keserasera

まさに青天の霹靂!!
健康優良児だと思っていた自分が乳がんを告知されてからの備忘録。

乳房再建@形成外科

2024-07-12 20:47:00 | 乳がん

乳房再建は、自家組織による再建とインプラントによる再建があり、それぞれ長所短所がある。

【自家組織】 /【インプラント】

●手術時間     6~10時間   /2~3時間

●入院期間     10日~2週間  /3~4日

●傷跡       

組織を取った部分(お腹に30㎝程度)&乳房

/乳房切除術のあとのみ

●身体への負担   

比較的大きく社会復帰まで時間がかかる 

/比較的小さく社会復帰が早い

●仕上がり     

下垂などより自然な形、柔らかく体温を感じる、姿勢によって形が自然に変化

/下垂などの形を作るのは難しい、やや硬く体温を感じにくい、姿勢によって形が変化しない

●起こりうる合併症 

感染・皮弁壊死など 感染・被膜拘縮など

●費用の目安    3060万程度 /30万程度

※どちらも保険適用、3割負担の場合

※高額療養制度の利用で実質負担額は810万程度になる

 

【自家組織】穿通枝皮弁法

お腹の脂肪だけを血管をつけた状態で取り出し、胸に移植する方法。

まれに乳房に移植した血管がうまくつながらず、皮膚や脂肪の血流がわくるなるため、

乳房が壊死する事がある

【インプラント】

乳房切除術と同じ傷あとを切開し、エキスパンダーとインプラントを入れ替える

インプラント周囲に薄い膜ができ、膜が硬くなって縮むことにより乳房が硬くなったり痛みを乗じる合併症(被膜拘縮)が起きる事がある。

2年に1回はインプラントの変形や破損がないか調べる為、MRIや超音波検査が必要

将来的には交換や摘出が必要となる可能性あり(10年~20年後

 

自分なりに色々考えた検討の末、インプラントに決定

形成外科にて下記決定

執刀医 平尾高行先生(担当医の今井洋文先生は学会の為不在)

入れるインプラントは、「トゥルーファースワン」という製品

(スムースタイプのラウンド型、ゲルのかたさはソフト)