keserasera

まさに青天の霹靂!!
健康優良児だと思っていた自分が乳がんを告知されてからの備忘録。

リンパ生検結果

2024-02-15 20:00:25 | 乳がん

先週のリンパ生検の結果。

⇒採取した部分はがんではなかった。

リンパ節に移転ががあることが証明されていない状態になったことで、

「臨床的腋かリンパ節転移陰性乳癌症例に対する乳房全切除時センチネルリンパ節マクロ転移陽性時の腋か郭清省略に関する研究」

への参加の説明を受ける。

 

手術中に、センチネルリンパ節生検を行い、センチネルリンパ節に転移があるかないかを調べる。

(センチネルリンパ節とは:がん細胞がリンパの流れにのって最初にたどり着くと考えられるリンパ節。)

 このリンパ節に移転がなければ、がんはリンパ節の入り口まで流れておらず、その奥にある他のリンパ節にも転移していない、と予測される。現在センチネルリンパ節生検を行ったときに、リンパ節に転移がない、または微小移転(転移の大きさが2ミリ以下)と診断された場合は腋かリンパ節の郭清が省略され、転移の大きさが2ミリより大きい(マクロ転移)場合は、そのほかの状況に応じて郭清が行われたり省略されたりする。

(郭清とは:わきの下ののリンパ節とリンパ節の周りの脂肪をひとまとめにして取り除く手術)

現在はセンチネルリンパ節がマクロ転移1個で、乳房全切除術の場合は、郭清が標準治療となっている。

しかし、まだ完全には証明されていないが、センチネルリンパ節にマクロ転移があってもその転移の個数が1~2個であれば、術後のくすりや放射線治療を行う事で郭清を省略しても予後は悪くならないという事が分かってきた。郭清を省略できると、リンパ浮腫の発生や腕の可動域制限を回避できるメリットがあるので、現在のガイドラインでは乳房全切除術で微小転移であれば、術後放射線治療を行わなくても郭清省略が推奨されるようなっている。

長々と記載したけれど、

要するに、郭清省略した場合の臨床情報を集めて予後の安全性を確認する研究に参加するか、という説明。

何度も何度も読み返し、「参加」の意思を固める。

 

そして、乳房再建についての質問。

⇒「郭清になったときは再建を行いません」の記載について質問すると。

この記載が古くて削除するのを忘れていたとの事!!!!(早く言って!!)

現在は「郭清になっても、同時再建は行える」らしい。

また、同時再建した事で、治療方針に影響はない。(金具がなくなった事で、放射線を当てても問題なし)

治療が第一優先ですから!とキッパリ。

調べすぎて、考えすぎてモヤモヤしていたけど、解消された~。

あとは、手術にむかうのみ。