石ころ

目標を目ざして一心に走っている(ピリピ3章)

 

私は、キリストとその復活の力を知り、またキリストの苦しみにあずかることも知って、キリストの死と同じ状態になり、
どうにかして、死者の中からの復活に達したいのです。(ピリピ3:10~11)


パウロの目標は、キリストとキリストの復活の力を知ることであり、キリストの苦しみと、死まで求めている。それは、死者の復活に達するという望みと、今ある厚いキリストへの愛によることである。


私は、すでに得たのでもなく、すでに完全にされているのでもありません。ただ捕らえようとして、追求しているのです。そして、それを得るようにとキリスト・イエスが私を捕らえてくださったのです。(ピリピ3:12)


キリストに捕らえられた喜びによって、キリストを知ることを切に求めるようになる。


先の事どもを思い出すな。昔の事どもを考えるな。
見よ。わたしは新しい事をする。今、もうそれが起ころうとしている。(イザヤ43:18~19)


あれもこれも知っている、明日も昨日と同じ事だと思うな。経験していると考えるな。誰も主が用意して居られる明日を知らない。
ただ、主だけが知っておられる明日に向かって備えよう。それは過去に留まらずに、明日に向かって、今日走っていることである。ただ、キリストを知るだけのために・・。


兄弟たちよ。私は、自分はすでに捕らえたなどと考えてはいません。ただ、この一事に励んでいます。すなわち、うしろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進み(ピリピ3:13)


天の国籍を持っている者に向かってパウロは言う、
「御国に向かって一緒に走ろう、付いて来い!」
そう、キリストとキリストの復活の力を知る者は走っている者である。そうして、ゴールで待っていてくださる方は、直接見えるキリストであり、直に聞く愛のみことばである。


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