私の番です。
仕事で変化のあった一年でした。3年前、本社が専門とする事業の日本進出
計画が立てられました。その準備に携わり、ちょくちょく日本への出張があった
ことについては、過去に本ブログで触れました。そして一昨年の夏、業界に
精通した経験豊富な日本人スタッフを採用し、小さな日本支社を東京で開設。
引継ぎの後、掛け持ちはなくなり、昨年のうちに自分の仕事の遅れは、全て
取り戻しました。
そしてオフィスです。カリフォルニアの事業部のオフィスは、元々の事業計画に
合わせてリースした広々としたスペースでした。その後、本社が軌道を修正し、
オフィスは面積、コスト共に大き過ぎるスペースとなってしまいました。本社で
検討中であることは、上司からしばしば聞いていましたが、昨年の春、本社より
正式にアナウンス。カリフォルニアの10名に満たない小さなチームは、全員テレ
ワーク。 「在宅勤務」となりました。
会社のコンピューターは勿論、オフィスの必需品は会社で支給され、社員が
各々インターネット・プロバイダーに支払う費用は、通信経費として会社に
計上することになりました。オフィスの電話は、勤務場所に関係なく、コンピュー
ターを介した通信アプリで影響は無し。一番気になっていた上司、同僚との
コミュニケーションは、メールと通信アプリで対応し、隔週で全員が集まる
ミーティングだけは設けられました。在宅勤務、問題なく機能しています。
私は、昔々、カリフォルニアで大学院を卒業し、San Francisco にある某日系
企業に就職しました。いわゆる現地採用です。当時は、(一部のハイテク企業を
除き) 一般のアメリカ企業でもスーツとネクタイが標準でした。朝、ネクタイを
しめると気が引き締まり、平日のスーツ着用は全く苦になりませんでした。
そして、苦労して永住権を取得し、シリコンバレーにある半導体関係の某日系
企業に転職。勤務環境がガラリと変わり、ドレスコードは「カジュアル」に。
前の勤め先は、たまたまオフィスがアメリカにあるというだけで、社内の体質は、
お堅く古い日本の企業でした。移った先の会社はと言いますと、やはり日本企業
のアメリカ法人ですが、社員の殆どがアメリカ人。日系カラーは弱まりました。
服装だけではなく、自分の勤務スペースも変わり、机は2倍以上の大きさ。背の
高いキュービクルに囲まれ、椅子に座っている限り、隣にいる同僚の顔も見え
ませんでした。
その8年後、更に転職。次に移った先は現在勤めているハイテク系米企業です。
周りの従業員の服装は、前の会社以上にカジュアルになりました。技術部の
マネージャーにいたってはショーツで出勤。(今やアメリカのハイテク業界では
珍しくありませんが。) 事業が成長するにつれ、オフィスは2回移転し、少しずつ
広くなっていきました。最後のオフィスは窓からの眺めも良く、通勤は、時間帯
にもよりますが、車で15~20分程度でしょうか。San Francisco とシリコンバレー
近辺の交通事情を考えますと、恵まれていたと思います。
そして在宅勤務。自宅での仕事が始まって、後一ヶ月で丸一年になります。朝、
家族が学校やら勤め先に出てしまいますと、静かで勤務環境は全く問題あり
ません。また、午後、彼らが帰宅した後も、テレカンが入っている時は静かに
してもらい、取りあえず働き易い「オフィス」です。スーツは、今では特別な機会
しか着ないため、何かぎこちなく、日曜日の夜、翌日から始まる一週間にむけて
スーツのスラックスにアイロンをかけたり、靴を磨いていたあの頃は遠い昔と
なりました。
仕事の部分だけで長くなってしまいました。
私生活では、相変わらず、サッカーパパ、写真、以前に比べると回数の減った
サーフィン、そして細々と茶道を続けています。写真撮影は、次男、三男のサッカー
クラブチーム、高校チーム、後はバイオリン関係やら日本語補習校のイベント等で
年間、かなりの時間を費やしています。これも三男が高校を卒業するまでであり、
残すところ後わずか3年半です。いずれ今のこの忙しさが懐かしくなる日がくると
思います。
健康面は、あまり家内のことをとやかく言える筋合いはありません。三男の
日本語補習校の卒業式が近づいてきました。油断していたウェスト、ぎこちない
スーツは、以前よりややきつめです。アルコールの量は昨年より減らし、先日
受けた健康診断では、血圧、コレストロールは問題無しでした。引き続き努力
していきます。
それでは写真です。
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昨年、オフィスから見た朝日です。(会社はフレックス制で、朝はかなり早く出社して
