goo blog サービス終了のお知らせ 

shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

安倍政権の功績ならぬ罪過について再確認する必要(小沢一郎さんのツイート)&宮澤喜一氏の遺言より。

2022-09-27 | 日記
 安倍政権の功績ならぬ罪過について再確認する必要。

 ①
第一、権力の私物化。
 総理夫人と親密だった学校法人に国有地をタダ同然で払下げ。
 長年のお友達のために制度を捻じ曲げて、新規の獣医学部を認可。
 地元から 後援会800人を招待し、税金でお花見。
 今日の権力の私物化政治を完成させたのが安倍氏である。


 ②
第二、不正の隠蔽。
 安倍氏の国会での強弁により、
 財務省は組織ぐるみで国有地払下げに係る公文書を改ざんし、
 総理サイドの関与を隠蔽。
 良心の呵責から現場職員が自殺。
 加計問題でも凄まじい隠蔽工作。
 桜を見る会でも証拠名簿は全てシュレッダーへ。
 安倍氏は隠蔽・改ざんを日本の行政文化にした。


 ③
第三、国家公務員の隷属化。
 内閣人事局により人事権を濫用し、
 本来、国民全体の奉仕者たるべき国家公務員を
 総理個人の「使用人」に貶めてしまった。
 隠蔽・改ざんが得意で、国会でも平気で嘘をつける忖度官僚だけが出世していくなど、
 この国の行政機構を根本から破壊し、
 腐らせた張本人こそ安倍氏。」

 ④
第四、国会の軽視。
 安倍氏は、国会において、
 森友問題で139回、桜を見る会で118回もの虚偽答弁。
 嘘と言い訳に終始する数々の答弁で、国会を冒涜してきた。
 時に色をなして反論していたのに、
 結局は全部嘘。
 閣僚も官僚も、皆が真似て嘘をついた。
 嘘と詭弁で国会の権威を著しく貶めたその罪は重い。


 ⑤
第五、憲法の軽視。
 安倍氏は現行憲法を蔑視。
 憲法解釈を閣議決定のみで勝手に変えて、集団的自衛権の行使を認めさせ、
 安保法制を強行採決。
 この国が戦後守り続けてきた立憲民主主義を完全に破壊した。
 岸田政権による国葬強行に見られるように、
 憲法や法律を政府による言い訳の道具にしてしまった。


 ⑥
第六、検察・警察の私物化。
 安倍氏は在任中、警察庁から積極的に官邸幹部を登用すると共に、
 法務省では特定幹部を長らく官房長に据えた。
 人事権を濫用し、個別捜査へも圧力をかけ続けてきた。
 政権関係者は罪に問われないという風土を確立させた。
 法の下の平等を破壊し、国を腐敗させた罪は重い。」


 ⑦
第七、アベノミクスという狂気。
 高い独立性が求められる日銀を奴隷化し、
 長期の異次元緩和を推し進めた結果、産業は衰退、
 実質賃金は一貫して下落。
 極端な円安と物価高で、国民の家計は大変苦しいものとなり、
 経済格差も拡大の一途。
 国民生活を疲弊させ、この国の経済を根本から破壊してしまった。


 ⑧
第八、国民の分断。
 選挙応援の演説中、聴衆からの批判の声に
 『こんな人達に負ける訳にはいかない』と応酬。
 批判には耳を傾けず、相手を激しく罵り対立を煽る政治姿勢により、
 今日のように国民を分断。
 本来、総理とは、国民全体の幸せを考えるべき立場。
 平然と国民を分断する政治姿勢は許されない。


 ⑨
第九、北方領土問題の消滅。
 安倍元総理は、プーチン大統領に
 『君と僕は同じ未来を見ている』とまで言って、
 経済支援3千億円を大盤振る舞い。
 外交青書から『北方四島は日本に帰属する』という文言を削除させ、
 二島返還に固執した結果、
 北方領土の問題を事実上消滅させてしまう大失態を犯した。


