新古今和歌集の部屋

春第二 飛香舎万世の藤

新古今和歌集 巻第二春歌下


飛香舎にて藤花宴侍りけるに      延喜御歌


かくてこそ見まく


    ほしけれ


よろづ


 代を


    かけてにほへる


        藤波の花




読み:かくてこそみまくほしけれよろずよをかけてにおえるふじなみのはな 隠


意訳:こうやってずーと見ていたいものだ。万代に渡って咲き続けるようなみごとな藤の花を。


作者:醍醐天皇だいご885~930宇多天皇の皇子。菅原道真を登用するなど延喜の治と呼ばれる親政を行った。古今集が編纂された。


備考:飛香舎は、後宮の一つで、庭に藤が咲いていることから別名藤壷 未詳


春日部 牛島 藤

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