石ころ

キリストに求めた言葉 (ルカ23章)




するとピラトはイエスに、「あなたは、ユダヤ人の王ですか。」と尋ねた。イエスは答えて、「そのとおりです。」と言われた。(ルカ23:3)

ピラトがイエスさまを知ろうとして質問をしたとき、イエスさまはご自身を教えられた。ピラトはイエスさまの無実を知った上で十字架に渡したのだ。彼が神よりも人を恐れたからである。

ヘロデはイエスを見ると非常に喜んだ。ずっと前からイエスのことを聞いていたので、イエスに会いたいと思っていたし、イエスの行なう何かの奇蹟を見たいと考えていたからである。
それで、いろいろと質問したが、イエスは彼に何もお答えにならなかった。(ルカ23:8~9)


主との交わりが成立しないのは、その動機が悪く自分の満足のためであって、主を知ることを求めていないからある。

イエスはこう言われた。「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」(ルカ23:34)

イエスさまは十字架上でキリストを悟らず、嘲り殺す者のために祈ってくださった。私もそのようにして救われた者である。

指導者たちもあざ笑って言った。「あれは他人を救った。もし、神のキリストで、選ばれた者なら、自分を救ってみろ。」

兵士たちもイエスをあざけり、そばに寄って来て、酸いぶどう酒を差し出し、 「ユダヤ人の王なら、自分を救え。」と言った。


十字架にかけられていた犯罪人のひとりはイエスに悪口を言い、「あなたはキリストではないか。自分と私たちを救え。」と言った。(ルカ23:35~39)

彼らが口々にキリストに罵って言ったのは、同じ言葉「自分を救え」であった。
本当に・・、今も人には神の愛がなにもわかってはいないのだろう・・。


 ところが、もうひとりのほうが答えて、彼をたしなめて言った。「おまえは神をも恐れないのか。おまえも同じ刑罰を受けているではないか。
われわれは、自分のしたことの報いを受けているのだからあたりまえだ。だがこの方は、悪いことは何もしなかったのだ。」
そして言った。「イエスさま。あなたの御国の位にお着きになるときには、私を思い出してください。」(ルカ23:40~42)

此処にひとりだけ救いを求めた者が居た。彼は自分の罪を知っていて、救いが必要なことを悟ったのだ。罪を知る罪人の目には、キリストの光がはっきりと見える。

イエスは、彼に言われた。「まことに、あなたに告げます。あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます。」(ルカ23:43)

彼は最後に人の子のイエスさまに出会って、最初に福音を受けた。後の者が先になり、キリストの十字架の栄光を現す働きをした。

そのときすでに十二時ごろになっていたが、全地が暗くなって、三時まで続いた。
太陽は光を失っていた。また、神殿の幕は真二つに裂けた。
イエスは大声で叫んで、言われた。「父よ。わが霊を御手にゆだねます。」こう言って、息を引き取られた。(ルカ23:44~46)


暗黒の中にあるキリストの光は、罪に鈍い人の目にもはっきりと映るだろう・・、この時天地は3時間暗くなった。
イエスさまが御体を裂いて備えてくださったのは、神様と罪人とを隔てていた神殿の幕を裂いて、永遠への道を開いてくださったのだった。

この出来事を見た百人隊長は、神をほめたたえ、「ほんとうに、この人は正しい方であった。」と言った。
また、この光景を見に集まっていた群衆もみな、こういういろいろの出来事を見たので、胸をたたいて悲しみながら帰った。(ルカ23:47~48)


しかしイエスさまは、自分の為に悲しめと言われていた。

しかしイエスは、女たちのほうに向いて、こう言われた。「エルサレムの娘たち。わたしのことで泣いてはいけない。むしろ自分自身と、自分の子どもたちのことのために泣きなさい。
彼らが生木にこのようなことをするのなら、枯れ木には、いったい、何が起こるでしょう。(ルカ23:28.31)

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