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音楽大好き男の徒然なる日記

キング・カズが教えてくれた/今日の一曲「スタートライン」(2005)by 馬場俊英

2012-10-30 | 音楽
帰り道に寄った本屋でキング・カズ(三浦知良)の親書サイズ本「やめないよ」を購入した。
サッカーがらみの話題の中に男として、人間として改めてうなずけることが随所に書かれており、思わず前のめりになってしまう内容だ。

以下抜粋。
「関節にしても、腰にしても、疲労が重なってきている。それでも僕はいつも、フルに90分出場できる身体をつくっている。」

「僕の場合、もうすぐ40歳だから仕方ない、と言われてしまうのが嫌だ。逆に40歳でみんながやれなかったことをやってみたい。」

「結果が出なかったときこそ、ぶれないように。 ピッチに立てば年齢は問題ない」

「戦う舞台がJ1でもJ2でも、謙虚な姿勢や成長しようという気持ちが折れなければ、明るい未来があるはず。 
 悪いことが続くのは、自分があきらめてしまっているとき。
 上を向いている限り、絶対にいいことがあるんだ。」

「失敗して、自分のレールを踏み外すこともある。 その時も、フラフラでいいから止まるな。
“一気に100メートル進まなくていい。1センチでいいから止まるな。考えるだけではダメだ”。」

「学ばない人間は人のせいにする。 学びつつある者は自分のせいにする。 
学ぶということを知っている者は誰のせいにもしない。 
僕は学び続ける人間でいたい。」

キング・カズがこう言っているんだ。 自分だってあきらめてはいけないんだ。
この歌を作った馬場さんも一度はメジャーレーベルでの契約が切れてしまったが、インディーズで活動しながら這い上がって来た人だ。
だからか、彼の歌は苦境に立つ人・市井の人の心がよくわかっているんだなあ。

   「スタートライン(~新しい風)」
もうだめさ これ以上は前に進めない
そんな日が 誰にだってある

だけど 雨でも晴れても何でもいつでも
その気になりゃ 何度でもやり直せる 何度でも

これからの事を思うと 負けそうになる
心配なことがあって しゃがみそうになる
あと少しだけ もう少し強くならなくっちゃ
でも 大切な事は いつも誰も教えてくれない

だから そうだよ
くじけそうな 時こそ遠くを見るんだよ
チャンスは 何度でも 君のそばに

この道の 先に何が待ってるのか
なんてこと わかる訳ない
答があっても なくてもYesでもNoでも
決めた道を行くしかないさ あるだろ?そんな時

青春と呼べた 時代(とき)は 過ぎたのに
今でも心の奥に風が吹き抜ける
優しい人にばかり 悲しみが降りかかる
報われない事が ここには 多すぎる

だけど そうだよ
どんな時も 信じることを やめないで
きっとチャンスは 何度でも 君のそばに

だから そうだよ
くじけそうな 時こそ遠くを見るんだよ
見えない このスタートラインから またここから

きっと そうだよ
いつかきっと 真心が何かに変わるんだよ
そうさチャンスは 何度でも いつも君のそばに




ジョギングテンポのお薦めバージョン:
マキシシングル『Boys on the Run 4 Songs』
オリジナルアルバム『人生と言う名の列車』  に収録
泣けますね。

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