87年、米。メルギブソンがブレイクしたシリーズ。
リチャード・ドナー監督。メルは若いころの方がいいな。
4作ある、刑事エンタメ。
あまり記憶にない。何かで見ている？
米はとにかく銃の国を証明する刑事映画。
上司刑事、ダニーグローバー、マータフ役、
家のTVは三菱だった。
リッグス役、メル、過激、爆破、銃撃が満開。
ベトナム戦争がらみ、麻薬カルテル・・
過激に撮れれば映画。４まで、録画はした。
全8話。前も見ている。先月録画わすれ、今月見た。
デンマークの郊外が舞台、原作あり。大ヒットドラマ。
米でリメイクされた。おもしろかった。
プロファイラー、30代、ルイ―セが主演。
刑事たちと協力し事件を捜査する。
心理学者、フロファイラー職を
あまり信用していないので★４つ。
前半から3年後の後半。
8話で、うまく収まり、ラストもよい。
二人が惨殺。犯人は農場コミュニティに参加の
若い男。妹がいる。二人の兄弟とコミュニティのボス、
妹が生んだ子供など、複雑に絡みあうが、しっかりまとまった。
最近のドラマは必ずといっていいほどLGBTQ、
ここではゲイが出る。
そして小児性愛者。トレンドのよう。
全編、暗い画面が多い。デンマークも人が少なく、
夜、早い時間でも一人で歩くは怖い。
ルイーセのアパート、デザインがさすが北欧。
すてき！SFみたいな建物。
ルイーセ自身が過去の事件で、相当なトラウマを抱え、
悪夢にうなされる夜。
仕事休めばいいのにと思うほど・・
母は20代で死亡。父ともうまくいってない。
一人っ子。独身。
刑事フレデリックは既婚だが、後半で離婚。
ラスト、彼と一緒になるか・・
１が18年、２が23年。海洋アクションパニックもの。
ながらみ。モンスターは巨大サメ。
巨大イカも登場。(^^)/
ジェイソン・ステイサム。エンタメとして気軽にはいい。
ちょっとSFか・・ステイサムは、もっと大柄と思っていたが
普通かそれ以下で意外と小柄。
中国人なども出演。海洋研究と巨大サメコラボの展開。
22年仏、スペイン。TIFFでグランプリなど受賞。
実話をもとにとあるが、変えているらしい。
仏からスペインの田舎、ガリシア地方へ移住の夫婦。
理想を求めすぎた結果こうなったと思う。
冒頭の馬を男3人で素手で殺す方法、これが伝統のガリシア地域。
恐ろしい。この方法で彼は・・
81年生まれの監督は構想に6年かけた。
夫婦はスペインの貧しい兄弟の近くに住み、
畑でオーガニック農法？をしている。
彼らがなぜ、ここを選んだのかはわからない。
スペイン語もっと話せるようになって来れば（笑）とまず思う。
中年で孫もいる。危なっかしい選択、
田舎隣人の恐怖に巻き込まれるは、あると感じた。
やや呑気すぎる。
村は風力発電の話しが持ち上がり、それでお金が入ると
村人、兄弟たちは、唯一反対する夫婦を脅かす。
当然かもしれない。デンマーク映画でも風力発電が
あったが、動く音がうるさいと、実際どうなのだろう。
貧しい村でお金が入るなら、それまでの彼らの長い日々を思うと
仏からふらっときて理想を追う夫婦とは立場が、かなり異なる。
全体に暗め映像、セリフが多い。
同じようなケンカの会話が何回も。
前半、音楽は不穏な音だけ。
後半は妻の視点で描かれる。
仏にいる娘も心配し来てくれる。
見ていて、独身隣人兄弟にレイプさせるのでは、
と思うほど、あぶなっかしい。
ラスト、遺体は発見されるが、されても時が経過。
傷んだ遺体から殺人かどうか、証明できるのか・・
すっきりしない。警察の力も低い。
妻は殺人と確信しているが、簡単ではないだろう。
すっきりしない所が幾つかある映画。
23年日本。家族が録画でみて～というので
日本映画ほぼみないが見た。
解説には社会派、介護系とあるが全く違う。
介護経験2回。昔まだ介護保険がなかったころと、
近年在宅介護を経験した。
