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音楽大好き男の徒然なる日記

夏の終わりの村下孝蔵「しゃぼん玉」(1994・愛されるために)

2023-09-23 | 音楽
夏の終わりの村下孝蔵、第2弾を行きます。

これもまた切なく美しい歌です。



1994年リリースのオリジナルアルバム『愛されるために』。
1992年の前作『名もない星』が力作であったにもかかわらず、セールスではオリコン100位にも入らない「惨敗ぶり」に
アルバム制作方法が大きく転換されることになったようです。

今作のサウンドカラーは、ユーロビートに近い「打ち込み」。

うーん・・・

個人的に言わせてもらえたら……村下さんらしくないサウンドでした。
歌とアレンジの相性が良くない、と言いましょうか
ミックスダウンの音が良くないのでしょうか・・・
(みゆきさんの『36.5℃』や尾崎豊『誕生』を手掛けた、Larry Alexander氏の硬質な音ならともかく)

その一例として、「連れてって」を貼っておきます。
つれてって 村下孝蔵



さてそんな中、「これは良い」と言えるものがありました。

オーボエ・クラリネット・フルート・フラットマンドリンに弦楽をそろえたイ・ムジチのような「室内楽」編成の一曲、
「しゃぼん玉」です。
村下さんの切ない恋ごころにフィットした音で、このアルバムでベスト1の歌です。
(ライブではさすがにシンセ&打ち込みですが)

しゃぼん玉(1994・村下孝蔵)

作詞・作曲:村下孝蔵
編曲:水谷公生
コーラス編曲:町支寛二

歌詞:Uta - Net
 https://www.uta-net.com/song/114859/



  イラストサイト「pixiv」より「しゃぼん玉」(2023. 7. 20. )by マカトフ 様
  転載ご承諾頂きましてありがとうございます。


夏の青空に浮かぶしゃぼん玉
たとえ短いいのちでも美しく輝いて愛おしい・・・



あと1曲と思ったのですが・・・
それは内容的にも「冬の初めの村下孝蔵」になってしまうかな・・・(笑)


2023年10月17日付訪問者数:111名様
お付き合いいただき、ありがとうございました。

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