そろそろ気持が整理できてきたので、書き上げたいと思います。
「コミック版完結」について。
残念ながら、主人公橘あきらが恋したファミリーレストラン「ガーデン」の近藤店長への思いは
受け入れられなかった。
そして、最終的に陸上の世界に戻ってきた。
ツイッターを中心に、この結末への賛否両論で揉めに揉めている。
はっきり言って「炎上」にまで発展している。
「別れend反対」派では特定の者がとにかく汚ない言葉で作者を中傷し、
「賛成」派もそれにつられて反対派を中傷するかのように「歳の差恋愛キモい」的内容で応戦していた。
なぜ「別れend反対派」があんなに激怒したのか…
自分なりに思うに、あきらという鳥を逃して「取り残された」結末に嫌悪感を持ったからじゃないのか……?
もし店長が小説が評価されず作家になれなかった時、「逃した魚の大きさ」に終生後悔することになるかもしれない。
あと「復帰第一戦」でいきなり「新記録達成!」なんて、出来過ぎじゃない?
確かに自分は、あの終わり方に不満がある。
暴言には賛同できないが、「反対派」の“裏切られたぁ!!”的な心境ならわかる。
もしコミックス2~3巻での完結ならば、あの最終回は妥当だと思う。
だが、この作品は月刊誌から激戦区の週刊誌に昇格したり、コミックスで10巻にまで伸びた作品で、アニメ化・映画化もした「ブレイク作」だ。
「おいおい!、それ、あんまりでないかい!?」というのが自分の正直な感想だ。
まるで「10代少女の恋なんて所詮は一時期の熱病、何もなかったように消える」というメッセージみたいにも捉えられた。
もし、競技大会後にはるか他陸上部員たちと別れ、「ガーデン」にお客として店長に会いに行く話があれば
随分と評価が違ったのではないのか?
卒業後の進路(例えば、自分と同じ苦しみに悩む人を助けたいから理学療法士を目指す、とか)などを話して
「進路が決まったら、またアルバイトで戻っていいですか」とかの話があれば、評価されたのかもしれない。
去年11月に、同じ「スピリッツ」誌上で人気上昇中のコミック「1518(イチゴーイチハチ)!」を取り上げたが、
自分は足の故障で野球を断念し、生徒会に加入して新しい世界で生まれ変わってゆく烏谷公志朗のように
あきらが近藤店長に恋して、新しい世界で輝いている表情が眩しかった。
そんな彼女を、そのまま卒業まで見守っていたかっただけに、
重ねて、残念だった。
---------------------------------------------------------------------------
「テレビアニメ版完結」について。
さて、つい先日テレビアニメのほうも最終回が放映された。
タイトルは「つゆのあとさき」。
ついさだまさし氏による、恋の終わりを卒業に例えた歌(1977・『風見鶏』収録)を思い出す。
え?アニメさえも、と思ったが……
思いのほかエピソードがほぼオリジナルストーリーの様相。
公式ホームページでは、
http://www.koiame-anime.com
良かったぁー。
失恋のうえに学校からアルバイト禁止令で「ガーデン」を辞めざるを得なかった「原作」と違って
ユイちゃんが笑顔のままで良かった。
あきらとの友情を気にかけていたはるかの笑顔も良かった。
あきらと近藤店長が“別れてしまう”のではなく、お互いが夢を再び歩き始める感じでよかった。
また、吉俣良氏の音楽がとても良かった!!
音楽に関しては「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を格段超えていた、うん。
ツイッターにも好評な感想が並ぶ。
“「飛び方を忘れてしまった私に、
『一緒に飛ぼう』と言ってくれたのは初恋の人でした。」
そんな感じの良い終わり方だった。”
“あきらちゃんも店長も可愛らしくて、本当に大好きなアニメです。
約束を果たしたら2人で幸せになって欲しい。
友情は裏切らない。”
“たくさんのことを考えさせられるアニメでした。
心に響くそんなアニメでした。
転んでも立ち上がる、諦めない心を忘れないように生きていきたいです。”
吉報:
北海道文化放送では4/15(日)より毎週日曜26:00~、
TVアニメ 『恋は雨上がりのように』の放送が決定しました!