いました。)6階で、眺めは良かったです。
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オフィス最後の日。ここは、約3年お世話になりました。書類やら事務用品やらを、息子の
サッカーの遠征の時に使う折り畳み式ワゴンを持参して駐車場の車まで運びました。
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現在の「オフィス」です。モニターは、自前です。以前から使用していたものにもう一つ
買い足し、スタンドだけ会社から支給してもらいました。仕事中は、複数のシステムを
メールやら Excel 等と同時に使いますので、この設定が便利です。

こちら、会社から支給してもらった Bluetooth のヘッドセットです。音質も良く、テレカン
には重宝しています。

机の正面と横には、カレンダーとホワイトボード。
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カレンダーの横は、仕事とは関係ないデコレーションです。息子達が幼かった頃、3人で
引き継がれたリュックサック。 人からいただいたものですが、3人全員がお世話になり
ました。三男が幼稚園に入りお役目が終わり、他の廃品とかためて処分する準備をしておくと、
きまって次男がそっと元の場所に戻していました。結局、ずっと大事にとっておくことに
しました。何故か気に入っており、在宅勤務になってから壁に飾っています。
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私の「オフィス」は、いわゆるファミリールームです。息子3人の勉強部屋でもあり、彼ら
と机を並べています。奥より、長男、次男、三男です。昼間は静かですが、夕方以降はガラリ
と変わります。

騒音対策は万全です。太っ腹の三男が日本に行った際、空港の免税店で私へのお土産として
買ってきてくれた Bose のワイヤレスヘッドフォンです。日本では、どうなのか分かりません
が、アメリカでは品質の高い人気ブランドとして地位を確立しています。

騒音対策が必要なのは、私だけではありません。騒音の元である息子達も然りです。写真は、
長男の Beats です。 息子達の世代には Bose はダサいそうで、プロのスポーツ選手や街中で
見かける10代、20代は、たいていが Beats か AirPods です。

次男の Beats。
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そして三男。 息子達のヘッドフォンは、全て Dr. Dre - Studio 3 。 ノイズキャンセリング仕様
です。(残念ながら、私の Bose は違います。) 家の中で親子全員ヘッドフォンは、いい光景
ではありませんが、四六時中という訳ではなく、それぞれ、必要に応じて使用しています。
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家にいる時間が長くなり、あちこちマメに整理するようになりました。20年以上、定期購読
していた「National Geographic」と「Architectural Digest」は、長年、家の中でかなりの場所
を占領していました。少し未練はありましたが、思い切って処分することにしました。中の
広告を見ると時の流れを感じます。大事に保管していたため程度は良く、どこかで引き取って
くれないかなと思い、いろいろあたってみましたが、どこも、「雑誌は結構」でした。
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一人でサーフィンに行った時の写真です。愛車の Mazda MPV は、三男の誕生にあわせて
購入しました。現在、15歳。息子達と行くサーフィンでは活躍してきましたが、いずれは
手放すと思います。
以上写真、そして我が家5人の2018年ハイライトでした。
三男の日本語補習校の卒業にあわせて、現在、記念冊子の制作に取り組んでいます。次の
更新は少し先になります。アニュアルレポートにはいたしません。
仕事で変化のあった一年でした。3年前、本社が専門とする事業の日本進出
計画が立てられました。その準備に携わり、ちょくちょく日本への出張があった
ことについては、過去に本ブログで触れました。そして一昨年の夏、業界に
精通した経験豊富な日本人スタッフを採用し、小さな日本支社を東京で開設。