松山ケンイチ、介護士。長澤まさみ、検事役。
藤田弓子、長澤の母役。綾戸千絵。
長野介護事業所でマツケンは働く。皆に好かれているが、
実は介護5位の人を殺害していた。
まず警察がほぼ出ない事がおかしい。
1か所で3年位で41人の死。普通ありえない。
遺族も急死でおかしいと思わないのか？
ニコチン注射だけで大人が死ぬ？
すぐに死んでいる。
マツケンも寝たきり父を介護。生活ができず、行政へ生保を
申請する。断られる。これもおかしい。
若いので働ける。父をどこかに預ける、訪問介護など
相談すれば方法はあるはず。
それがなく、却下され父殺害って。
田舎でも、41人の死、すぐ警察捜査開始でしょう。
リアリティない展開、
原作があり、５０代か、知らない作家だった。
これで映画化を選んだ、前田哲監督も目も疑ってしまう。
現実を見ず呆れた。
取り調べも検事まさみとマツケンだけ。
弁護士がついていない。
いらないといったのか？マツケンの精神鑑定は？
ラスト、1カット、マツケンを尊敬していた介護女性研修生、
20代が風俗にいるカットが入る。何だこれは！怒。
マツケンが逮捕でショック。風俗直行（笑）
父をいれ42人殺害、彼は殺害に快感があった？
私にはサイコキラーの話し。
9時間以上再見、
スウェーデンの🚑は黄色。
警察の制服もかっこいい。
寒さに慣れているのか、みな、それほど厚着ではない。
主張が強く女性でもはっきりものを言う。
ミカエルの妹、弁護士は妊娠中に、兄から頼まれ
難しいリスベットの弁護を引き受け
検事の言葉を、退け証拠、証言を出していく。
それにしても、原作者、スティーグ・ラーソン、
５０歳での急逝は早すぎるよ・・
次作もすべて書いてほしかった。
写真を見ると温厚そうな男性。
この３部作は、死ぬまで何回かみていきたい。
原作を再読しつつ、完全版を再見している。
リスベットの底からわきあがる強さ。
簡単には殺しはしない。
少女時代の過酷、凄惨な入院生活。
そうそうないと思う。
多分映画では１回も泣かない。
すぐに泣くのは、まだまだ悲しみは
薄いということがわかる。
ミカエルも寡黙な時と饒舌な時。怒り爆発で緘黙。
二人のコンビはいい。
ミカエルの代わりに編集長になる人妻エリカと
普通に付き合う感じも、いかにも北欧。
20年米、Mキートン、Sトゥーイッチ。
９１１米、同時多発テロの遺族などへの補償をどうするか。
全編米らしい物語、原作あり。
キートン演じるケン弁護士とカミ―ルは政府側で開始。
ケンに大統領からも電話が入る。
２０03年12月までに、遺族など8割に自主的に
公的資金からの補償をとりつけること。
遺族から提訴されないために、提訴があれば米経済は停滞し
何年も訴訟はかかる。提訴の放棄が目的でもあった。
数式で遺族への金額を提示というキツイ仕事となった。
被害者は富裕層もいれば、低い所得もいた。
テロのビルには多種の職業があった。
そもそもテロは米が多いが、わずか2年少しで
この背景は知らなかった。
日本では、御巣鷹に墜落の日航機を思う。
ちょうど私にも大きな出来事があった時期。
興味もあり御巣鷹関連本は3冊は読んでいる。
あの事故は原因も解明されず、
10年位かけJAL社員が遺族に1対１で対応し
ほぼ和解を得ている。
「スポットライト」でも共演のSトゥーイッチ、ウルフは
妻を亡くし、彼が、この数式ではダメと反論、彼主催の会合を開く。
ブログでも発信する。
この辺りは、日本人の曖昧な心と違う意思を感じた。
興味深いこと。
死者のプライバシーも暴露された。
ある消防士は英雄、勇敢と言われたが、
実は愛人との間に子供が二人。妻は前から知っていた。
最終的にその家族にも補償をしてと、妻からケンに語る。
ゲイのカップルもいた。最後に電話してきたのは、僕にだ、
長く付き合っていた。
