迷句を作ろう

俳句、短歌、都都逸などを詠みます

美華、紫、料理の達人、料理人、などキャラを変えて詠んでます♪

カイツブリ

2007-11-20 00:17:15 | Weblog
カイツブリ やわらかな夕日 包まれて 美華

ツツツーと泳ぐカイツブリがちょんと首を水の中に突っ込んでは餌を漁っている。穏やかな川面にやわらかな夕陽が落ちかけてシルエットのような風景が美しい・・

野分け

2007-11-18 12:03:03 | Weblog
豪渓の 紅葉舞い散る 野分けかな 美華

今朝早く総社の豪渓に紅葉鑑賞に出かける。風が強くて紅葉や銀杏がパラパラと吹雪のように舞い散っている。これは野分け?
紅や黄色が交じりあって舞い踊っているようで中々の風情・・
これから本格的に冬に入るのね~

柿の葉寿司

2007-11-14 23:10:03 | Weblog
たまゆらの 柿の葉寿司や 恋しかり 美華

奈良の薬師寺のご近所にあるたまゆらと言う食事所を唐招提寺のお坊さまに教えていただき、柿の葉寿司を食べました。シメサバとシメサケの二種を柿の葉に包んだお寿司です。奈良の有名な食べ物ですね。その美味しかった事!
今夜の夕飯は私が作ったバッテラでしたがたまゆらで食べたのとは少し違う味で、又食べに行きたいなぁと恋しく思った次第。

たまゆらの 昨日の夕べ 見しものを
今日の朝(あした)に 恋ふべきものか
万葉集

たまゆらとは玉と玉が響きあうような短い時間を言います。
昨日の夕べに見たような人に、今朝は恋心を抱いている。たまゆらのような短い時間に、芽生えた恋心を描いた歌です。

これはたまゆらで出された箸袋の裏に書かれていた歌です。
この歌を元に一句詠んだ次第。f^_^;

室生寺

2007-11-11 21:28:32 | Weblog
金色の 銀杏眩しき 室生寺 美華

女人高野として親しまれている室生寺を参拝。五重塔は意外に小さい。奥深い山と渓谷に囲まれて静かに佇み、銀杏は金色に輝き紅葉も真っ赤に燃えているよう・・深まりゆく秋を堪能・・