probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Boxes - Goo Goo Dolls

2016-05-31 18:15:12 | 新譜CD

・Boxes - Goo Goo Dolls

約3年ぶりのNewアルバム。

売れだしたのは、90年代半ばくらいからですが、
結成からは、ことしで30年になるのだそうです。

前作"Magnetic"をリリースしたあとで、
売れ始めたあたりからのドラマー、Mike Malininが脱退し、
サポート以外の新メンバーを入れていないみたいなので、
結成時からのメンバー、JohnとBobbyの二人組になっていまして、
ふたりとも、50代に突入したんですね。

サウンド面は、ここ何作か、徐々にそんな感じはありましたが、
今作で完全に、ヒットを飛ばしていたころの、疾走する感じのギターロックから、
スケール感のある、成熟したロックに変わってきましたね。
悪くはないのですが、そこらへんが、自分はちょっと、さびしくもありかな...。

2014年に"Cool Kids"をヒットさせた、Echosmithの女性ボーカリスト、
Sydney Sierotaをft.した曲もあります。


80年代の名曲を、カバーやネタ使いとともに振り返りませう。(70)

2016-05-30 10:29:24 | 懐かし洋楽
今回は、カバー編です。

まずは、カバーしているほう。
昨年、愛するパートナーと、お兄さんを、
ほぼ同時期に亡くすという、悲しい出来事が続いて、
精神面への負担の大きさから、その後の動向が心配されていましたが、
先日の、Billboard Music Awardsのステージで復帰してくれた、
Celine Dionの、このナンバーです。



2007年にリリースされたアルバム"Taking Chances"に収録されていました"Alone"。
シングルカットもされておりましたね。
このときは、日本でもドーム公演があって、自分も行きました。
たしか、この曲も歌ったと思います。(ちょっと記憶に自信ないけど。(^^;))

で、この曲は、もちろん、このグループの曲として知られております。



87年リリースの、Heartのアルバム"Bad Animals"からの1stカット。
アルバムは、USチャートでは2位が最高だったようですが、
この曲は、チャートのトップに立ちました。

で、これだけの完成度。
当時は、Heartのバージョンもカバーであることは知りませんでしたが、
ヒットしたあとで、じつは・・・と、いろいろなところで紹介されて、
↓こちらがオリジナルであることを知りました。



この曲の作者でもあり、MadonnaのLike A Virgin"をはじめとして、
数々の名曲を生んでいるコンビ、Tom KellyとBilly Steinbergが組んでいたユニット、
i-Tenが、唯一残している、83年リリースのアルバム
"Taking A Cold Look"の中の1曲だったんですね。

これはまた、Heartのバージョンとは違った味わいがありますが、
やっぱ、ちょっと地味かな・・・。

アルバムは、そんなこともあって、ずっと高値が付いていたようですが、
2009年にCDでリイシュされたようで、現在は廃盤っぽいですが、
そんなには高額になっていないみたいであります。

Time Machine ~1984~

2016-05-29 09:34:11 | 懐かし洋楽
今回は、1984年の今ごろチャートインしていた曲、
INXSの"Original Sin"です。(Pop #58)



同年リリースの、彼らの4thアルバム"The Swing"からの1stカットでした。
東京タワーやら、晴海ふ頭やら、当時の東京風景満載のビデオであります。

1980年にデビューして、本国オーストラリアでは、
すでに、そこそこの人気者だった彼らが、
83年リリースの3rdアルバム"Shabooh Shoobah"から、
初のUSチャートでのTop40ヒット"The One Thing"を放ち、
prod.にNile Rodgers、バックボーカルにDaryl Hallを迎えたこの曲で、
おそらくは、本格的なUS進出を目論んだのであろうと思うのですが、
Top40にすら入ることできずで、ちょっと拍子抜けの感がありましたね。

ただ、本国では、初のNo.1獲得曲となり、アルバムも1位になって、
国民的バンドへと、一気に飛躍していくことになりました。
アメリカでの人気も、このあとのアルバム"Listen Like Thieves"、
"Kick"で、大きくアップしていきましたよね。

バンドは、1997年に、ボーカルのMichael Hutchenceが亡くなってしまった後も、
活動を続けていましたが、2012年に、30年を超えたキャリアにピリオドを打っております。

この週のビルボード誌が見つかりませんので、1984年5月26日付けのCashboxのチャートです。

1位は、あの大ヒット映画のサントラから、2曲目のNo.1ヒットになった、あの名曲。
この曲は、65位上昇中です。

(新)ベストアルバムを語るわよ!(108)

2016-05-27 19:22:20 | その他のCD

・Ratt & Roll 8191 - Ratt

Rattの、1991年に出ていたベスト盤ですね。

彼らも、このあとに何種かベスト盤は出ていますが、
一番有名な盤なのではないかと思います。
"8191"っていうのは、活動開始の81年から、
リリース時の91年までという意味らしいです。

Motley Crueとともに、L.A.メタルと呼ばれたムーブメントの代表格でありましたが、
ヒット曲がいろいろあるMotleyと比較すると、
誰でも知っているヒットというのが、
84年の"Round And Round"くらいしかないのが、ちょっとさびしいですが、
19曲入りで、代表曲は、ほぼ押さえられているこの盤は、
ロック好きは、やはり持っておきたい一枚でありますね。

曲は、1988年のアルバム"Reach for the Sky"からのカットでしたが、
なんで、こんなにカッコいいのに、75位までしか上がらなかったのかが不思議な、
"Way Cool Jr."を~。




今週の気になる新曲2曲。

2016-05-26 10:28:33 | 最近の洋楽
今回は、Adult Contemporaryチャートから。

まずは、すでにもうベテランですね。
カントリーシンガーの、Trisha Yearwoodの新曲"Broken"です。



アメリカで3月にTVで放映された、キリスト最後の日々を描いたミュージカル
"The Passion: New Orleans"のサントラからのカットみたいです。

Trishaも出演していたみたいで、サントラには、
もう何曲か、彼女の曲が収められているようです。
他には、Sealが歌う、Tina Turnerのカバー、
"We Don't Need Another Hero"も入っているみたいで、
すでに発売されているようですが、ちょっと注目。

もう1曲は、1976年の"Moonlight Feels Right"の大ヒットで知られる、
Starbuckの中心メンバー、Bruce Blackmanの新曲"Walking In The Park"です。



ちょうど1年前にも、"Doing Nothing"という曲をピックアップさせておったのですが、
コンスタントに、ACチャートには顔を出してきているみたいですね。

まだまだ、こういったナンバーが、アメリカのラジオで需要があるっていうだけでも、
なんか安心しますなぁ。