ドイツ街歩き、私たちのアンティークコレクション

ヨーロッパあちこちまったりのんびり街歩き、収集したアンティークをマイペースにご紹介します。たまに手料理。

愛らしいフンメル人形

2022-04-28 14:57:00 | 私たちのアンティーク
こんにちは、
みなさまの中にはHummel(フンメル)陶器のお人形をご存知の方がいらっしゃいますか?

私は20年ほど前に日本のテレビショッピングで見たことがありましたが、こちらのアンティークマルクトでドイツの伝統工芸品だと初めて知りました!

先日ドライブの先でたまたまフンメルを取り扱っている専門店に立ち寄ったのでちょっとご紹介します。

入り口には大きなフィギュリンがお出迎え

写真だと小さい感じですが、幼稚園児くらいあるリアルな子どもの大きさでした。

こちらは15cmほどのお人形たち、

いろんな年代の作品がズラリと並び、まるでミュージアムのようでした!

でもここはあくまでお店なので展示品にもしっかりと値札が付いていて、これがまたなかなかのお値段。

1€おおよそ¥135、おひとつ2万5千円〜。
ひとつひとつ職人さんによる手作り、独特の風合いを表現するために、一度濃い色で全体を塗り、乾かないうちにブラシで一部の絵の具を落として、それからまた再度重ね塗りという工程を何度も繰り返して作られているそうです。

表情や仕草からも様々な物語、シュチュエーションを想像できるのが楽しいですね。

どの子も無邪気でとっても可愛いです

現在はGoebelと合併し改名された後、2008年頃からは残念ながら生産中止になっているそうで、今となってはこの子たちも稀少なコレクションのようです。
フンメルは陶器以外にもその元になったデッサン画や指貫など色々なグッズもありますよ、長くなってしまったのでそれはまたの機会にご紹介したいと思います

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近所のお散歩道

2022-04-25 18:30:38 | 日記
こんにちは、
みなさまいかがお過ごしですか?
こちらは良いお天気が続いていて、毎日がお散歩日和です

フラッと立ち寄った、名も知らない町の教会。
ドイツにはそれぞれの町に教会があります、あちこち訪れていますがどこもそれぞれ素晴らしく、凛とした空気感が好きです。

青々とした木々、大きな空、初夏のドイツはとても気持ちがいいですよ。

ちょっと小道を行けば風車小屋、


町の中ではマルクトもたっていて、旬のイチゴや白アスパラがいっぱい並んでいます。


ここでは型のいい立派な白アスパラが1kgで10€(日本円にするとおおよそ1400円)でした。

専用のマシンで皮をむいてもらえます。

私たちは精肉店で美味しそうな馬肉があったので1キロ譲ってもらい、さっそく新鮮なユッケと炙りにして馬祭りをしましたよ。
彼が先日受けた検査の結果も良好だったこともあって、あらためて日常の有難さを噛み締めています。
みなさまもご自愛くださいませ。

いつもご拝読と、いいね!をありがとうございます。

ハッピーイースター!

2022-04-16 08:04:00 | 私たちのアンティーク
こんにちは、
'Frohe Ostern'!
今週は'イースター(復活祭)'ですね!
ドイツの人々にとって、とても大事な行事。街中はうさぎや、カラフルな卵のデコレーションで彩られて春満開!明るい雰囲気ですよ


我が家もちょこっと飾り付けします。
やはりウサギさんと、カラフルな卵。それと、アンティークのマルクトで譲っていただいたエッグスタンドなんかを用意してます。



そして、昨日はキリストが十字にかけられた'聖金曜日'Karfreitagという日でした。
肉を食べず伝統的には魚料理が多いそうで、私たちもそれにならってフライなどをいただきましたよ。

コロナの規制も緩和して、久しぶりにレストランでのんびりと食事を楽しめました。ドイツは月曜日までイースター休暇です。
みなさまも良い週末を!

Wir wünschen Ihnen ein schönes Osterfest und alles Gute!

いつもご拝読と、いいね!をありがとうございます。

この間買った物③

2022-04-13 09:43:00 | 私たちのアンティーク
こんにちは、
今日は先日に引き続きアンティークの陶器たちをご紹介します。
こちらはチェロを奏でる中世のドレス姿が素敵な貴婦人、ドレスデンの作品。


後ろ姿も優雅です。

こちらはペンダントトップ、やはりひとつひとつ丁寧に絵付けされています。
裏側にはメーカーのロゴが入っています、
下段にあるこのライオンのようなマーク、実は先日この小さなマークを頼りにこのペンダントトップがどこの出所か調べたのです。そしてArzbergの'Schlottenhof'というところのものだということを探し当てました。
さらにその名前から歴史を調べてみたところ、


このように記されています、元々ここは1858年'Seltmann'によって創業されたメーカーで代替わり、株式市場暴落によって売却、その後1932年にまた一部を買い戻し、1934年には'Schlottenhof'へ改名、活動するも1964年に再投資不足のため閉鎖。
ということで1934-1964年の間に作られたもののペンダントトップのようです。
ネットを使うと外国の古美術でも小さなヒントから検索できるので、お宝鑑定ごっこをするのが私たちの楽しみのひとつです
本当に小さな小さなお宝たち。

こちらのお皿も同じ地方の一枚づつ絵付けされた古い物です。金の縁取りがエレガントなお皿、ケーキや何か甘いものでも乗せて使ってみたいと思います。それではまたの機会に..

いつもご拝読といいね!をありがとうございます。


この間買った物②

2022-04-06 11:10:00 | 私たちのアンティーク
こんにちは、
今日は先回に続き、マルクトでご縁のあったアンティーク雑貨をご紹介してまいります。

まずは、お嬢さんから。
実はこのコ、ドイツではなくSri Lanka🇱🇰スリランカのメーカーではないかと前オーナーと話していました。
なかなか躍動感のある陶器のお人形です。


無邪気な表情が可愛らしいですね♪

ちょこんとお座りしている2匹のわんちゃんも陶器でできていますよ、オランダ'Delft'のものです。

白色の釉薬を下地にして、スズ釉薬でひとつひとつ絵付けされています。この濃く鮮やかな青は'デルフトブルー'と呼ばれています。
以前にご紹介した同デルフトの猫さんにもありましたが、背中には立派なモンモン模様。

カッコいいですね。
モンモンって何?と聞く彼..

下に敷いているプレートはゴブラン織りの小さな額です、

縁を金の飾りでガラス板がはめ込んであります、裏底はしっかりとしたウッドです。

伝統的なゴブラン織りは現在も盛んで、タペストリーなんかはアートでもあり日用品でもある、ドイツの家庭にはとても親しみ深いものだそうですよ。

長くなってきたのでまた続きは次の機会に..
いつもいいね!ご拝読をありがとうございます。