ヶ月前に
十字架に付けられて死んだ人です。信じない
人から見れば何の力も無い人です。けれども
ペテロが、この事を語った時に、この人は主
の名を信じて恵みを得ました。又、この人は
大胆に主イエスを言い表しました。
使途行伝3章の記事に戻ります。
多くの人が集まっていたので、ペテロは彼ら
に向かって説教します。
「イスラエルの人々よ、どうしてこの事を怪
しむのか。我らが自分の能力と敬虔によって
、この人を歩ませた様に我らを見つめるのか
我らの先祖の神は、その僕イエスに栄光を与
えられた。汝らは、このイエスを拒んだ。
この聖者、義人を否定し、生命の君を殺した
。しかし神は、この方を死人の中より、
よみがえらせた。我らは、その証人です。
その名を信じた結果、この人を強くし、全き
癒しを与えられたのです。
あなた方も罪を消して頂くために、悔い改め
て心を変えなさい。」
この説教によって５０００人が信者となった。
信じる者男女共に多くの主に属した。
人々、病める者を大通りに出して、ペテロが
通る時に、その影でも覆われる様にした。
又、エルサレムの周囲の町々より、多くの
病める者、汚れた霊に悩まされている者を携
えて来た。皆、癒された。
バックストンの記事に移ります。
「生命の君」これは英語のthe prince of life
「生命の皇太子」という事で、実に興味深い
名です。ヨハネ福音書１７章2節を参照。
