石ころ

神の選びに在る計画(黙示録12章)

 

巨大なしるしが天に現れた。ひとりの女が太陽を着て、月を足の下に踏み、頭には十二の星の冠をかぶっていた。
この女は、みごもっていたが、産みの苦しみと痛みのために、叫び声をあげた。(1~2)

 

イスラエルは神に選ばれた民であり、イエス・キリストはその中にお生まれになった。
イスラエルはキリストを生むための権威を与えられ、父なる神と12部族を象徴する栄光ある姿に装われていた。
それゆえにイスラエルは、救い主キリストを憎むサタンに追われ、生みの苦しみを負うことになる。

 

神のご計画を遂行する者には、神によってすべての必要が備えられるが、祝福はその使命のゆえに重圧でもある。ただ、「アーメン」とみこころに従順する時、その荷は軽くなり、すべてを成し遂げさせてくださるのは主である。そうして平安をたまわるのである。

 

わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎが来ます。
わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。(マタイ11:29~30)

 

また、別のしるしが天に現れた。見よ。大きな赤い竜である。七つの頭と十本の角とを持ち、その頭には七つの冠をかぶっていた。(3)

 

神がイスラエルに備えた権威の装いを真似るのは、サタンの虚勢であり権威の偽物である。それらは神に勝利するように見える時があっても、一時的である。神は永遠のすべてを見通す方であり、その反抗も神のご計画には織り込み済みということになる。

 

その尾は、天の星の三分の一を引き寄せると、それらを地上に投げた。また、竜は子を産もうとしている女の前に立っていた。彼女が子を産んだとき、その子を食い尽くすためであった。(4)

 

キリストの初臨を証する巨大なしるしに対抗するように、サタンは大きな赤い竜と悪の権力を備え冠をかぶっている。
栄光にも色々あり、冠にも色々ある。悪は神に逆らうものであり、神の計画を妨げることにすべてを費やして、滅びる虚しいものである。

 

女は男の子を産んだ。この子は、鉄の杖をもって、すべての国々の民を牧するはずである。その子は神のみもと、その御座に引き上げられた。(5)

 

イエス・キリストはイスラエルに生まれて、父なる神のことばである福音を告げ、信じる者を弟子としてすべての人類の救いのために、その罪を負って十字架にかかり、死んで墓に葬られ三日目によみがえり、500人以上の弟子に現れて天に昇られ、今も生きて父なる神の右の座に着いて、キリスト者をとりなしていてくださる。
また、やがて地に再臨され千年の間地を治めて、永遠の新天新地の王となられる。

 

このことは創造の初めからの神のご計画であり、何ものも妨げることはできず、現在進行形で着々と実現していることである。

 

女は荒野に逃げた。そこには、千二百六十日の間彼女を養うために、神によって備えられた場所があった。(6)

 

イスラエルは荒野に追われ三年半の苦難を通るが、その間も、真のイスラエルは神によって養われている。それは彼らの正しさに拠ることではなく、神の初めのご計画が完成するためである。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事