shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

戦しか知らなかったヴァイオレットの旅が始まる/「Scarborough Fair」(1966・Simon and Garfunkel)

2018-01-15 | 音楽
スカボローの市へ行くのですか?
パセリ、セージ、ローズマリーにタイム
ならばそこに住むあの人に、よろしくと伝えてください
彼女はかつて 私が心から愛した人でした

                  (日本語訳:東エミ)


スゴイ物語を知ってしまった。

2018年冬季アニメを調べて「おっ!、これ、良いんでないかい?」
と思って注目した「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
公式ホームページは、
http://violet-evergarden.jp/






……スゴイ。
第1話だってのに「圧倒」されてしまった。


どうやら、注目度が「恋は雨上がりのように」を越えてしまったかも……
(あれももちろん好きなんですけど)

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戦時中、軍人として戦ったヴァイオレット・エヴァーガーデンは、軍を離れ大きな港町へ来ていた。
戦場で大切な人(ギルベルト・ブーゲンビリア少佐)から別れ際に告げられた「ある言葉」を胸に抱えたまま――。

「ヴァイオレット……君は、生きて自由になりなさい……
 心から………愛している……」

「知りたいのです!……“愛してる”を、知りたいのです……」


そして、戦(いくさ)しか知らなかった少女が
ギルベルト少佐の言葉の意味を知るために、手紙の代筆と配達を務める仕事を始めた。
ヴァイオレットの旅が始まった。

Eメールなんて、かれこれ22年くらいの歴史。
LINEに至ってはほんの3年くらい。
優に100-200年、いやそれ以上にもなる「手紙」と、19世紀から第1次世界大戦あたりの時代考証。
そんなロマンに満ちた世界を見つめていて、
ふと思いついた歌があります。

「ああ、S&Gのアレね」という方、
お引止めしないのでどうぞ日常なり別のサイトなりにお移り下さい。

届くかどうかはわからない、
それでも伝えずにはいられない「切ない思い」が、あの作品にもこの歌にも満ちています。
「江差追分」なんかにはピンとこなかったのに、「Scarborough Fair」とか「Londonderry Air」とか
「Down By The Salley Gardens」などのスコットランド民謡・アイルランド民謡などには
デジャブのように涙腺が刺激されるのだ。
何故俺は英国じゃなくて日本に生まれたのだろう…(そこまで言うか)

では、お楽しみください。


リンク:東エミのジャズ洋楽歌詞翻訳集
https://ameblo.jp/higashiemi/entry-10543510800.html

Simon & Garfunkel - Scarborough Fair/Canticle (Audio)



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2018年1月15日付訪問者数:141名様
お付き合いいただきありがとうございました。

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