北カリフォルニアのお父さん

家族5人 - 北カリフォルニアに暮らす。

三男 - 2023 後半 + 2024 前半 ハイライト

2024年07月06日 | 家族
更新です。三男の2023年後半と2024年前半のハイライトです。

20歳になりました。大学2年生です。

次男と同じ大学に入学したことは昨年、本ブログで述べました。

1年生の間は次男が身近にいたため、週末は次男の車であちこち連れて行ってもらい、
何かと次男を頼りにすることが多かったのですが、次男が卒業してからは、いよいよ
1人です。キャンパス内の大学寮は1年生専用。年度が終わると三男も寮を引き払い、
アパート暮らしとなりました。次男が卒業まで入っていた大学近くのアパートが
家賃が手頃な上に、専用バス・トイレ付きの個室が4部屋 + 共同キッチンにリビング
ルームと理想的な間取り。迷わず同じアパートに決定です。必要な手続き (親による
支払いを含む) を済ませ、4人用のアパートには気の合う友人と共に入りました。
自炊を含め新しい環境には直ぐに馴染んだようです。昨年の夏休みで帰省した際、
車の免許を取らせました。上の兄2人と同様、中古車を買い与え、通学、食料品の
買い出し全て準備完了です。

専攻は異なりますが、学業外では次男と同じステップを歩んで大学のクラブリーグの
サッカーチームに入部し、2022 – 2023 シーズンは兄弟同じチームでプレー。次男が
卒業した後の2023 – 2024 シーズンはマネージャーの一人として裏方の仕事にも携わ
りました。シーズン中はサッカーをプレーするだけではなく、次男が在学中にそうで
あったように、チーム運営の大変さを学び良い経験になったと思います。

さて肝心の勉強です。大学では Political Science を専攻し、卒業後は Law School
(大学院)へ進学し、弁護士になることを希望しています。GPA は次男ほどではあり
ませんが、そこそこの成績を保っています。本人の気合いは進学に向けて十分入り、
卒業までに数字を伸ばしていくとのこと。進学準備に関しましては、次男の場合、
高校の時点でサンフラシスコ市内の某大学の研究室でインターンをさせてもらい、
最寄りの病院ではボランティア活動をし、大学1年生を終えた後の夏休みに看護師
のアシスタントの資格を取ったり、早くから自分のゴール目指して動いていました。
三男はどうかと言いますと、スローなスタートです。大学1年生から「New York
Times」の定期購読を開始しました。文章力を高め、政治経済に強くなるためです。
主だった記事に毎朝目を通す習慣は身につきましたが、別に進学の準備でも何でも
ありません。2年生の後半になってからです。やっと大学内の弁護士を目指す学生
のサークルに入りました。Medical School に進学する学生には統一試験の MCAT
受験が課されているように、Law Schoolには LSAT (Law School Admission Test) が
あります。サークルでは上級生からアドバイスをもらい、いよいよテストの準備も
開始します。

話はいきなり現在に飛びます。3週間前に夏休みで帰省し、その翌週より週2回の
インターンがサンフランシスコ市内の法律事務所で始まりました。実務に携わらせ
ていただく上にバイト代も支給され、三男にとっては願ってもいないチャンスです。
実は、春からあちこち法律関連のインターンの募集に応募しましたが、全て空振り
でした。その後、遅れをとりましたが、特にインターンの募集もしていない複数の
法律事務所にアプローチ。暫くすると、運良くひとつの法律事務所から連絡があり、
三男は直ぐレジュメを添えてメールで返答。間もなくビデオ面接を設けてもらい、
事務所での対面の面接が続きました。そして数日を経て採用が決定。貴重な夏休み、
ブラブラ無駄にせずに済みました。三男を拾っていただいた法律事務所の方々には
心より感謝です。

夏休みが終わりますと9月から新年度です。大学に戻るはずだったのですが、今年の
初めに突如、日本留学の話が出てきました。UC (University of California) 各校の生徒
を対象に海外の大学で単位を取得させる短期留学プログラムのことを知り、「日本の
大学、申請してもいいかな?」と私に相談してきました。概要を調べた後、私からは
GO サインです。三男は直ぐに必要な書類に記入、資料を提出し、数ヶ月前に受け入れ
が正式に決まりました。横浜の某大学に9月の中旬から12月末までの1学期の短期
留学です。よって夏休みが終わると南カリフォルニアには戻らず、日本行きとなります。
留学にかかる費用は戦々恐々としていましたが、学費、寮費は何とかなるレベルでした。
片道のフライトは既に予約しています。良い経験が出来るといいのですが。全て本人
次第です。


それでは写真です。長男、次男に比べかなり多くなってしまいましたが、写真は三男
のものだけではなく、長男と次男、我が家に関連したものも含みます。





昨年の次男のハイライトでも少し触れています。もう1年以上が経ちますが、昨年の3月
の週末を使い、車を飛ばして次男と三男のリーグ戦を観に行ってきました。いつもは赤っ
ちゃけて殺風景な I-5 は、まだ雨季が終わったばかりで草木が青々とし、退屈すること
なく運転出来ました。




