shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

〔追悼〕橋田壽賀子さん

2021-04-12 | 日記
ああ、相次ぐ訃報にペンが、もとい作業量が追いつかない・・・

この間、別の方の訃報が届いた。

まず、深町純さんと親しいギタリストの和田アキラさん(PRISM)まで……
嗚呼、嗚呼、なんてこった……
このブログでも必ず取り上げますので、しばらくのお待ちを。

それから、あの「おしん」で有名な脚本家の橋田壽賀子さんも亡くなられました。
95歳でした。

「おしん」発表の当時、自分は10代で、
ひたすら忍耐の中で生きた女性の半生記の物語は、素直には支持できなかったです。
内容が暗いわ旧いわ、もありましたし。
「渡る世間は鬼ばかり」も演出・映像が時代おくれなのは否定できませんし。

……でも、社会にもまれて生きてきて、
やっとその生き様がわかるようになりました。
戦争もなく、今はやっぱりまだ良い時代なのだと思えました。

連続テレビ小説「おしん」のテーマ・ステレオバージョン Oshin's Theme(Stereo Ver.)

 作・編曲:坂田晃一

生きることは食う事・稼ぐこと
そのために不本意な仕事で体を痛め
稼げても不本意な行事に顔を出したり、職場でパワハラや孤立無援に陥ったりもするだろう

その苦労、濡れ手に粟で設ける与党政治家なんかにわかるまい
国会議員の報酬なんて「時給制」にしてしまえばいい
ゴルフ会員権・億ション・一泊3万円以上の宿泊施設・3ナンバー車などに
「付加価値税」を導入すればいい
商法改正してを企業の「内部留保」にも上限と課税をして
違反業者には罰金を徴収すべきだ



あと、共感できるのは「戦争は絶対にいけない事」「殺人事件は書かない」「家族が大事」という姿勢です。
今、サスペンスドラマに始まり、警察・病院など”権威組織”のドラマばかりだったり、
ハリウッド映画やCGゲームで殺人ものの多さに危機感を感じずにいられません。
「平和ボケ」さえ通り越して「血に飢えてる」とまで言ってかもしれません。

もともとアメリカ合衆国は全土が戦禍に見舞われて犠牲者が出た歴史がないから、
「反戦」の意識に欠けた国民性なのは間違いないでしょう。
もしイギリスやドイツみたいに戦禍に見舞われる経験をすれば発想も変わってくるのかもしれませんが……
やめましょう、あってはならない事ですし。


さて、村上ポンタ秀一さんの追悼記事も続けます。

橋田壽賀子さんのご冥福をお祈り申し上げます。


渡る世間は鬼ばかり オープニングテーマ (作編曲・ピアノ:羽田健太郎)

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