おたかさん、I miss you so much...（追悼・土井たか子さん）

東京新聞　2014年9月30日社説
「土井さん死去　護憲と政権の間で葛藤」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014093002000158.html

信じたくなかったが、やはりこの日が来てしまったのか。
おたかさん、もとい、土井たか子さんが政治の舞台から退いてしまってから
その動向がずっと気になっていた。
特に、社民党の議席が0になってからは…

かつて日本の二大政党で自民党のライバルといえば、民社党じゃなくて日本社会党のことだった。
おたかさんは自民党の強行採決による消費税導入時（1989）に「だめなものはだめ」「山が動いた」などの名ゼリフを残し、
“庶民派”として日本社会党の最後のピークを築いた方だった。
わずか2年後に党首を退いたあとは自民党との「村山富市政権」が結果的に社会党の崩壊を決定付け、社民党と改名後は見ていられないほどに衰退してしまった。

今、自民党でもかつて自分が好意的に見ていた“ハト派”の姿はまったくなく、一歩間違えたら簡単にファシズムに走ろうとする勢力ばかりだ。
野党でも自民に擦り寄ろうとしている集団も目立つ。

おたかさん、まだ早すぎました。
せめて空の上から、日本が過ちを繰り返さないよう力を貸してくださいますか。