引継ぎの後、掛け持ちはなくなり、昨年のうちに自分の仕事の遅れは、全て
取り戻しました。
そしてオフィスです。カリフォルニアの事業部のオフィスは、元々の事業計画に
合わせてリースした広々としたスペースでした。その後、本社が軌道を修正し、
オフィスは面積、コスト共に大き過ぎるスペースとなってしまいました。本社で
検討中であることは、上司からしばしば聞いていましたが、昨年の春、本社より
正式にアナウンス。カリフォルニアの10名に満たない小さなチームは、全員テレ
ワーク。 「在宅勤務」となりました。
会社のコンピューターは勿論、オフィスの必需品は会社で支給され、社員が
各々インターネット・プロバイダーに支払う費用は、通信経費として会社に
計上することになりました。オフィスの電話は、勤務場所に関係なく、コンピュー
ターを介した通信アプリで影響は無し。一番気になっていた上司、同僚との
コミュニケーションは、メールと通信アプリで対応し、隔週で全員が集まる
ミーティングだけは設けられました。在宅勤務、問題なく機能しています。
私は、昔々、カリフォルニアで大学院を卒業し、San Francisco にある某日系
企業に就職しました。いわゆる現地採用です。当時は、(一部のハイテク企業を
除き) 一般のアメリカ企業でもスーツとネクタイが標準でした。朝、ネクタイを
しめると気が引き締まり、平日のスーツ着用は全く苦になりませんでした。
そして、苦労して永住権を取得し、シリコンバレーにある半導体関係の某日系
企業に転職。勤務環境がガラリと変わり、ドレスコードは「カジュアル」に。
前の勤め先は、たまたまオフィスがアメリカにあるというだけで、社内の体質は、
お堅く古い日本の企業でした。移った先の会社はと言いますと、やはり日本企業
のアメリカ法人ですが、社員の殆どがアメリカ人。日系カラーは弱まりました。
服装だけではなく、自分の勤務スペースも変わり、机は2倍以上の大きさ。背の
高いキュービクルに囲まれ、椅子に座っている限り、隣にいる同僚の顔も見え
ませんでした。
その8年後、更に転職。次に移った先は現在勤めているハイテク系米企業です。
周りの従業員の服装は、前の会社以上にカジュアルになりました。技術部の
マネージャーにいたってはショーツで出勤。(今やアメリカのハイテク業界では
珍しくありませんが。) 事業が成長するにつれ、オフィスは2回移転し、少しずつ
広くなっていきました。最後のオフィスは窓からの眺めも良く、通勤は、時間帯
にもよりますが、車で15~20分程度でしょうか。San Francisco とシリコンバレー
近辺の交通事情を考えますと、恵まれていたと思います。
そして在宅勤務。自宅での仕事が始まって、後一ヶ月で丸一年になります。朝、
家族が学校やら勤め先に出てしまいますと、静かで勤務環境は全く問題あり
ません。また、午後、彼らが帰宅した後も、テレカンが入っている時は静かに
してもらい、取りあえず働き易い「オフィス」です。スーツは、今では特別な機会
しか着ないため、何かぎこちなく、日曜日の夜、翌日から始まる一週間にむけて
スーツのスラックスにアイロンをかけたり、靴を磨いていたあの頃は遠い昔と
なりました。
仕事の部分だけで長くなってしまいました。
私生活では、相変わらず、サッカーパパ、写真、以前に比べると回数の減った
サーフィン、そして細々と茶道を続けています。写真撮影は、次男、三男のサッカー
クラブチーム、高校チーム、後はバイオリン関係やら日本語補習校のイベント等で
年間、かなりの時間を費やしています。これも三男が高校を卒業するまでであり、
残すところ後わずか3年半です。いずれ今のこの忙しさが懐かしくなる日がくると
思います。
健康面は、あまり家内のことをとやかく言える筋合いはありません。三男の
日本語補習校の卒業式が近づいてきました。油断していたウェスト、ぎこちない
スーツは、以前よりややきつめです。アルコールの量は昨年より減らし、先日
受けた健康診断では、血圧、コレストロールは問題無しでした。引き続き努力
していきます。
それでは写真です。
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昨年、オフィスから見た朝日です。(会社はフレックス制で、朝はかなり早く出社して
いました。)6階で、眺めは良かったです。
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オフィス最後の日。ここは、約3年お世話になりました。書類やら事務用品やらを、息子の
