shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

年内あと2回/「世界でいちばん好きな人」 (2006) by KAN

2013-12-29 | 日記
http://www.youtube.com

               パリから帰国後初のオリジナルアルバム『遥かなる回り道の向こうで』 (2006)のほか
                  本人選曲のベストアルバム『IDEAS』 (2007)、
           ユニバーサルミュージック選曲制作のベストアルバム『ザ・プレミアム・ベスト』 (2009)に収録。

テレビ「関口宏のサンデーモーニング年末特番」では「戦争の火種」というコンセプトで、日本・欧州の右傾化が取り上げられていた。
先日の安倍総理の靖国参拝は韓国・中国のみならず、アメリカやEUにまで批判を受けた。
…当然の結果だろう。

戦争を引き起こし、国民・国土を悲劇に突き落したA級戦犯を祀った施設に参拝したのだから。
昭和・平成どちらの天皇陛下だって、A級戦犯が合祀されて以来、参拝を止めたのだから。

以前自分が書いたように、今のままでは日本は世界から孤立するだろう。
ではどうするかは……かつての昭和の歴史をもう一度省みて、あの悲劇を繰り返さないように平和国家として生きることだ、口先だけでなく。
安倍晋三や同類の内弁慶に替わる為政者を選出して。
本当に「二度と戦争を繰り返さない」と誓えるのなら日本国内に引き籠らずに、
「首脳は逢わない」と言われても先の日本軍が侵略してしまった国々やロシアの日本人墓地などを自らが訪れて、慰霊するのが筋じゃないのか?
個人的には国際紛争を見て来た緒方貞子さんのような方が首相にふさわしいのだが……

KANさんも、うらやましいくらい世界を見ている人だ。
欧米はもちろん、ホームページ内「金曜コラム」などでアゼルバイジャン・トルクメニスタン・グルジアなどの中央アジア旅行を報告している程だ。
そういえば、アルバム『Gleam & Squeeze』制作時は中国を旅していた写真が載っていた。
ピアノのクラシック理論を学ぶため2年間パリで暮らした後、この歌は生まれた。
「日本がずっと平和なまま 続いてゆくとは限らない」
「遠くで起きてる戦争が いつ終わるのかもわからない」

このフレーズが恐ろしくリアルになってきた。

もっと人間どうしが各々の違いを分かりあい、尊重しあうことでより良い社会や明日を築くしかない。
自分だってほんとうは、社会世相に怒るよりも愛を叫びたいのだよ、うん。

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