新古今和歌集の部屋

夏歌 卯花月の如く


新古今和歌集 巻第三夏歌

卯花如月といへるこころをよませ給ひける   白河院御歌

 

卯の花の

 

むらむら咲ける垣根をば

 

    雲間の

 

      月の

 

       かげかとぞ

 

          見る



読み:うのはなのむらむらさけるかきねをばくもまのつきのかげかとぞみる 隠

 

意訳:卯の花が、あちらこちらに咲く垣根を見ると、雲の間の月の影がさしたものかと思ってしまいました。

 

作者:しらかわてんのう1052~1129後三条天皇の皇子。上皇として院政を始める

 

備考:未詳

 

奈良県立万葉文化館 (明日香村飛鳥)庭園

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