NY州はゲイを認めるが、州が違い相手には支払われなかった。
父母は息子をゲイと認めなかった。
初めはケンはあくまで提訴阻止側で、遺族と話を
ほぼせず金額を考えるだけ。
同じオペラ好きのウルフの言葉で、気持ちが変化していく。
期限の日に、最終的には8割以上の申請があり
ケンとチームはほっと拍手。
後遺症などは後から出ることもあるので
期限も延長された。
米の公的資金から5560人に７０億ドルが支払われた。
ケン、カミールは健康被害に苦しむ人の救済を
現在も継続中。
難しい仕事を引き受けたケン。ベトナム戦争の枯葉剤の案件も
受け持ったという。
遺族への支払い額、皆、お金ではないというが、
現実的にはお金も必要だろう。
話をきき気持ちを少しでも理解する。これが大事だった。
ポンと札束だけでは、無理はわかる。テロから2年少しで
ここまで、まとめた米の弁護士グループ力も感じた。
01年、イタリア、米。再見。
Jトルナトーレ監督は絶賛するファンも多いか。
「海の上のピアニスト」「ニューシネマパラダイス」も苦手。
これはMベルッチファンは必見。原作あるのか・・
シチリア島、１９４０年～。マレーナ、夫は戦場へ。
一人家で待つ。誘惑が多いが夫をずっと思う。
モニカはとても美しい女優、作品に恵まれないような。
ここでも彼女を見るだけならいい。
大げさ、煽り系、セリフがうるさく感傷的、
お涙狙いを感じてしまう。
少年の成長物語でもある。今ならストーカーになる。
ここまではやりすぎ。
村の他の男たちも、マレーナをあれほど見ていて暇すぎる。
夫は戦死、教師の父も空襲で死ぬ。
生活のためドイツ兵と買春。
島の女たちは、マレーナをリンチしヘアもズタズタに切る。
相当ひどい。少年はみているだけ・・
その後何人かと付き合ったが、マレーナを忘れないと。
そうなのかな・・この少年の気持ちもちょっと不可解。
夫は片腕を無くしたが、村に戻る。
またここで暮らすのか・・
父がいた故郷でもあるからか？
夫婦の気持ちもわかりにくい。
マレーナの歩行姿が多かった。
3部作の完結編。
とても面白かった１～３部、9時間少し。
リスベットは瀕死の重傷、ICUで治療。
若き主治医が理解者、彼で良かった。
ミカエルに依頼されたモバイルをリスベットに密かに渡し、
病院食は食べない。好きなピザまで頼んでくれた。
かつての公安仲間たちは
名前、顔が一致せず覚えられず
少し退屈な場面もあったが、
後半、リスベットが被告の裁判では、
緊張感ある場面が多くなる。
この裁判の被告、彼女のファッションは、
映画史上、今後も多分ここまではない。
見てみて（笑）圧倒。
ミカエルは脅迫されても、
エリカに反対されても、何としてもリスベットの
容疑を晴らす特集を出したい。
ロシアのスパイだったリスベットの父を発端に、
娘である10歳の彼女を巻き込んだ、
スウェーデン公安の過去巨悪を暴こうと
眠らず必死にペンを取る。
裁判ではミカエルの妹弁護士が活躍。
妊婦なのに、睡眠とらずがんばる。
リスベットの友人、ハッカーが元精神病院長の
メール、小児性愛の画像などを送ってくれた。
リスベットはラスト１０分～に殺されそうになるが・・
ミカエルとの最後1シーンがいい。
はじめてミカエルにありがとう、タッケ、といい、
彼も感謝している、と、じゃまた、
二人はリスベットの玄関で別れる。
スウェーデンの街は昼間でも人が少ないのが再びわかる。
海が見えるリスベットの家、いいな～
どの人物も主張があり、見ていて気持ちが良かった。
スティ―グ・ラーソンは、次作「４」も書いていた。
途中で急逝。次も読みたかったな～無念。
09年スウェーデン。リスベットが、たった一人で闘う作品。
彼女は3人殺害の容疑者になる。
ストックホルムの高級マンションに潜み、
ハッカーをしつつ一人捜査をする。
過去の秘密が解明。彼女は81年生まれ、父はひどい男だった。