サッカーの遠征の時に使う折り畳み式ワゴンを持参して駐車場の車まで運びました。
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現在の「オフィス」です。モニターは、自前です。以前から使用していたものにもう一つ
買い足し、スタンドだけ会社から支給してもらいました。仕事中は、複数のシステムを
メールやら Excel 等と同時に使いますので、この設定が便利です。
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こちら、会社から支給してもらった Bluetooth のヘッドセットです。音質も良く、テレカン
には重宝しています。
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机の正面と横には、カレンダーとホワイトボード。
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カレンダーの横は、仕事とは関係ないデコレーションです。息子達が幼かった頃、3人で
引き継がれたリュックサック。 人からいただいたものですが、3人全員がお世話になり
ました。三男が幼稚園に入りお役目が終わり、他の廃品とかためて処分する準備をしておくと、
きまって次男がそっと元の場所に戻していました。結局、ずっと大事にとっておくことに
しました。何故か気に入っており、在宅勤務になってから壁に飾っています。
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私の「オフィス」は、いわゆるファミリールームです。息子3人の勉強部屋でもあり、彼ら
と机を並べています。奥より、長男、次男、三男です。昼間は静かですが、夕方以降はガラリ
と変わります。
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騒音対策は万全です。太っ腹の三男が日本に行った際、空港の免税店で私へのお土産として
買ってきてくれた Bose のワイヤレスヘッドフォンです。日本では、どうなのか分かりません
が、アメリカでは品質の高い人気ブランドとして地位を確立しています。
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騒音対策が必要なのは、私だけではありません。騒音の元である息子達も然りです。写真は、
長男の Beats です。 息子達の世代には Bose はダサいそうで、プロのスポーツ選手や街中で
見かける10代、20代は、たいていが Beats か AirPods です。
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次男の Beats。
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そして三男。 息子達のヘッドフォンは、全て Dr. Dre - Studio 3 。 ノイズキャンセリング仕様
です。(残念ながら、私の Bose は違います。) 家の中で親子全員ヘッドフォンは、いい光景
ではありませんが、四六時中という訳ではなく、それぞれ、必要に応じて使用しています。
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家にいる時間が長くなり、あちこちマメに整理するようになりました。20年以上、定期購読
していた「National Geographic」と「Architectural Digest」は、長年、家の中でかなりの場所
を占領していました。少し未練はありましたが、思い切って処分することにしました。中の
広告を見ると時の流れを感じます。大事に保管していたため程度は良く、どこかで引き取って
くれないかなと思い、いろいろあたってみましたが、どこも、「雑誌は結構」でした。
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一人でサーフィンに行った時の写真です。愛車の Mazda MPV は、三男の誕生にあわせて
購入しました。現在、15歳。息子達と行くサーフィンでは活躍してきましたが、いずれは
手放すと思います。
以上写真、そして我が家5人の2018年ハイライトでした。
三男の日本語補習校の卒業にあわせて、現在、記念冊子の制作に取り組んでいます。次の
更新は少し先になります。アニュアルレポートにはいたしません。