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札幌・円山生活日記

ゼラニウムとムスカリの小径と花手水と。~豊平公園&豊平神社~

「豊平公園」は農林水産省林業試験場の跡地を利用して1977年に開園。約7.4haの広い園内は各種バラ等を栽培している「花木園」や多くの山野花が楽しめる「野草園」などの美しい花壇・庭園のほか子ども達が遊ぶ「遊具広場」や「テニスコート」なども整備された市民の憩いの場です。温室を備えた「緑のセンター」では季節折々の花の展示会や各種教室・講習会なども開催されています。

本日は「豊平公園」と「豊平神社」の散策です。「豊平公園緑のセンター」では5月1日(水)から「ゼラニウム展」が開催されており、また同園の「ムスカリの小径」ではチューリップとムスカリが、同じく「野草園」では春の妖精たちが楽しめるようです。併せて近くの「豊平神社」では4月27日(土)から5月6日(月・祝)までの予定で花詣・花手水が奉じられているとのことで立ち寄りました。結果はゼラニウム、チューリップにムスカリ、春の妖精たち、花手水、更には「豊平公園」のリスたちと見所いっぱいの散策となりました。

【豊平公園緑のセンター】


「豊平公園緑のセンター」入口。

「ゼラニウム展」(於:緑のセンター1階アトリウム/日時:5月1日水曜日から5月12日日曜日)。


「ゼラニウム展」の会場。赤、ピンク、オレンジなどの多彩な花色や花形を楽しめるゼラニウムとペラルゴニウム30品種約60鉢を展示しているそうです。

最も印象的だった《ベラルゴニウム'ピンクウィズアイ’》。会場内の多くの鉢が販売対象となっていました。

【チューリップ花壇“ムスカリの小径”】

次の目的地「野草園」手前の「チューリップ花壇“ムスカリの小径”」ではチューリップの開花も始まり写真撮影の人が集まっていました。チューリップは赤、白、黄いろ等27品種。手前の白いチューリップは‘ポップコーン’ 。
チューリップもムスカリも大変な見頃です。


こちらは原種チューリップ‘タルダ’。花も背丈も小さく細い葉で野趣あふれる草姿です。

【野草園】

「野草園」です。先週には《エゾエンゴサク》と《カタクリ》が見頃だったようですが盛りは過ぎた感じ。替わって様々な春の妖精たちが見られました。その一つ《ヒトリシズカ》です。

《ヒトリシズカ》と《エゾエンゴサク》。

《ヒトリシズカ》と《カタクリ》

《キバナカタクリ(洋種カタクリ'パゴダ’ 》。

《イカリソウ》。

北海道大学植物園」のような群生ではありませんが“山野草の女王”《シラネアオイ》。も咲いていました。

【豊平神社】

一旦「豊平公園」の外へ出て「豊平神社」へ。同神社は札幌市内及び近郊の19神社で実施されている花手水・花詣の共同開催に参加しています。

「豊平神社」は130年以上の歴史を持つ由緒ある神社で開拓の神・山林の神・衣食住の神がそれぞれ奉られており、商売繁盛や五穀豊穣、武運長久などにご利益があるそうです。

「拝殿」脇には神社の鎮座以前より植生している樹齢200年の《ハルニレ》の巨木が大切に保存されています。



「手水舎」。花手水・花詣は4月27日(土)から5月6日(月・祝)までです。

【豊平公園】

帰路に「豊平公園」内を抜けて地下鉄駅へ向かいます。公園内では“ムスカリの小径”脇の立ち木の中にリス愛好家らしき方がいました。


倣って木の上を眺めていると花芽を熱心に食べるリスが2匹います。ただ遠いです。下の方へ降りてきてくれないかな・・と思っていると・・。



辛抱強く待ったかいがあり2匹のエゾリスが降りてきてくれました。
さらに「野草園」隣の林です。こちらにも木の上にリスがいました。


暫くすると木の下の方でカメラ目線を決めてくれました。こんな見所いっぱいの散策でした。ありがとうございました。

「豊平公園緑のセンター」
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間 8時45分から17時15分
休館日 月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び年末年始(12月29日から1月3日)
電話 011-811-6568
https://www.sapporo-park.or.jp/toyohira/

「豊平神社」
札幌市豊平区豊平4条13丁目1-18(国道36号線沿)
受付時間: 9:00 ~ 17:00
電話:011-811-1049
https://toyohirajinja.or.jp/
(2024.5.5)

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