石ころ

神の家族愛


「そして神は、われわれに似るように、われわれのかたちに、人を造ろう。」聖書
このみことばは、どういう意味だろう・・・と私は長い間疑問に思っていた。

今日ルカ2章を読んでいて、人となられたイエス様を、慈しんで居られるような神様のことばを読み、父なる神様と子なるイエス様の愛は、私たちと同じような、感情のこもったものだったのかしら・・・と考えた時、逆だと気が付いた。

「われわれのかたちに、人を造ろう」この言葉のかたちとは、神の家族の愛のかたちのことかと・・・私たちが神様にその様に造られたから、私たちは家族の中で一番に愛を経験するのだと。

神様が男と女を造られた時、彼らの間は完全な家族の愛のかたちだったのだろう。でも、神様に背いて、彼らの愛は不完全になってしまったけれど、それでも、今も私たちは家族の中で豊かな愛を経験する。

父なる神様は、子なるイエス様を私たちの罪のあがないのために、この世に遣わせてくださったけれど、どんなにお心を痛められたことか・・・罪を知らない方に負わせる人類の罪は、あまりにもおぞましい。

私が救われるために支払ってくださったものが、どんなに神様の家族の痛みに満ちたものであったかを私は分からないだろう。
ただ、浅い感謝を日々捧げるだけの者に過ぎない。

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