石ころ

今日の歌(2021.01.23)

 

寒中の雨ひっそりと暮れなずみ
待つ人も無く戸締りに立つ

 

コロナ渦に隔てられたる週末は
テレビの面々夕餉の相手


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

ムベ
私は良くも悪くも、人を待つことにあまりこだわりがなくなりました・・
此処まで書いて、ちょっと嘘があることに気づきました。
実は、デ某さんのコメントを心待ちにしていました。

なのに頂いていたコメントに気づかなかったのです。お許しを!
待ち人が来ているのに、玄関に立たせたまま寝てしまっていました。
来るあてのない人さえ、寝ずに待っている憐れは今や遠くなりにけりです。

デ某さんの、ヴィリニュスの雰囲気が何となくわかるような気がします。
私も写真を見た時、この曖昧な空気感になんとも言えない郷愁を感じていました。
薄紫の光の所為でしょうか・・、人の営みに見える人恋しさでしょか・・。
デ某
「…待つ人もなく戸締りに立つ」。
「待つ人のいない幸い」などと申しますと語弊がありましょうか…。
私は 待つ人のいない肚の座った潔さと自由に痛快の念を覚えました。

百人一首の「待宵の小侍従」の詠む
『待つ宵の更け行く鐘の声聞けば あかぬ別れの鳥はものかは』
待つ人がいる焦がれるような小侍従さんの心は寧ろ哀れでもあります。

写真とほぼ同じ光景をヴィリニュス(リトアニアの首都)で見ました。
バルトの国、白夜の六月、夜10時を過ぎてもこの写真の明るさ…。
歌とは脈絡ありませんが、ふっと思い出し 寂寥にひたりました。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事