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JRに真摯な対応求める 道、持続的な鉄道網確立へ「考え方」素案(北海道新聞記事)+α

2019-11-24 | 日記
北海道新聞 2019年11月23日付記事
「JRに真摯な対応求める 道、持続的な鉄道網確立へ『考え方』素案」
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/367552?rct=n_jrhokkaido

道は、持続的な鉄道網の確立に向けた「基本的な考え方」の素案をまとめた。

JR北海道が経営に関する情報を道や沿線市町村に十分提供しなかったとして、
JRに真摯(しんし)な対応を求める異例の内容となった。
JRに不信感を募らせる市町村の声を反映した形だ。



「基本的な考え方」はJRの路線問題に関する道の立場を明確化する狙い。

素案は、道内の鉄道網が観光客らの移動手段や物流基盤として重要な役割を担うと指摘。
観光立国の推進や食料安全保障など国家戦略的な観点から、
JRへの新たな財政支援の仕組み構築などを国に求めている。


その上で、JRが地元に財政支援を求めながらも経営情報を提供しなかったとして
「道や道議会、多くの市町村に不信感がある」と強調。


「地域からの提案や協力要請に対し、丁寧に対応することが強く求められる」とJRに苦言を呈した。

JRへの財政支援については
「道内自治体の厳しい財政状況を踏まえながら、地域と協議を進めることが必要だ」と明記した。

道は「基本的な考え方」に基づき、年度内に国への提言をまとめる方針。
(文章執筆:内藤景太氏)

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無理もない。
これまでのJR北海道の不誠実さには怒りを禁じ得なかった。

沿線自治体に億単位の維持費を請求して、相手が黙っているのをいいことに
どんどん「廃止」への空気を作るばかりだった。

今のまま「整備新幹線ファースト」を改めなければ、
旭川以北・以東・富良野線・根室線(滝川~新得)が消え、
釧路の以東・以北(花咲線・釧網線)が空白地帯となってしまうだろう。

そんな北海道、思いきり観光価値がダウンしてしまうだろう。


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さて、そんな中「鉄道ピクトリアル」2020年1月号に貴重な対談記事が載ってます。



政界の鉄ちゃんで定評のある石破茂氏と、鉄道概論で信用度の高い宇都宮浄人教授が
「鉄道の思い出とこれからの交通政策」について語ってくださいました。


これからは国策で自動車業界を守ることよりも、
モータリゼーション&郊外ショッピングモールの増加で切り棄てられた交通弱者を救済するほうを
優先すべきだと思います。

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