そこからリスベットの悲劇が・・
スウェーデンの警察、リスベットの友人でレズ相手の事情聴取、
男性刑事が、あからさまに性的発言。
女性蔑視で質問する。
少し年上、女性刑事は怒り、彼に部屋を出ろ、という。
廊下で彼を平手うちする。爽快(^^
これ日本だったら女性刑事が罪になりそう。
リスベットは一人で悪に立ち向かい、
血だらけで～
ミカエルには1通メールをいれるだけ。
やっと彼女の部屋を見つけ
過去の資料をみるミカエル。
リスベットがどれほど、酷い仕打ちを受けていたか
目を背けるほどショックを受け何としても
助けないとと強い気持ちをみせる。
彼はリスベットを探しに遠く郊外へ・・
２は、リスベットの家族のおぞましい過去の虐待。
これは１のヴァンゲル一族とも通じ
ハリエットも、同じ虐待にあっていた。
99年米。みたような気がしたが初見か。Jブリッジス、Tロビンス。
初めは、引き込まれるが、だんだん、妄想、ホラーのように
変わっていく。やや説明不足な感じ。わかりにくさもある。
初めのケガが、後につながらない。隣人を知らない、は
都心では普通。米、ワシントンから遠くない、
大き目一軒家でもあるだろうが・・
ジェフは大学教授役、隣人のティムが、子供の付き合いで
接近する。彼は何者・・
疑いを持ち、経歴を探偵のように、仕事そっちのけで調べる。
神経症になったような姿。妻が2年前、不幸な急死で
未だに混乱することがある。
ティムの妻の笑顔が一番怖いかも。
3時間以上見終わった。
ミレニアムの編集長、記者ミカエルは
１９65年頃、父がハリエットの家で働いていた。
幼い頃、ハリエットに遊んでもらった記憶が
かすかに残っている。
これ米作品ではなかったと思う。
行方不明のハリエットを探す叔父からの依頼。
探偵になるミカエル。
富豪、ヴァンゲル一族。その３０人の中に犯人がいる。
これを見るとリスベットのハッカーぶり。余りに上手く
いいな～この１００分の一でもできたら。
どちらかというと寡黙なミカエルと、
同じく寡黙なリスベットのコンビ、なかなかいい。
北欧映画で必ず感じる人の少なさ。
ここではストックホルムから、
1本の橋でしか行かれない、島での事件。
ストックホルムの街も人は少ない。特に夜は。
日本もこうだったらと思う。
米作品では、リスベット役はルーニーマーラ。
好きだが、ちょっと弱い気がする。私生活もお嬢様。
09年スウェーデン。スウェーデンの大ヒットミステリー。
原作も読んでいて、大好きなサスペンス。
このスウェーデン完全版は、初見。
６に分かれている感じ。9時間以上。まだ2まで。
12年、米、フィンチャー監督、
ルーニー・マーラがリスベット役、Dクレイグがミカエルも
良かったが、スウェーデン制作。スウェーデン語、
ノオミラパスもスウェーデン出身、こちらの方がずっといい。
寒い国の感覚が伝わる。
ミカエル役も編集長で探偵になる。自然でかっこいい。
犯人はわかっているが、楽しみ。
富豪一族のミステリーなので、経済、財産系と思うが、
意外な方向へ進む。
90年、ウォンカーワイ監督、長編2作目。初見。
６０年代の香港が舞台の、青春劇。
レスリーチャンが嫌いで、評は低め。
全編、緑がかった映像。鏡映像が何回か。
アップが多様、これも苦手。バストかアップが多く
ロングはほぼない。雨もよく降る。
当時としてはスタイリッシュでキザ。
気だるいムードだが、音楽はラテン系、ジャングルの景色が
うつる。口説き文句は「1分一緒にいて」「次は2分3分」「1日」（笑）
男女で殴る、怒鳴るが多く不快感あり。
レスリーとアンディ・ラウの急なフィリピンの出会いは、
偶然すぎ。ありえない。
Tレオンは好き。なかなか出ない。ラスト1シーン、
喫煙しつつ外出の支度で幕。
後のトニー作品につながる。
「恋する惑星」～