バスターミナルなブログ

全国のバスターミナルやバス旅の紹介(※ブログ内のデータは原則として撮影時のものです)

・新宿発着の「ふじやま号」は高速乗合バスへ

2024年05月28日 | 気の向くままに、、


小田急ハイウェイバスが運行する「富士霊園」(静岡県駿東郡小山町)への墓参りバスツアー「ふじやま号」は、2024年6月1日より新宿発着便が「箱根線」に組み込まれ、高速乗合バス化する事になりました。これに伴い新宿発着では「ふじやま号」の名称が消滅します。



現状の「ふじやま号」の運行日は、土休日や墓参りシーズンです。乗合化する6月1日以降は、毎日運行になり2往復が設定されます。また、新宿の乗降場所は、小田急サザンタワーからバスタ新宿に変わります。

高速乗合バス移行後の運行区間は、バスタ新宿・池尻大橋~富士霊園・富士スピードウェイホテル間です。曜日や便により、御殿場プレミアムアウトレットに停車する「直通」種別になったり、東名足柄、東名御殿場、御殿場駅(箱根乙女口)に停車する「超特急」種別になったりと、ダイヤは変化します。

(※関連して、御殿場側でクローズドドアシステムを採用する「超特急」と、採用しない「超特急」の2つが誕生しました)



利用者は多く、安定した需要のあるバスツアー「ふじやま号」

乗合化によって、今後は、往路と復路で予約を2つ入れる必要が生じてしまったり、利用目的の違う利用者が混乗する形になってしまいますが、片道だけの利用が可能になったので、自由度の高い行程を組めるようになったメリットもあります。例えば、法要で親戚一同が現地集合する場合、高速バスで富士霊園へ向かい、食事後に親戚の車で駅まで送ってもらって、電車や高速バスで帰宅する…なんて行程も組めそうです。

長年続いてきた歴史あるバスツアーに、転機が訪れるダイヤ改正になりました。
 

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・はとバス 車両番号の変わったエクリプス ジェミニ3 181号車

2024年05月26日 | 気の向くままに、、


車両番号の変わった、はとバス、エクリプス ジェミニ3、181号車です。

元の車号は111号車です。最近になり、181号車に改番が行われました。



ナンバーも変更しています。

以前はオリパラナンバーでしたが、改番と同時に緑色ナンバーの希望登録になりました。



今回、改番した理由はわかりませんが、エクリプス ジェミニ3の増備(2024年式)は481、482と続いているので、2021年式の111号車も同様の付番方(×8×号車)にしたのかもしれません。

181号車 品川230あ・181
(旧:111号車 品川200え・111)



111号車時代の同車
 

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・アルピコ交通の新車 三菱ふそうエアロエース 24078号車

2024年05月25日 | 気の向くままに、、


検査標章4月。アルピコ交通の新車、三菱ふそうエアロエース24078号車です。



アルピコ交通(茅野営業所)に2024年式の高速新車が登場。

4列シートでトイレ側が9列であることから、38席仕様と思われます。



なんだかんだで、高速バス主力のトイレ付き4列仕様車の新車導入は、2019年式以来5年ぶりとなりました。ようやくコロナ禍は明けたのだと、改めて実感してしまいます。

24078号車 諏訪200か・163
 

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・秋田中央交通の新顔 エアロクィーン 1641号車

2024年05月24日 | 気の向くままに、、


秋田中央交通の新顔、三菱ふそうエアロクィーン1641号車です。

小田急ハイウェイバス(No.45)から移籍してきました。ようやく巡り合えた1台です。

現状「フローラ号」は1週間に2日しか運行がなく、1362号車や1181号車、995号車もいて(最近は995号車は見ていませんが)、ゴールデンウィークも増車は無しと、撮影は諦めていました。それなのに、期待が薄れると、あっさり現れるのもバス趣味あるあるです。



ボディデザインは「フローラ号」ということでオレンジ色。

小田急ハイウェイバス時代のデザインも同様でした。バスファン的には、親しみを込めて「オレンジ(赤)こけし」と呼ぶこともありますが、これは「フローラ号」運行開始時からの共通デザインで、花の女神「フローラ」に合わせて「花」をイメージしたものだそうです。



秋田200か1641
 

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・リエッセとポンチョが活躍する「さくらが丘線」

2024年05月22日 | 気の向くままに、、


東急バス「さくらが丘線」で活躍する、日野リエッセです。

2003年に運行を開始した、日吉駅~さくらが丘間を結ぶ「さくらが丘線」は、狭隘区間を走行する関係上、開業以来、小型車での運行となっています。運行開始当初はポンチョ(初代)で運行しましたが、利用者は多く、近年は比較的輸送力の大きな日野リエッセで運行してきました。しかし、ツーステップのリエッセは販売を終了。2021年の新車からは、ノンステップの日野ポンチョが導入されました。しかし、ポンチョはノンステップエリアが広い反面、ホイールベースが長く、小回りが利かないデメリットもあります。

結局のところ、「さくらが丘線」に導入したポンチョは、ダウンサイジングした6.3mのショートタイプになりました。




リエッセとポンチョで見比べてみます。

上がリエッセ、下がポンチョ(ショート)です。リエッセは7m車、ポンチョは6.3m車ですが、それでもホイールベースはポンチョの方が長いです。もちろんリエッセも、ポンチョも、日本のコミュニティバスを牽引してきた素晴らしい車両達なのですが、「さくらが丘線」のように路線環境が厳しいと、利用者が多いのに同サイズの車両で代替できない、いわゆる「リエッセ代替問題」に直面します。



「さくらが丘線」のケースでは、車両をダウンサイジングして便数を増やしたり、他の営業所からリエッセを転属させて補充したりして対応していますが、抜本的な解決にはなっていないのが悩ましいところです。何か良い解決方があればよいのですが、、、。


↑たまちゃんバス

関連して、これからEVの時代に移りつつありますが、状況は変わりません。更にEV車に至っては、現状(2024年5月現在)ではショートサイズの設定が無く、路線環境の厳しいところでは導入が難しいです。いっそ、リエッセを西鉄車体でレトロフィット電気バス改造できないものかと妄想してしまいます。

余談ですが、最近乗車した某コミュニティバスでは、病院敷地内のUターンを1度で曲がることが出来ず、バックしてやり直していました。たまたま駐車車両の絡みで条件が悪かったのかと思いましたが、後日乗車しても同様だったので、もしかしたらバックを前提としているのかもしれません。(病院の敷地内なので交通量も少なく問題はありませんでした)小型のコミュニティバス(7m)と言えど、ホイールベースだけで見ると、実は中型車のエルガミオよりも長いので、半径の小さな曲線の走行は気を使うようです。
 

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