新古今和歌集の部屋

定家十体和歌 濃体 寂蓮 勧修寺高顕筆色紙コレクション



  濃躰

たち出でゝつま木

こりこくかた岳の

  ふかきやまぢと

  なりにける哉



新古今和歌集巻第十七
  雑歌中
 山家送年といへる心をよみ侍りける
              寂蓮法師
立ち出でてつま木をりこし片岡のふかき山路となりにけるかな

よみ:
たちいでてつまきおりこしかたおかのふかきやまじとなりにけるかな

備考:
「をりこし」を「こりこく」
文治三年藤原兼実からの題百首



勧修寺大納言高顕卿 濃七

㐧七   濃躰
勧修寺大納言高顕卿筆

勧修寺高顕
江戸前期の公卿。権大納従二位。尹隆の男。元名は敬孝。博学として知られる。茶事を大村杖信に学び、小堀流の茶を能くする。元文2年(1737)歿、43才。
元禄八年(1695年)-元文二年(1737年)
父:権中納言 勧修寺尹隆
初名:敬孝
1727 正三位
1728-1732 権大納言
1731 従二位


六躰和歌集 色紙


平成30年9月19日 参點八/七
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