shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

戦争と原発事故の悲劇を忘れるな/「Pipes Of Peace」(1983) by Paul McCartney

2014-04-16 | 日記
今日(15日)朝刊の東京新聞1面は緊迫のウクライナ情勢ではなく、
70年前の戦争の悲劇の一部であった「学童疎開」の話だった。
著作権上、および長いため転載するわけにはいかないので、リンクを張ります。
1か月くらいで削除されると思いますので、ご注意下さい。
この続きは、15日朝刊4面をご覧ください。(図書館などで)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014041502000130.html

内戦に発展しそうな海外の問題ももちろん大切な問題だ。
だけど、庶民に降りかかる我が国の問題をあえて選んだ東京新聞を、僕は支持します。

強権者は自分を偉いんだと見せつけるため、下のものを抑圧・支配する。
抑圧されている者は自分より下だったり弱い人間を抑圧・支配する。
その国や社会・組織が貧しかったり上下関係が厳しかったりすると、弱いものや下の人間にはいのちに関わる問題だ。

人が人として尊重されている社会ならともかく、あの地獄のような時代で親から切り離された疎開っ子の環境はどんなに悲しいものか……

政府与党やそれにすり寄る好戦メディアが戦争をしたがって、周辺国を蔑視して格下な野蛮だと、本や記事を書き立てる。  
海外に原発のみならず、武器兵器を売る手段を為政者や財界が急ぎ足で企んでいる。
今日の記事は、戦争は絶対してはいけないものとして警告している。
大切なのは、日本は技術もそうだけど文化も社会もレベルが高いから外国から来た人たちが日本で学んで、
自分たちの国も負けないようにレベルを上げようと高い志を持つ変革者になってもらう事じゃないのか?

忘れてはいけない。
敗戦から今まで戦争放棄を謳(うた)って海外の戦争にも参加しなかったからこそ、
戦争の道具から離れた平和なものづくりを重ねて来たからこそ、
日本は欧米の電車の自販機でも「日本語」で切符が買えるくらい信頼を得られたのだ。
海外での戦争や殺傷行為に加担したり自国でも戦争を始めたら、その信用を一瞬にして失うのだ。
福島の事故で悲惨な住民を出してしまったのに、原発を再稼働させたり海外に売る有り様で、すでに信頼は崩れ始めようとしている事を忘れないで欲しい。


だから、自分は青森県大間原発の建設差し止めを訴えた函館市と、
(卑屈な手段で)好戦派社会教科書を押し付ける文部科学省に反して東京書籍の教科書を選んだ沖縄県竹富町を支持します。
小さなコミュニティがあって、市町村があってこそ都道府県があるので、国がトップなんかじゃない。

Bonus Music Video 「Pipes Of Peace」by Paul McCartney (1983)
No More War !


僕らの愛に ローソクをともそう
愛で僕らの悩みは 消え去るけど
すぐに とても大切なことに 気が付く
みんなが 心から聞きたいと思う ただ一つのことに

世界中 どこでだって
赤ん坊が この世に生を受けてる
とにかく できる限りのことをしよう
平和が勝利し なすべきことが なされるまで

みんなが喜びの歌を 歌えるように
たった今も 赤ん坊は戦火の中 さあ僕らから始めよう
平和のバグパイプを 平和のバグパイプを吹こう


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