今、菅義偉による新内閣組閣のニュースが飛び込んできているが、
なんでえ、ほとんどがクサッた長老ばかりじゃないか。
この関係のニュースはあとあと。
今、衝撃のニュースが来てしまった。
ああぁ、ついにこの訃報がきてしまったかぁ。(溜息)
東京新聞 2020年9月15日付記事
「タレントの岸部四郎さんが死去 ザ・タイガース、司会者で活躍」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/55664
グループサウンズ「ザ・タイガース」のメンバーで、
テレビの司会者や俳優としても親しまれたタレントの岸部四郎(きしべ・しろう)さんが
8月28日午前4時33分、拡張型心筋症による急性心不全のため千葉県内の病院で死去したことが、
15日分かった。
71歳。 京都府出身。
葬儀は近親者で行った。
1969年、絶大な人気を集めていたザ・タイガースに「岸部シロー」の芸名で加入。
俳優や司会者としても活躍、テレビドラマ「西遊記」の沙悟浄役などで知られた。
西遊記オープニング 「モンキーマジック」 演奏:ゴダイゴ
1984年からは日本テレビ系のワイドショー「ルックルックこんにちは」の司会を担当した。
俳優の岸部一徳さんは兄。
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あと、自分にとって忘れられないのは1998年に連帯保証等による「自己破産」(嗚呼:涙)。
それに関しては、こんな本を読まれればわかるかもしれません。
「岸部のアルバム」1996年 ←なんつうタイトルだ(笑)。
「後ろ向き ~一週間に一日幸せならいい」2006年
「いまさらシロー」2008年 ←小柳ルミ子の歌「今さらジロー」(1984)をもじったタイトル。
それにしても、「自己破産」以降は破産ネタの暴露で食っていたイメージが強かったのが悲しかったです。
結果的に、2013年のザ・タイガースでの武道館公演に、車椅子姿で顔を出したのが、公での最後の姿となりました。
テレビで観たけれど、もはや歌手とはとても言えたものでなく、悲しくてたまらなかったです。
自分は「ザ・タイガース」の現役時代は物心つかない幼児でまったく記憶がなく、
「十年ロマンス」と化粧品のCMソング「色つきの女でいてくれよ」がリリースされた1982年の「同窓会期」で
初めて本気で聴き、アルバム『ヒューマンルネッサンス』(1968)を手にした。
あの時代の「グループサウンド」にしては完成度の高いアルバムでした。
もっとも、この頃は四郎さんはまだ加入前だったけど。
ここからは「青い鳥」と「廃墟の鳩」がシングル・ヒットしました。
「廃墟の鳩」は今こそ再評価すべき歌だと個人的に思っています。
実は「ザ・タイガース」は自分たちのやりたい方向性とGS(グループサウンズ)でのアイドルとの
乖離に苦しんだバンドでもあり、岸部四郎さんの加入は1969年3月の加橋かつみ氏の脱退に伴ってのかたちで、
悪く言えば“繰り上げ当選”的のものだったと思います。
そこで、あとは1982年の「同窓会期」の2曲をご紹介いたします。
やはり彼の姿は、この頃のほうが印象強かったです。
ザ・タイガースThe Tigers/十年ロマンス(1981年) 視聴No.16
作詞:阿久悠、
作曲:沢田研二、
編曲:伊藤銀次・すぎやまこういち
歌詞:J-Lyric.net
http://j-lyric.net/artist/a00174b/l003337.html
ザ・タイガース 色つきの女でいてくれよ 1982
歌詞:J-Lyric.net
http://j-lyric.net/artist/a00174b/l00697d.html
作詞:阿久悠
作曲:森本太郎
編曲:伊藤銀次
映像は日テレの「ザ・トップテン」からですね。
高島忠夫氏と四郎さんの掛け合いはまるで漫才。
一家そろって同じ音楽を共有できた、やっぱり良い時代だったと思います。
↑
タイガースを詳しく知りたい入門者には、まずはどんな歌があったかを知るにはこちらからどうぞ。
上記の歌がすべて“シングル・バージョン”で入っています。
自分としては、破竹の勢いだった「君だけに愛を」「シー・シ-・シー」、
脱アイドルを模索していた後期で時代の暗さも引きずっていた傷心ナンバー「都会」も要注目曲です。
もっと「実力派バンド」だったことを知りたい方には、リーダーだった瞳みのる氏(通称ピー)監修の
レッドディスク(1967-1968)と、ブルーディスク(1968-1971)もどうぞ。
……寂しいですね。
シローさん、お疲れ様でした。
ご冥福をお祈り申し上げます。
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2020年9月16日付訪問者数:283名様
お付き合いいただきありがとうございました。