よかったですね、道内のみなさん。
「恋雨」の話はまだ続きます。
Aimer 『Ref:rain』now on sale
ここで、マイpixivセレクションを少々。
あきらの繊細さ・キュートさが反映された絵、どうしても紹介したかった1枚です。
“「恋は雨上がりのように」を読んで、おっさんに目覚める女子高生が増えればいいと思います。“(モノラル次郎氏)
賛成です。
キュートです。
優しいだけじゃない、凛々しさもきっとあきらは知っている。
胸がときめくもの。
「ピンクのガーベラ、白黒ソックスのねこ、リボンのサンダル、店長。」
from China. 謝謝。
いい感じです。
さあ、まだ続きます。
「コミック版完結」について。
残念ながら、主人公橘あきらが恋したファミリーレストラン「ガーデン」の近藤店長への思いは
受け入れられなかった。
そして、最終的に陸上の世界に戻ってきた。
ツイッターを中心に、この結末への賛否両論で揉めに揉めている。
はっきり言って「炎上」にまで発展している。
「別れend反対」派では特定の者がとにかく汚ない言葉で作者を中傷し、
「賛成」派もそれにつられて反対派を中傷するかのように「歳の差恋愛キモい」的内容で応戦していた。
なぜ「別れend反対派」があんなに激怒したのか…
自分なりに思うに、あきらという鳥を逃して「取り残された」結末に嫌悪感を持ったからじゃないのか……?
もし店長が小説が評価されず作家になれなかった時、「逃した魚の大きさ」に終生後悔することになるかもしれない。
あと「復帰第一戦」でいきなり「新記録達成!」なんて、出来過ぎじゃない?
確かに自分は、あの終わり方に不満がある。
暴言には賛同できないが、「反対派」の“裏切られたぁ!!”的な心境ならわかる。
もしコミックス2~3巻での完結ならば、あの最終回は妥当だと思う。
だが、この作品は月刊誌から激戦区の週刊誌に昇格したり、コミックスで10巻にまで伸びた作品で、アニメ化・映画化もした「ブレイク作」だ。
「おいおい!、それ、あんまりでないかい!?」というのが自分の正直な感想だ。
まるで「10代少女の恋なんて所詮は一時期の熱病、何もなかったように消える」というメッセージみたいにも捉えられた。
もし、競技大会後にはるか他陸上部員たちと別れ、「ガーデン」にお客として店長に会いに行く話があれば
随分と評価が違ったのではないのか?
卒業後の進路(例えば、自分と同じ苦しみに悩む人を助けたいから理学療法士を目指す、とか)などを話して
「進路が決まったら、またアルバイトで戻っていいですか」とかの話があれば、評価されたのかもしれない。
去年11月に、同じ「スピリッツ」誌上で人気上昇中のコミック「1518(イチゴーイチハチ)!」を取り上げたが、
自分は足の故障で野球を断念し、生徒会に加入して新しい世界で生まれ変わってゆく烏谷公志朗のように
あきらが近藤店長に恋して、新しい世界で輝いている表情が眩しかった。
そんな彼女を、そのまま卒業まで見守っていたかっただけに、
重ねて、残念だった。
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「テレビアニメ版完結」について。
さて、つい先日テレビアニメのほうも最終回が放映された。
タイトルは「つゆのあとさき」。
ついさだまさし氏による、恋の終わりを卒業に例えた歌(1977・『風見鶏』収録)を思い出す。
え?アニメさえも、と思ったが……
思いのほかエピソードがほぼオリジナルストーリーの様相。
公式ホームページでは、
http://www.koiame-anime.com
良かったぁー。
失恋のうえに学校からアルバイト禁止令で「ガーデン」を辞めざるを得なかった「原作」と違って
ユイちゃんが笑顔のままで良かった。
あきらとの友情を気にかけていたはるかの笑顔も良かった。
あきらと近藤店長が“別れてしまう”のではなく、お互いが夢を再び歩き始める感じでよかった。
また、吉俣良氏の音楽がとても良かった!!
音楽に関しては「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を格段超えていた、うん。
ツイッターにも好評な感想が並ぶ。
“「飛び方を忘れてしまった私に、
『一緒に飛ぼう』と言ってくれたのは初恋の人でした。」
そんな感じの良い終わり方だった。”
“あきらちゃんも店長も可愛らしくて、本当に大好きなアニメです。
約束を果たしたら2人で幸せになって欲しい。
友情は裏切らない。”
“たくさんのことを考えさせられるアニメでした。
心に響くそんなアニメでした。
転んでも立ち上がる、諦めない心を忘れないように生きていきたいです。”
吉報:
北海道文化放送では4/15(日)より毎週日曜26:00~、
TVアニメ 『恋は雨上がりのように』の放送が決定しました!
よかったですね、道内のみなさん。
「恋雨」の話はまだ続きます。
Aimer 『Ref:rain』now on sale
ここで、マイpixivセレクションを少々。
あきらの繊細さ・キュートさが反映された絵、どうしても紹介したかった1枚です。
“「恋は雨上がりのように」を読んで、おっさんに目覚める女子高生が増えればいいと思います。“(モノラル次郎氏)
賛成です。
キュートです。
優しいだけじゃない、凛々しさもきっとあきらは知っている。
胸がときめくもの。
「ピンクのガーベラ、白黒ソックスのねこ、リボンのサンダル、店長。」
from China. 謝謝。
いい感じです。
さあ、まだ続きます。