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石ころ

「ダビデとウザ」candyさんのメールより


 あのウザの割り込みの箇所だけを見ると、ウザに神の怒りが発しただけのように思うけど、それだけだと答えにならないとおもうんよ。
でね、その答えが次のみことばにある

「最初の時には、あなたがたがいなかったため、私たちの神、主が、私たちに怒りを発せられたのです。私たちがこの方を定めのとおりに求めなかったからです。」歴代誌 上 15:13

このダビデの告白は、もうあのウザの割り込みの出来事は、ウザ個人の罪の出来事ではなく、ダビデ自身が「私たちに」と告白しているとおりのものだと思います。

私たちがこの方を定めのとおりに求めなかった・・ことが、あの一連の出来事を引き起こしたといえます。
牛がひっくり返そうとしたことも、ウザが割り込んだことも すべては神の許しの中で起こされたこと、それは、すべてこのダビデの罪から発しています。

 同じ「ウザの割り込み」のことを記している歴代誌第一・13章1節~4節には、主の契約の箱を運ぶに当たって、ダビデが、祭司やレビ人たちをも招集して合議したことが記されています。
祭司やレビ人たちは、契約の箱を運ぶときには、祭司がその準備をして、ケハテ族の人々が担ぎ棒を担いで運ぶという、明確な主の戒めを知っていたはずです。

 しかし、この時は、それをないがしろにして、牛車で運んで、主の聖さを冒してしまいました。それによって、「ウザの割り込み」という出来事が起こった

神の定められた方法を冒す(ダビデがレビ人を起用して神の箱を運ぶということ)をしなかったことの根本は、何よりも神をことばを退けている罪、それこそ神を神としてあがめていない表れである=不敬の罪、(これを不従順の罪と書かれていないことはまた意味があることですね。)
によって引き起こされたものではないでしょうか。

ダビデが神の定められた方法で神の箱を運ばなかった罪は、それを語っておられる方を拒む罪。
「語っておられる方を拒まないように注意しなさい。なぜなら、地上においても、警告を与えた方を拒んだ彼らが処罰を免れることができなかったとすれば、まして天から語っておられる方に背を向ける私たちが、処罰を免れることができないのは当然ではありませんか。」

 まことによる礼拝は、人間が好き勝手に神をあがめるということではなく、神が定められたお方、御子キリストイエスの中にあって捧げられることを通してのみ、神が神として栄光をお受けになられるのだということを神によって教えられ、神をあがめることが出来る人は幸いですね。

ダビデの罪から発した不敬の罪から 主はあえて牛に(命じて?)契約の箱をひっくり返されようとされた。
箱を担ぐだけのケハテ族すら、直接契約の箱に触れることすら許されてはいませんでした。
触れることは死を意味しています。

「宿営が進むときは、アロンとその子らが聖なるものと聖所のすべての器具をおおい終わって、その後にケハテ族がはいって来て、これらを運ばなければならない。彼らが聖なるものに触れて死なないためである。これらは会見の天幕で、ケハテ族のになうものである。」民数4

それなのに、ウザは決して触れてはいけない箱に手を伸ばしたのです。
人間の感覚で落っこちるから手を出したんじゃん、などと言うことは、契約の箱について何も知らない人が考えることばです。

よって、ダビデやウザ・・主の言葉を知っていたはずの彼らの行動のすべてが、神を神としてあがめていない行動の表れだったことがわかります。

 ウザの上に神の怒りがくだった。
これはけっしてウザだけにくだった怒りではない。
ウザの事件から主に罪を犯したことをダビデは感じたのか、ダビデは神の御顔を避けた(神の箱を避けた)のではないでしょうか。

 その日ダビデは主を恐れて言った。「主の箱を、私のところにお迎えすることはできない。」ダビデは主の箱を彼のところ、ダビデの町に移したくなかったので、ガテ人オベデ・エドムの家にそれを回した。 サムエル記第二・6章9節、10節

 ウザの出来事の真理を知ることを通して、改めて吟味することが出来ると信じます。 

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コメント一覧

石ころ
エシュコルさんありがとうございます
宿営が進むときは、アロンとその子らが聖なるものと聖所のすべての器具をおおい終わって、その後にケハテ族がはいって来て、これらを運ばなければならない。彼らが聖なるものに触れて死なないためである。これらは会見の天幕で、ケハテ族のになうものである。(民数記4:15)
エシュコル
http://hswofach-wtl.jugem.jp/
民数記4:15ですね。
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