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石ころ

「鯛とったど~」って気分



 大晦日の今日は良く晴れた青い空、ほっかりと暖かくて、大雪の去年とは大違い。
暮れもなんとなくまったりとした心持ちで過ごしていた。それでもお重は早々に出来上がって、後始末の台所の床磨きも終わってホッ。

あまり早くに済んだので、お正月にお酒が全くないのも何だから・・と散歩代わりにスーパーまで歩いて行った。
田舎町の大晦日は、まだ6時頃なのにもうシンと静まりかえっている。

半月が道案内のように前を行く。家々には松飾りが大晦日を演出している。我が家では松飾りも注連飾りも、何時からか絶えてしてはいない。

 お店はすでに閑散として棚の商品もほとんど空になっていた。何かめぼしい物があったら買っても良いかなって思ってきたけれど・・、取りあえずお酒のパックの小さな方を籠に入れて、魚売り場を覗くと何と鯛が色々並んで居た!しかも半額!中でもひときわ目立つ美しい香川産をゲット!ギリギリ目出度く釣り上げた。

息子が好きなので鯛は必ず買うのだけれど、今年は早すぎると思えたり、養殖ではないかと思えたりで買いそびれていた。まあ、いいか・・って思っていたのだけれど。
ああ、嬉しい!ちゃんとお取り置きして下さって居たんだ。私の愛するお方がね、嬉しいのはそのこと。


 今年は何かとのんびりと過ごさせて頂いていた。嵐の中で主の御翼に温々と居らせていただいていた。
それは、本当に申し訳ないことだけれど、それしか私にはできないもの。主に賜るものを良いことも悪いこともそのまんま受けるだけ。母の乳だけで生きる赤ん坊のように・・。

主に話すことはいつものことだけれど、熱心に祈る・・でもなく、聖書は好きだけれど権威有る方に学ぶのでもなく、教会にも通わないので何の働きもなく、ただ、主の温もりの中に居らせて頂いた日々。

みことばは主から口移しのように、世の空気に触れることなくスウッとこの身に浸みてゆく。その恵みの中に身を浸して、私には嵐の世と隔絶したような穏やかな年だった。

主は、箱舟の戸を外から閉ざして下さる。
ノアには、外の阿鼻叫喚は耳に入らなかっただろう。主の備えて下さった動物たちの鳴き声に守られて・・。
今日に続く明日も、明後日も同じこと。楽しい主の備えの中に居らせて頂こう・・。

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