三男がまだ大学寮にいる頃です。三男の部屋の前で。




三男の部屋です。3人の息子達の中では一番、日本にこだわる三男です。ここのルーム
メイトは一緒にアパートに移り住みました。




息子達を訪れた週末は、ちょうど大学のスプリングブレーク (学期の真ん中にある春休み)
でした。キャンパスに残る学生はわずか。寮の直ぐ近くのガランとしたキャンパス内の
カフェテリアで夕食をご馳走になりました。




たった二泊三日でしたが、私にとっても学生以来の楽しい
スプリングブレークとなりました。最後の夕食は彼らに
連れて行ってもらった地中海料理のレストラン。美味し
かったです。



その直ぐ後です。リーグ戦終了後、急遽息子達のチームがトーナメントに出ることになり
ました。次男最後の大学サッカー。家内も連れて観戦することにしました。早朝、暗い
うちに家を出発。日の出前に I-5 に辿り着きました。車を飛ばして南へ。




三男はベンチスタートでしたが、全試合プレー。




前回の更新でも述べています。次男を含めた4年生は有終の美を飾りました。




兄弟でツーショット。




さて、アパート暮らしが始まる前に三男の車を用意しました。写真は、長男がずっと乗っ
ていた2005年型 Toyota Prius です。もともと三男に譲るはずでしたが、さすがの Toyota
もトラブル続出となりました。家から遠く離れたところで動かなくなってしまうことは避け
なくてはならず、買い換えを決定。やはりハイブリッド車が燃費がよくて理想なのですが、
Prius の中古は二度と買わない理由がありました。




理由その1




理由その2。

この2枚の写真を見てピンとくるのは、被害にあった方だけかもしれません。理由その1
から。2020年の年末に家の前で路上駐車していた、当時の長男の2005年型 Toyota Prius
の Catalytic Converter (三元触媒) を真夜中に盗まれました。朝、長男がエンジンを始動
するとレーシングカーのような爆音がして初めて気がつきました。直ぐ警察にレポートし、
写真はその2日後に戻ってきた Catalytic Converter です。警察の説明では、夜中に不審車
を見つけ、時速160 mile (256 km) のカーチェイスの末に捕まえ、その車の中にいくつも
あった盗難 Converter の一つだったそうです。

話は長くなってしまいますが、アメリカではコロナ禍の影響もあり、2020年あたりから
Catalytic Converter の盗難は非常に多く、中身が比較的きれいなハイブリッドの特定の
年式の車が主なターゲットとなっています。何故 Catalytic Converter が盗難にあうかと
言いますと、中身のパラジウム、ロジウムが高く転売出来るからだそうです。転売出来
ないような条例が直ぐに作られたようですが、闇マーケットはなくなりません。

理由その2に移ります。盗難にあった後、盗難防止のアルミ板シールドを購入し、取り
付けてもらいました。もう盗られることはないと、すっかり安心しきっていたところ、
2023年1月でした。やられました。2回めは、こともあろうに堂々と、我が家のドラ
イブウェイに駐車していた車からです。夜中にシールドの隙間から電気ノコギリを使っ
て切り取ったようです。シールドもプロにかかれば意味がないことを知りました。

年式の新しいものは、構造上切り取ることが困難なため、被害の対象にはならず、古い
年式の型が狙われるとはよく聞く話です。また、プロは、車をジャッキであげて車の
下に潜り込み、電気ノコギリで Converter を根本から切断。全てを数分で行うそうです。
ちなみに次男が乗る2008 年式 の Toyota Prius は十分ターゲットになるモデルですが、
前のオーナーが被害にあったようです。後から気がつきましたが、 Catalytic Converter
は溶接して固定されていました。これなら問題なし。長男にゆずった2015年式 Toyota
Prius にきつきましては、上述の通り対象外のようですが、シールドだけは装着しました。

以上、年式の古い Toyota Prius は二度と買わない理由でした。さて、その後、いろいろ
リサーチをして選んだのが、




2012年型の Mazda 3 です。燃費もよく小さい割には馬力もあり、リサーチした末にいくつ
かあった候補の中から選びました。ネットでかなり多くの中古車ディーラーをチェックし、
写真の車を探し出して現地に赴き、テスト・ドライブの後、決定です。購入したことは、
三男には内緒でした。昨年の夏に帰省した時にサプライズ。まだ自動車免許を取っていな
かった三男も一目で気に入ってくれました。実は、この一年の間に既に修理を何回かして
おり、安い買い物ではありませんでした。

続けます。




夏の間は、次男と共にサンフランシスコの社会人サッカーリーグに参加しました。大学
で体を慣らし、コンディションは出来上がっていました。




そして我らが San Jose Earthquakes の試合観戦。これは宿敵 Los Angeles Galaxy との試合
の後半開始直前。選手達がロッカールームからピッチに戻ります。相手チームに元日本代表
の吉田選手が入団し、地元チームをさしおいて声援を送る息子たちです。吉田選手、チラッ
と見て手を振ってくれました。




