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石ころ

馬鹿みたいに素直

 火曜日、久しぶりに共に聖書を開くことができた。彼女に追い打ちをかけるように次々と起こる試練の中で、ご一緒に静まる時を持つことが出来なかった3週間。私は事情を知っていたけれど、ただ祈りつつ主に期待をして待っていただけ。主に彼女のことを放っておいた。私には何も出来ないから。

「大丈夫、誰にも祈ってもらう必要はないよ。イエスさまはあなたの祈りをちゃんと聞いていてくださるから。」そのことを知っておられるから、私に祈って下さいとも何かを願うこともされず、ただ、現状を話されただけで、主にのみより頼んで乗り越えてこられた。
久しぶりにお会いして、私は彼女がちょっとまぶしい。

その後の様子を話されたとき、
「私はずっと祈っているから本当に大丈夫。何もかも助けられているし、自分のするべきことはちゃんと出来た。疲れているけれど、体も元気。でも、一番心配だったのは、もうこのような時を持てなくなるのじゃないかと言うことだった。」

この言葉に驚いた。そして、自分が恥ずかしくなった。私はこれほどイエスさまのことを知りたいと願っているだろうか・・。
そうして試練が信仰を躓かせるのではないことも知った。主がぴったりと共にいて下さるなら、少しも心配をする必要はない。試練はむしろ信仰を強め、イエスさまの助けを多く経験して信仰を深めていた。

 
今日は、マタイの福音書20章のぶどう園の箇所を読んでいて、神様のルールを学んだように思えてひとりで感動している。
ぶどう園に働く労務者を雇いに行った主人は、朝一番に雇った人とは、一日一デナリの約束をしてその通りに支払う。これは普通に労働に対する対価として払われたもので契約通り。

でもその後の人たちにははっきりとした対価が示されなかった。ただ、行き先を示しただけで「それ相当のものをあげる」というあいまいな約束。この人より遅く雇われた人には、ただ行き先を言っただけでその一言さえもない。

後から行った人たちは主人を信頼して従ったということ。最後なんか、実際にぶどう園まで行って働いた人はとても素直な人だと思う。もう、日も暮れようと言う時に、のこのこと出かけるなんて実際勇気がいるもの。常識を破るほどの素直さと勇気。
これって信仰にとても大切なものだと思う、だから主人は彼らを評価して、後に来た者から支払うことにしたのじゃないかな・・。

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コメント一覧

石ころ
電気屋さん、エシュコルさん、優しい口調で書いて下さってありがとうございました。(笑)
「天の御国は・・」で始まっていますね。以前saltさんから教わった読み方だったら、このお話の主人公は神様なので、これが神様の価値観だと思って感動しました。
そうして、私がいつも受けている主の恵みもこのようだと思いました。人間側から考えると、理由も価値もないのに何故か受けているからです。
主は、主を切実に必要としている人、また病人に優しいお方だと思います。

でも、私もこの間まで電気屋さんと同じように読んでいました。労働者の気持ちが身にしみてわかってしまうからです。
一日中暑いなかで働いた人には、主人は「友よ」と呼びかけていますね。主人のために働いたということはちゃんと評価されているのですね。
ねたみやどん欲という人の罪によって、金銀では得られない主人との関係に気づかなくなってしまっていることは残念だと思いました。
エシュコル
そうですよね~。
http://hswofach-wtl.jugem.jp/
素直さと勇気ですか~。しかも日が暮れようとしている時にですよね~。よっぽど飢えていないと、プライドなんて捨てられないでしょうしね~。私なんかすぐに諦めちゃったりしちゃいますから~(苦笑)。見習わないとダメですよね~。
電気屋さんの口調になってしまいました~(笑)
電気屋です
読ませていただき、私も一人感動
そうだったのかマタイ20章!

そうですよね、そう書いてありますのものね。(なぜ、女性言葉?)
前に呼んだときは、仕事が無くて沈んでいたので、朝早く仕事にありつけた人はいいなー,
安心して一日すごせたのだからって思ってました。最後の人なんかどんなに長く不安な一日を過ごしただろうかと、何故夕方近くまでバイトをあっせんする所に留まっていたのか(だって普通無いでしょ夕方からその日に仕事)を思うとき、家に帰りにくい状況だったからいたんじゃないかと思ったりしていました。
まあそれは、労働者サイドからの見方であって、話のポイントは「さきあと」って事と園の管理者はどんだけーってことですからね。
石ころさんありがとうございます。
また、気が向けば聖書呼んでおしえてくださいね。(だから、なぜに女性言葉)
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