京成バスのトヨタSORA、1013号車のデザインが「TOKYO BRT」仕様になりました。
この1013号車、導入時から車両仕様は「TOKYO BRT」でしたが、これまで外装は白色のデザインを維持しており、企業送迎や、東京BRTの増便、連節バス点検時の代走として活躍してきました。今回、車体デザインも「TOKYO BRT」仕様になったことで、より東京BRTでの活躍が期待出来そうです。
ちなみに、1013号車のデザイン変更と関連があるのかどうかはわかりませんが、5月16日より、連節バスダイヤのうち、夜の3山が単車車両で運行となった模様です。
最後に、虎ノ門ヒルズのプラットホームに設けられたデジタルサイネージ。
TOKYO BRT名義で「調整中」と貼られています。
どのような用途で使うのか、興味深いところです。
新宿駅西口に位置する小田急ハルク。
そのビルの前には、小田急グループのバスが発着する35番のりばがあります。
しかし、まもなく訪れる2024年6月1日のダイヤ改正で、小田急ハイウェイバスの「箱根線」と「新宿~三井アウトレットパーク線」の発着がなくなることとなりました。上り便のみ到着していた「箱根線」は、新宿駅西口再開発工事に伴い休止扱いとなります。また、「新宿~三井アウトレットパーク線」は「新宿-袖ケ浦・木更津線」と統合されます。どちらも今後の発着はバスタ新宿に統一される形です。
現状、35番のりばを頻繁に発着しているのは、小田急ハイウェイバスの昼行高速バスだけですから、これらの発着がなくなると、定期的に発着するバスは、小田急バス「宿44系統」(日祝のみ)、小田急ハイウェイバス&秋田中央交通の「フローラ」(週末運行)ぐらいになってしまいます。(※6月は季節運行の「よみうりランド」もあります)一応は「エトワールセト」「ブルーメッツ」「しまんとエクスプレス」、神奈中の「深夜急行バス」も残っていますが、運休しており発着はありません。
歴史を紐解くと、35番のりばは、小田急グループで、たった1つしかない新宿駅の停留所です。
小田急バスの前身である武蔵野乗合自動車が、東京都交通局や京王帝都電鉄と共同で設立(東京駅~新宿駅西口~武蔵境駅間)したのが始まりで、その2社の撤退により引き継がれたものでした。(新宿は小田急バスのエリアではないので、当時は都営か京王の管理だったのかもしれません)今でこそバスタ新宿がありますが、昔は、新宿駅に新規のバス停留所を作ることは非常に難しく、この35番のりばは小田急グループの虎の子として活用されました。小田急電鉄の「箱根線」も、小田急バスの都市間夜行バスも、小田急シティバスの「アクアライナー」も、神奈中の深夜急行バスも、新宿駅を発着出来たのは、35番のりばが存在していたからこそです。
小田急グループにとって戦略上、重要な役割を担ってきた停留所でした。
動き出した西口の再開発。
街は便利に生まれ変わりますが、その一方で、見慣れた光景が徐々に形を変えていくのも、寂しく感じます。
※参考:小田急バス60年史
検査標章3月。遠州鉄道の新車、三菱ふそうエアロエース、1299号車です。
4列シート、トイレ付きの新車が登場。
高速車初のフルカラーLED仕様です。またロゴは「e-LineR」ではなく、「entetsu」となりました。「e-wing」との共用でしょうか?
浜松230あ1299
検査標章2月。東急バス(大田区)「たまちゃんバス」の新車、EVモーターズジャパン、F8series4-Mini bus 6390号車です。
2024年5月より、大田区のコミュニティバス「たまちゃんバス」の車両が、ポンチョからEVに代替わりしました。
東急バスにとって、EVMJのミニバスは「ハチ公バス」以来の導入です。
I6390号車 品川200あ・709