次男が大学生になってからは、夏休みが終わってキャンパスに戻る直前、兄弟3人で行く
サーフィンが恒例化しました。次男が卒業しましたので、三男が1人で大学に戻って行き
ます。兄弟で波待ち。波の小さい南側のビーチは混んでいましたが、彼らが入った北側は
殆ど貸切でした。




帰省してからちょくちょく海に入っていました。この日はサイズが少し上がり、ノリノリ
の三男。




次男です。




そして長男。




楽しみました。この写真では分かりませんが、三男は、ニコニコ。




長男は翌日は仕事、次男は仕事探し、三男は数日後にアパートに入り、新しい環境での
生活がスタートします。




持っていく荷物。衣類が殆どです。




さあ、大学に戻ります。早朝5時に出発。頑張れよーっ。




その後、冬休みの帰省をはさんで大学のクラブリーグでプレー。シーズン後半の3月、
次男と一緒に7時間車を飛ばし、三男のチームのリーグ戦を観戦してきました。次男は
顔馴染みの仲間達と再会を喜び合いました。




昨年とは違い、スタメンの90分フル出場でした。




この週末、ホームとアウェーの2試合があったために観戦に行くことを決めました。三男
の車でアウェー戦に向かいます。日頃、私は後部座席に乗ることはなく、それも運転する
のは三男。変な感じです。写真では分かりませんが、車内では大音量のヒップホップ音楽
が。三男は、以前から北カリフォルニア出身のやばそうなアーティストを好んで聴いてい
ます。私はゆっくり聴いたことなどなかったのですが、この時は、私の耳にも優しく入っ
てきました。

少し話がそれます。三男のヘアースタイルについて。体はサッカープレーヤーというより
フットボール選手のようになり、髪型は長州力。この写真では髪は少し短くなっていま
すので、もう少し前のもっと長かった頃と記憶しています。家内から聞き、私自身も目の
当たりにしたことです。たまたま三男とショッピングモールに一緒に行った時、三男は
肩で風を切り、首からは派手なチェーン。ふと熱い視線を感じました。残念ながら若い
女性からではなく、ヒスパニック系、アジア系のギャング風お兄さん達が、三男の頭の
先から足の先までチェックを入れて、バチバチとガン飛ばしてきたわけです。三男の長い
髪、家内も私も切れとずっと言い続けていましたが、聞き入れない三男。が、あぶない
お兄さん達にはこの髪型、どうも体形とマッチしておしゃれに写るようです。

話を戻します。2試合を観戦した後、次男と2人、深夜に車を飛ばし帰路につきました。
帰宅すると写真を整理し、いつものように




派手になりました。ホームとアウェー両方の写真を撮影
出来ましたので、ユニフォームの色を、白と青で配置し
ました。




夏休みで帰省する少し前です。三男が友人と週末に LA に
遊びに行った時に、見覚えのある人が歩いていたそうです。
何とあの吉田選手でした。声をかけて写真を撮らせてもら
いニッコリ。数日前に「長州力」ヘアーを切っておいて
よかったです。吉田選手、有り難うございました!長州
選手、無礼をお許しください!




帰省しました。ここ数ヶ月で体重を落とし、筋トレに力をいれているそうです。現在も
ジムで、自宅でコツコツと。




次男に続いて、社会人リーグに参加。シーズンは既に折り返していますので後半のみと
なります。



©️ CNN

この写真は見覚えのある方は多いと思います。先日のバイデン大統領とトランプ元大統領
の大統領候補討論会の写真です。私は仕事をしながら肩越しにチラチラ観る程度。次男と
長男は、「後からニュースをチェックします」組。三男はテレビの前にどっかり座って最初
から最後まで食い入るように観ていました。息子たち3人、アメリカの政治に対するそれ
ぞれの考えを持っています。その中でも三男が最も客観的かつ理論的に考えを整理している
ような気がします。共和党ファンではないものの、民主党のズルさはよく指摘しています。


長くなってしまいましたが、三男の写真は以上となります。ここまでご覧になっていた
だいた方々、お疲れ様でした。以下おまけです。


次の家内のハイライトでも触れますが、昨年の夏に続き、今年の夏も家内は高齢の母の
お世話をするために、日本に一ヶ月帰国。現在男ども4人の生活です。





全員、料理は出来ますので、夕食は交代で作っています。長男と三男は何やら話こんで
いる間、この日の担当だった次男は黙々と。


別の日の朝です。次男は週5日出勤。長男と三男は週2日。この日は、たまたま全員が
出勤でした。3人それぞれ、出勤先が服装に表れています。





長男はクラウド・データストーレッジの会社へ。




次男はクリニックへ。




三男は法律事務所へ出勤して行きました。(髪を切っていな
かったら、恐らくビデオ面接で落ちていたはずです。)


ついこの間まで、バタバタと3人を学校に送り出していたような気がしますが、あの頃は
遠い昔になりつつあります。次男と三男はまだサポートが必要であり、北カリフォルニア
のお父さん、これからも頑張ります。


以上、長男、次男、三男のハイライトでした。次回は、現在日本に帰国中の家内のハイ
ライトとなります。