Paco de Lucia forever ／「 Mediterranean Sundance 」 with Al Di Meola

日曜朝11時台、Tokyo FM「ハート・オブ・サンデー」を聞きながら掃除していた時、忘れがたい名曲が流れた。
「Mediterranean Sundance（地中海の舞踏）」。
1977年にリリ－スされたジャズ／フュージョン系ギタリスト・アル・ディ・メオラのアルバム『エレガント・ジプシー』に収録された曲だが、ここでスペインのフラメンコギタリスト・パコ・デ・ルシアとの共演をする。　
ここで聴けるアコースティック・ギター2本の絡みは、アルを大いに刺激し、後にアル、パコ、ジョン・マクラフリンによる、いわゆる「スーパー・ギター・トリオ」が誕生する布石となった。

そのパコ・デ・ルシアが今年2月26日、滞在先のメキシコで心臓発作のため亡くなった。

自分も'80年代に、そのライブアルバムをよく聴いた。
You Tubeを見ると、おそらく'90年代か2000年に入ったと思われる共演の映像（スペインでの放送か？）をみつけた。
二人ともカッコイイし、まったく腕が衰えていない。　顔が良い年輪を重ねてる。


惜しい人を失くしてしまった。
R.I.P. Paco.　　あなたを忘れない。



【余談】
欧米の洋楽映像が豊富なのに対して、日本のはちょっとしたものでもすぐ「著作権侵害」を訴えてすぐ削除されてしまう。
良いものを一緒にシェアしようとする文化のある西洋と、出る釘を打ったり排除する体質の日本。
哀しいねぇ日本！、心が貧しいねぇ日本！