なんでえ、ほとんどがクサッた長老ばかりじゃないか。
この関係のニュースはあとあと。
今、衝撃のニュースが来てしまった。
ああぁ、ついにこの訃報がきてしまったかぁ。(溜息)
東京新聞 2020年9月15日付記事
「タレントの岸部四郎さんが死去 ザ・タイガース、司会者で活躍」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/55664
グループサウンズ「ザ・タイガース」のメンバーで、
テレビの司会者や俳優としても親しまれたタレントの岸部四郎(きしべ・しろう)さんが
8月28日午前4時33分、拡張型心筋症による急性心不全のため千葉県内の病院で死去したことが、
15日分かった。
71歳。 京都府出身。
葬儀は近親者で行った。
1969年、絶大な人気を集めていたザ・タイガースに「岸部シロー」の芸名で加入。
俳優や司会者としても活躍、テレビドラマ「西遊記」の沙悟浄役などで知られた。
西遊記オープニング 「モンキーマジック」 演奏:ゴダイゴ
1984年からは日本テレビ系のワイドショー「ルックルックこんにちは」の司会を担当した。
俳優の岸部一徳さんは兄。
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あと、自分にとって忘れられないのは1998年に連帯保証等による「自己破産」(嗚呼:涙)。
それに関しては、こんな本を読まれればわかるかもしれません。
「岸部のアルバム」1996年 ←なんつうタイトルだ(笑)。
「後ろ向き ~一週間に一日幸せならいい」2006年
「いまさらシロー」2008年 ←小柳ルミ子の歌「今さらジロー」(1984)をもじったタイトル。
それにしても、「自己破産」以降は破産ネタの暴露で食っていたイメージが強かったのが悲しかったです。
結果的に、2013年のザ・タイガースでの武道館公演に、車椅子姿で顔を出したのが、公での最後の姿となりました。
テレビで観たけれど、もはや歌手とはとても言えたものでなく、悲しくてたまらなかったです。
自分は「ザ・タイガース」の現役時代は物心つかない幼児でまったく記憶がなく、
「十年ロマンス」と化粧品のCMソング「色つきの女でいてくれよ」がリリースされた1982年の「同窓会期」で
初めて本気で聴き、アルバム『ヒューマンルネッサンス』(1968)を手にした。
あの時代の「グループサウンド」にしては完成度の高いアルバムでした。
もっとも、この頃は四郎さんはまだ加入前だったけど。
ここからは「青い鳥」と「廃墟の鳩」がシングル・ヒットしました。
「廃墟の鳩」は今こそ再評価すべき歌だと個人的に思っています。
実は「ザ・タイガース」は自分たちのやりたい方向性とGS(グループサウンズ)でのアイドルとの
乖離に苦しんだバンドでもあり、岸部四郎さんの加入は1969年3月の加橋かつみ氏の脱退に伴ってのかたちで、
悪く言えば“繰り上げ当選”的のものだったと思います。
そこで、あとは1982年の「同窓会期」の2曲をご紹介いたします。
やはり彼の姿は、この頃のほうが印象強かったです。
ザ・タイガースThe Tigers/十年ロマンス(1981年) 視聴No.16
作詞:阿久悠、
作曲:沢田研二、
編曲:伊藤銀次・すぎやまこういち
歌詞:J-Lyric.net
http://j-lyric.net/artist/a00174b/l003337.html
ザ・タイガース 色つきの女でいてくれよ 1982
歌詞:J-Lyric.net
http://j-lyric.net/artist/a00174b/l00697d.html
作詞:阿久悠
作曲:森本太郎
編曲:伊藤銀次
映像は日テレの「ザ・トップテン」からですね。
高島忠夫氏と四郎さんの掛け合いはまるで漫才。
一家そろって同じ音楽を共有できた、やっぱり良い時代だったと思います。
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タイガースを詳しく知りたい入門者には、まずはどんな歌があったかを知るにはこちらからどうぞ。
上記の歌がすべて“シングル・バージョン”で入っています。
自分としては、破竹の勢いだった「君だけに愛を」「シー・シ-・シー」、
脱アイドルを模索していた後期で時代の暗さも引きずっていた傷心ナンバー「都会」も要注目曲です。
もっと「実力派バンド」だったことを知りたい方には、リーダーだった瞳みのる氏(通称ピー)監修の
レッドディスク(1967-1968)と、ブルーディスク(1968-1971)もどうぞ。
……寂しいですね。
シローさん、お疲れ様でした。
ご冥福をお祈り申し上げます。
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2020年9月16日付訪問者数:283名様
お付き合いいただきありがとうございました。