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音楽大好き男の徒然なる日記

浜省『J.BOY 30th Anniversary Edition』発売決定!…なんだろうけど

2016-04-24 | 音楽
またまた突然の発表だった。
1986年リリースの、浜田省吾の決定版アルバム『J.BOY』の30周年限定盤アルバムが
9月4日にリリースされます。

商品サイトは、
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/ShogoHamada/40th/#products

……そりゃあ欲しいに決まってる。
けど、1986年ミックス音源のLPつき「BOX」は税別23,000円。
高ぁ~~っ!

自分の目的は、やはり「1986年ミックス」音源であって、
いろいろ細工して却(かえ)って音がおかしくなった現在の「1999年リアレンジ&リミックス」は自分は正直好きじゃない。
これだけだったら、パスしちゃうかなあ………

そもそも自分は、L.A.に行ってグレッグ・ラダーニ(Greg Ladanyi)氏に依頼する必要もなかったのでは……?、と思ってるのだ。
このアルバム・リリースの前に発表されたシングル「LONELY~愛という約束事/もうひとつの土曜日」は
当時ソニーのエンジニアで、多くの浜省作品を手掛けた助川健(たけし)氏(故人)のミックスだが、
彼のミックスした音のほうが立体感あるし、シンセの音処理も彼のほうが上だと思っている。

グレッグ氏の仕上げた音で結果満足できず、1999年に音を差し替えたりギターを余分に重ねて音圧上げて、
余計聞き苦しくなってしまったと僕は思うのだ。

いくら浜省を慕っていても、『J.BOY』に関してはどうしても「1999年バージョン」はねえ……

ついでに言うと、「MONEY」収録で有名なアルバム『Down by The Mainstreet』も1999年の再発時リミックス盤なんかより、
吉田保氏が手掛けたオリジナル・ミックス(1984)盤のほうがリマスターすれば音が格段に良いと思う。

閑話休題。
1986年ミックスのほうが好きという方は、高価ですが「BOX」のほうをお勧めします。

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