 ⑩
第十、拉致問題の後退。
 安倍氏は一般には熱心だったと言われるが、
 単に北朝鮮を激しく攻撃し、逆に拉致問題の解決を大きく後退させただけ。
 挙句の果てに、拉致被害者二人の一時帰国の提案を拒否。
 こうした不利な情報は一切明かさず、
 やっているふりだけ。
 拉致問題の政治利用。
 政治とは結果である。


 ⑪
第十一、最悪の日中・日韓関係。
 安倍氏は、中国や韓国との関係において、
 相手を攻撃するだけで対話を怠った。
 『ボールは向こうにある』とだけ言い、
 最も重要なはずの外交関係を戦後最悪にした。
 こうした姿勢は社会にも影響を与え、ヘイトも増加。
 近隣諸国との関係悪化は安全保障環境の悪化に直結。


 ⑫
第十二、際限なき防衛費拡大。
 安倍氏は、米国の高額な武器を『言い値』で次々と買わされ、
 後年度負担をどんどん膨らませた。
 総理を辞めた後でも、防衛費増額の圧力をかけ続けるなど暴走。
 一番の国家的危機である人口減少対策を怠り、
 無駄で高値の武器ばかり買う政治姿勢こそ国に『危機』をもたらす。


 ⑬
第十三、沖縄の民意を愚弄。
 県民投票で7割以上が辺野古移設のための埋立てに反対する中、
 埋め立てを強行。
 口では『基地負担の軽減』と言いながら、沖縄県民の民意を一切無視。
 主張が対立する沖縄県知事との対話は断固拒否。
 沖縄振興予算では嫌がらせを続けた。
 民意の黙殺は国葬強行で完成する。


 ⑭
第十四、少子化対策の放棄。
 民主党政権の『子ども手当』の理念を無視し、
 ガチガチの所得制限児童手当で子育て世代を分断。
 子育てを家庭だけの責任とし、教育費もどんどん高騰。
 そんな社会で誰が子どもを産み育てたいと思うだろうか。
 子は社会の宝。
 少子化を加速させた安倍政権の罪は極めて重い。


 ⑮
第十五、統一教会の公認。
 教団の最強の広告塔となって被害拡大を招き、
 見返りとして徹底的に選挙運動をさせた。
 首領として、教団の組織票の割り振りまで指揮。
 統一教会による悲惨な被害に心を痛めるどころか、教団にお墨付きを与えた。
 外国カルト団体と手を組み、国民の生活を破壊したその罪は重い。


「このように、安倍元総理の『功績』を見つけるのが難しい一方、
 『罪過」は数え切れない。
 重要なことは、これらはごく一部に過ぎないということ。
 そうした中、内閣だけで勝手に決めた『国葬』が強行されようとしている。

 
 これだけ民意を踏みにじる政権を、国民がまた笑って許せば、
 今度は、国が滅びる。」





「自由は突然なくなるのではない。
 だんだんなくなっていくんです。
 気がついたときには酸欠でどうにもできなくなっている。
 はじめのときを気をつけるしかないのです。
 自由が侵されそうになるあらゆる兆しに、
 厳しく監視の目を向けなければならないのです。

  (宮澤喜一・著『21世紀への委任状』p.18)」
   宮澤喜一bot@myzwbot·さんのツイートより。



「国葬欠席を早々と表明したれいわの山本太郎は、
 きょう27日、静岡県にいって、
 台風被災地の視察と支援を行っているという。
 国会審議で現地の声を政府へ届けるためだという。

 岸田よ、自民党よ、
 そして、国葬に参列している全ての政治家たちよ。
 よく覚えておくとよい。
 これが本当の「政治」というものだ。」

   さよなら昨日の私 さんのツイートより。

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 西九州新幹線 開業を素直に... | TOP | 脳裏にグルグル廻るキスシー... »
最新の画像もっと見る

Recent Entries | 日記