石ころ

今守るべき名(申命記25章)

 

 兄弟が一緒に住んでいて、そのうちの一人が死に、彼に息子がいない場合、死んだ者の妻は家族以外のほかの男に嫁いではならない。その夫の兄弟がその女のところに入り、これを妻とし、夫の兄弟としての義務を果たさなければならない。
そして彼女が産む最初の男子が、死んだ兄弟の名を継ぎ、その名がイスラエルから消し去られないようにしなければならない。(5~6)

神の選びの民が消し去られることがないように、イスラエルの民の結婚には子孫に名を引き継ぐ義務が課せられていた。

 

 キリストが来られた新約の今は、父なる神のご計画と、御子キリストの十字架の贖い、助け主なる聖霊の働きに拠り、イスラエル人も異邦人も一つの御霊に拠って繋がれ、神の子らは世界中に増え広がった。

 

キリストによって救われた人々は、感謝をもってみことばに従順する人生を経て肉体の名が失われた先に、永遠に失われることの無い名が準備されている。人生を賭けて守り抜くべき名が天に準備されている。

 

耳のある者は、御霊が諸教会に告げることを聞きなさい。勝利を得る者には、わたしは隠されているマナを与える。また、白い石を与える。その石には、それを受ける者のほかはだれも知らない、新しい名が記されている。(黙2:17)

 

人の不自然な遣り繰りにはよらずに、神の初めのご計画の恵みにより選ばれた者は、みことばに応答して十字架の血潮に罪を洗いきよめられて、永遠の住み家である新しい天と新しい地に住み、主に新しい名で呼ばれて何時までも御許で生きるようになるのだ。

 

 この世での善悪悲喜こもごものストーリィを終えて、主のお憐みとお守りの中で勝利した者にたまわったその名は、造り主がひとり一人に付けてくださる名である。永遠にその名で呼ばれる名なのである。

その白い石にある名は受ける者の他は誰も知らない名とあり、受ける者は知っているということであるが、一体それはどのような名であろう。


きっとその石を受け取った時に「ああ、以前教えてくださっていましたね」と、主とのお交わりを懐かしむ名なのであろう。主と共に地に生きた日々を記念する名なのであろう。


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