probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1982~

2017-09-30 19:38:54 | 懐かし洋楽
今回は、1982年の今ごろチャートインしていた曲、
Sheena Eastonの"Machinery"です。(Pop #57)



同年リリースの、Sheenaの3rdアルバム
"Madness, Money & Music"からの1stカットでしたね。

それまで、順調に、UKチャートや、
USチャートでヒットを放っていたSheenaでしたが、
この曲、不発だったんですよねぇ。
UKチャートでも、38位までしか上がらなかったようです。

日本では、化粧品のCMで使われていたこともあって、
けっこう、ラジオで、よくかかっていた記憶があるのですが、
少し、それまでとは違うイメージの曲だったからか、米国のチャートでは、
Top40に届くことはなく、早々にチャートからは消えていきました。

このあと、すぐに、2ndシングルであるバラード、
"I Wouldn't Beg for Water"が切られましたが、
こちらも、Hot100では、64位までしか上がらず、
Sheena、終わったか?と、一瞬思わされましたが、
翌年、Kenny Rogersとのデュエット曲"We've Got Tonight"と、
ソロでの楽曲"Telefone (Long Distance Love Affair)"を連続ヒットさせ、
面目躍如、80年代は、このあとも活躍が続きました。

1982年9月25日付けのビルボード誌です。

1位は、未発表曲などを加えた、
オールタイムベストがリリースされたばかりの、あのバンドの、あの名曲です。

人名ポップス事典(i <1>)

2017-09-29 19:35:15 | タイトルに人名が入っている曲
タイトルに人名が入っている曲、今回からはiです。
1曲目は、アトランタ出身の、このボーイズグループのヒット曲です。



1990年に、Popチャート9位、R&Bチャート6位を記録した、
Another Band Creationの"Iesha"ですね。

prod.は、Dallas Austinで、曲の作者は、そのDallasと、
New Edtion & Bell Biv Devoeのメンバー、
Michael Bivinsでありました。

グループは、その、Michael Bivinsが発掘した、当時のキッズたちで、
この曲は、やはり、Michaelが人気者にした、
Boyz II Menのデビューにさかのぼること、1年前のヒット曲でありました。

その、Boyz II Menのデビューヒット"Motownphilly"の歌詞の中には、
♪Boyz II Men, ABC, BBD...というフレーズがありましたが、
ABCとは、このAnother Band Creationの省略形のことでしたよね。

グループは、この曲を収録した1stアルバムをヒットさせたあと、
93年に、2ndアルバムをリリースしましたが、
こちらが、まったく不発に終わり、そのまま、解散ということになったようです。

メンバーたちの現在を探っていったのですが、
残念ながら、確かな情報にはたどり着けませんでした。
今ごろ、イケメソになっていそうなお年頃ですけどね。

90's #25

2017-09-28 10:15:58 | 90年代のお気に入り曲50曲
90年代のお気に入り曲50曲、第25位は、
After 7の1995年のヒット"'Til You Do Me Right"です。
(Pop #31 R&B #5)



昨年、じつに、21年ぶりのNewアルバム"Timeless"をリリースした彼らの、
その前作にあたるアルバム"Reflections"からの1stカットでしたね。
prod.は、Babyfaceで、曲の作者は、その童顔氏と、
グループのメンバーである、KevonとMelvinの、Edmonds兄弟3人であります。

デビューアルバムからは、R&BチャートでのNo.1ヒットを2曲放っていた彼らからすると、
もうひとつ物足りないチャートアクションであったような気もするのですが、
自分は、彼らの曲の中では、この曲が、いちばん好きだったですね。

なお、この曲、オーストラリアとニュージーランドでは、
本国以上のヒットを記録していたらしく、
とくにオーストラリアでは、ゴールドディスクを獲得するヒットになっていたようです。

今週の気になる新曲2曲。

2017-09-26 19:27:40 | 最近の洋楽
何週か前に、Adult R&Bチャート上の、元ご夫婦をとりあげましたが、
今回は、カントリーチャート上での、元ご夫婦です。
どちらも、Hot100にも入っていると思いますが。

まずは、元旦那さん、Blake Sheltonの新曲"I'll Name the Dogs"です。



11月にリリースされるNewアルバム"Texoma Shore"からの先行カットですね。

男性カントリー界も、Sam Huntなどの台頭で、
世代交代が進んだ感じもありますが、
まだまだ、中堅、ベテランもがんばっております。
犬に名前をつける...って、どんなことを歌っているのかも気になりますなぁ。

で、元奥様、Miranda Lambertのナンバー"Tin Man"です。



こちらは、新曲というか、すでに昨年11月にリリースされております、
最新アルバム"The Weight of These Wings"からの3rdカットになります。
Americaの曲に、まったく同じタイトルのヒット曲がありますが、
同名異曲で、作者は、ご本人と、カントリーシンガー仲間の、
Jack IngramとJon Randallの3人のようです。

80年代の名曲を、カバーやネタ使いとともに振り返りませう。(97)

2017-09-25 10:35:32 | 懐かし洋楽
今回は、ネタ使い編です。

まずは、ネタ使いしてるほう。
今や、押しも押されぬトップスターになった、この人の、
2006年の大ヒット曲である、こちらのナンバーです。



Rihannaの"SOS"、2ndアルバム"A Girl like Me"からの1stカットで、
その後、No.1ヒットを量産することになる彼女の、
この曲が、記念すべき、ビルボードのHot100での、
初のNo.1獲得曲だったんですねぇ。

で、サンプリングしているのは、もちろん、この曲。



Soft Cellの"Tainted Love"邦題「汚れなき愛」ですね。
81年リリースのナンバーで、本国UKではNo.1、
ビルボードのHot100では、最高位8位を記録する大ヒット曲でした。

Hot100では、一度、64位を記録して、一旦、チャートを下降し始めたものの、
再び、上昇気流に乗って、8位まで上がり、通算、Hot100内に、43週ランクインして、
それまで記録を持っていた、Paul Davisの"I Go Crazy"の39週という記録を破り、
新記録を作ったんでしたね。

(現在はImagine Dragonsの"Radioactive"の87週が最長記録です。)

ただ、この"Tainted Love"、Soft Cellがオリジナルではないんですよね。
これも、じつは、けっこう長いこと知りませんでした。

オリジナルは、あのMarc Bolanとの間に、
子どもももうけていて、彼が自動車事故で亡くなったとき、
その車を運転していたということでも知られる、
シンガーのGloria Jonesが、1964年にリリースしていた曲なんですね。