probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1966~

2015-05-30 17:07:55 | 懐かし洋楽
今回は、1966年の今ごろチャートインしていた曲、
The Mindbendersの"A Groovy Kind Of Love" です。(Pop #2 UK #2)



この曲も、80年代に、Phil Collinsが、バラードアレンジでカバーして、
大ヒットさせましたが、自分は、オリジナルのほうが好きかなぁ。

もちろん、フィルおぢさんのバージョンのほうを先に聴いたのですが、このオリジナルを聴いたら、
フィルさんのほうは、ちとセンチメンタル過ぎるかなぁなんて思いました。

マンチェスター出身のThe Mindbendersは、60年代にソロでも活躍した、
Wayne Fontanaのバックバンドのような形でスタートしていて、
創設メンバーには、のちに、10ccで活躍したEric Stewartもいたんですんねぇ。

最初は、Wayne Fontana & The Mindbendersという名称だったようですが、
そのWayneさんが65年に独立、その後にリリースして、
すぐに大ヒットとなったのが、この曲だったみたいです。

なお、詞は、あの、Carole Bayer Sagerなんですね。

1966年5月28日付けのビルボード誌です。

Hot100は、わりと最初のほうにあります。

1位は、先日他界した、あのシンガーのあの大ヒット。
Stonesのあの名曲も、急上昇ちう!

(新)ベストアルバムを語るわよ!(90)(追悼 Louis Johnson)

2015-05-29 07:51:06 | その他のCD

・Classics, Vol. 11 - The Brothers Johnson (今回は、リンク先で試聴はできません。m(__)m)

70年代の後半に、"I'll Be Good To You"や"Strawberry Letter 23"といった、
ポップなR&Bクラシックを、クインシー師匠のもと発表し、
80年のダンスクラシック、"Stomp!"で頂点を迎えていた、
The Brothers Johnsonの、1987年リリースのベスト盤です。

Vol.11っていうのは、彼らの11枚目のベストということではなく、
当時、A&Mレコードが25周年を迎えていて、
籍を置いていたアーティストのベストが、何枚かリリースされたようなのですが、
その11番目に選ばれたアーティストが、彼らだったということみたいです。

といったところで、弟のほうの、Louis Johnsonの訃報・・・。

まだ60才ということでしたなぁ。

"Stomp!"のあとは、何枚かアルバムをリリースしたものの、
80年代は、もうひとつ大きなヒットは生めなかったブラジョンでしたが、
あの"Biliie Jean"でのLouisの客演ベースは、語り草になるほど、
リスナーを耳を魅了いたしましたね。

曲は、81年に、Popチャート67位、R&Bチャート11位を記録した、↓この曲を。
日本でのLIVEの映像のようですね。



R.I.P.

No.41 コレクション (4)

2015-05-28 10:07:12 | 懐かし洋楽
1980年のHot100で、最高位41位だった曲、
4曲目は、映像がありました。ちょっとサイズがアレなんですが。(^_^;)



80年の3月に、41位になりました、Foreignerの"Women"ですね。

タイトル曲と"Dirty White Boy"がTop20入りするヒットとなった、
79年リリースの3rdアルバム"Head Games"からの、
この曲は、3曲目のチャートインだったのですが、
あと一歩で、Top40には届かなかったようです。
でも曲は、かっこええですなぁ。

ただ自分は、リアルタイムで聴き始めたのは、
このあと81年の"Urgent"からなので、
Foreigerというと、4人組というイメージがあって、
なんか、違和感を感じちゃうのですが。(^_^;)

現在のForeinerは、Mick Jonesさん中心に、6人で活動しているみたいですね。
Louさんのほうは、2009年にソロアルバムを出していて、
今は、ソロでステージに立っているようであります。

ビルボード誌が見つかりませんので、1980年3月22日付けのCashboxのチャートです。

この曲は、49位ですね。

{短期企画}80年代の名曲は、じつはカバーだったのねん。(終)

2015-05-26 19:02:15 | 懐かし洋楽
というわけで、自分の無知ぶりをさらけだしていこうという短期企画、
予告どおり、今回が最終回であります。

で、今回は、つい最近知ったこのナンバーであります。



Traecy Ullmanの1983年のヒット"Break-A-Way"でしたね。
USチャートでは、70位どまりだったようですが、
UKチャートでは、こちらがデビューヒットで、4位まで上昇していたようです。

で、この曲がカバーだったっていうこと、
先日のNHK FMの『アメリカンポップス三昧』を聴くまで、知りませんでした。
やっぱり、ああいう番組は、聴けるときは聴かなきゃと、改めて思いました。

オリジナルは、"Soul Queen of New Orleans"と呼ばれ、
ArethaやEtta Jamesと比較されることもある、Irma Thomasがオリジナルだったのですね。



64年のヒット曲"Wish Someone Would Care"のB面に収録されていた曲だったようです。

まだまだ、カバーだということを知らないで聴いている曲、
いっぱいありそうだなぁと思った瞬間でした。
また、そんなのありましたら、不定期でネタにさせていただくかもしれません。

ありがとうございました。m(__)m

"Rock Me Baby" (追悼 B.B. King)

2015-05-25 19:18:24 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Rock Me Baby"です。

まずは、先日、89才で、この世を去ってしまった、B.B. Kingの、
1964年のヒット曲である、↓こちらです。



自分は恥しながら、また例によって、ベスト盤しか持っていないのですが、
しかし、そんな、Bluesの熱心なリスナーでなくても、音楽ファンなら、
B.B.さんを知らなかったっていう人は、少なかったのではないでしょうか。

わりと近年では、Eric Claptonとのコラボアルバムもあったし、
80年代では、U2と共演して、シングルヒットも放っていたということもあるのですが、
それ以前に、調べてみると、ビルボードのHot100に入った曲が、じつに、35曲もあったんですね。
これは、Bluesというジャンルにカテゴライズされるアーティストでは、
異例の多さではないかと思います。

(ちなみに、3キングと言われた、あとの2人、Albert Kingは2曲、Freddie Kingは4曲でした。)

Bluesというジャンルを身近に感じさせてくれた、
最大の功労者であったことは、間違いないのだろうと思います。

R.I.P.

もう1曲の"Rock Me Baby"は、、72年の"Stir It Up"や
"I Can See Clearly Now"の大ヒットで知られる、
レゲエ系のSSW、Johnny Nashの、85年のシングル曲であるこちら↓です。



アメリカではヒットは記録していないのですが、
オーストラリア、ドイツ、スイス、ノルウェーでは、
Top10入りする大ヒットになっていたようで、
カバーバージョンも、何曲か作られているみたいです。