石ころ

祭司の罪を覆う装束(出エジプト28章)

 

 神は、幕屋で仕える祭司の装束を作ることをモーセに命じられた。それは、非常に豪華なもので、宝石を用い、金を用いて、神の備えた知恵に満ちた人によって作られる。それは幕屋で仕える祭司アロンに着せるものであった。

 

あなたは、わたしが知恵の霊を満たした、心に知恵ある者たちに告げて、彼らにアロンの装束を作らせなさい。 彼を聖別し、祭司としてわたしに仕えさせるためである。(3)

 

何も無い荒野の真ん中にも関わらず、幕屋の必要はすべて備えられてあった。エジプトを出る時に、神の介入によって差し出された奴隷労働の報酬である。それらの年月がただ無意味な苦難ではなかったのだ。


如何なることも神が命じられるなら、時にしても、物にしても、知恵にしてもすべて備えてくださる。

 

 その中に宝石をはめ込み四列にする。第一列は赤めのう、トパーズ、エメラルド。
第二列はトルコ石、サファイア、ダイヤモンド。
第三列はヒヤシンス石、めのう、紫水晶。
第四列は緑柱石、縞めのう、碧玉。これらが金縁の細工の中にはめ込まれる。
これらの宝石はイスラエルの息子たちの名にちなむもので、彼らの名にしたがい十二個でなければならない。それらは印章のように、それぞれに名が彫られ、十二部族を表す。(17~21)

 

イスラエルの12人の息子の名が刻まれ記念されてある。彼らのすべてが正しかったわけではないが、アブラハム由来の神の約束に拠ることである。

彼らは主の選びに従順して長となり、祝福のイスラエルの12部族として、神のご計画を全うする者なのだ。

 

あなたはアロンの子らのために長服を作り、また彼らのために飾り帯を作り、彼らのために、栄光と美を表すターバンを作らなければならない。
これらをあなたの兄弟アロン、および彼とともにいるその子らに着せ、彼らに油注ぎをし、彼らを祭司職に任命し、彼らを聖別し、祭司としてわたしに仕えさせよ。(40~41)

 

神の命によって油を注がれたアロンを、神に聴き従って作られた祭司の装束で覆うことは、イスラエルを代表して、聖なる神に仕えるための絶対の条件であった。

 

 神に仕える祭司とされているキリスト者に、神が着せてくださったものは、それらに遥かに勝って完璧であり、永遠に不変の価値あるものである。
神に従順されたキリストが、十字架で流された真っ赤な血潮によって、着る者を真っ白に染める聖なる装束である。

 

キリスト者は、どんな時も決して脱ぐことのない装束を着せられて、キリストの愛に包まれ、平安のうちに祭司の勤めを果すのである。
救われた者はみな、主が備えてくださったタラントを用い、聖霊に導かれるみことばに従順して働く祭司である。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事