哀しい、悲し過ぎる……
ポンタさんの訃報で悲しみが癒えないうちに、
まさかこの方までとは……
和田アキラ さん。
日本屈指の超絶技巧のギタリスト。
タワーレコード・オンライン 2021年 3月30日付
https://tower.jp/article/news/2021/03/30/tg003
日本のフュージョン・バンドの先駆けと言われるバンド PRISMなどで活躍した
ギタリストの和田アキラさんが、
敗血症による多臓器不全のため亡くなったことがPRISMの公式サイトにて発表された。
享年64歳。
和田さんはかねてより病気療養中だった。
葬儀はすでに近親者のみで執り行われたという。
和田さんは1956年、東京生まれ。
16歳の頃に松木恒秀に師事し、その後渡辺建（Ba）と出会ったのをきっかけにPRISMを結成。
1976年にはEric Claptonの日本公演におけるオープニング・アクトに抜擢され、注目を集めた。
以降バンドの中心的な存在として活動し、
28枚のアルバム、ソロとしても10枚のアルバムを発表。
その傍ら、高橋ユキヒロ（高橋幸宏）、浅川マキ、
井上陽水、森高千里、
村上“ポンタ”秀一などのアルバムやツアーに参加するなど、幅広く活躍した。
もっと詳細なプロフィールは、ウィキペディア解説に。
https://w.wiki/3NDX
自分がアキラさんを知ったのは「プリズム」でなく、
本多俊之さんのアルバム『Easy Breathing イージー・ブリージング』（1980）がきっかけだろうか。
いいアルバムです。
それでは、タイトル曲「Easy Breathing イージー・ブリージング」を。
ちょっとブルージーな感じが良いです。
イージー・ブリージング（1980）
Composed & Arranged by 本多俊之
Brass Section Arranged by Jerry Hey
Member
本多俊之（soprano sax ＆ alto sax）
和田アキラ（プリズム、electric guitar）
渡辺健（プリズム、electric bass）
大徳俊幸（keyboard）
奥平真吾（drums）
帆足哲昭（percussions）
えー、次は松岡直也氏のグループでの演奏を見つけました。
松岡直也グループ A First Flight '86 京都全日空ホテル
1986,12,29 京都全日空ホテルでのライブです。
松岡直也 : key
和田アキラ : gui
津垣博通 : key
高橋ゲタ夫 : bass
広瀬徳志 : dr
ウィリー長崎 : per
カルロス菅野 : per
とにかく演奏が速弾きで上手かったのが第一印象。
なので、松原正樹さんのようにシンガーのレコーディングに参加したという印象はあまりなく、
自前の「プリズム」以外は松岡直也さん＆深町純さんとのセッションの印象が強かったんですね。
そこで、歌ものの映像はないかと探したら・・・
うわあ～、貴重映像だぁ～！
あの”洋楽直訳ロック”の雄・王様のライブに出ていたぁー！
予算がないのはわかりますが、ちゃんとしたバンドと公式映像でないのが悔やまれます。
高速道路の星 （和田アキラ＋王様）
…まあ、色物扱いせずに、まずは聴いてください。
けっこうギター上手いじゃあないスかぁ。ねえ？
貴重映像、まだありますよ。
NHK教育テレビ（Eテレ）で1980年代に放送されていた「ベストサウンド」です。
フュージョン（バンドサウンド）を学ぶ講座で、司会が松岡直也氏（1937-2014）だったのね。
自分もこんな時代にアレンジや楽典を学んでいたんです。
これだけハイセンスな音楽を聴いてきただけに、今の音楽には苦言を吐きたくなってしまう。
かつてはNHK-FMでも民放FMでも「サウンド・オブ・ポップス」「軽音楽をあなたに」「クロスオーバー・イレブン」等
録音できるハイセンスな音楽がいろいろ聴けたのに。
なんだよ、今のFMはよー！
フュージョンやジャズがなかなか流れないし、Tokyo FMはアイドルものが目立つわ、
パーソナリティーがありきたりな女子ばっかりでメールでどうでもいい話題を募って読んでばかりでよー。
ふざけんじゃねーぞー！
……えー、脱線してきたので閑話休題。
で、今回のアドリブ講座の助手が、アキラさんでした。
今回の生徒の演奏だって充分歌っていて上手いのですが、アキラさんのはすご過ぎる。
こんなアドリブ弾かれたら、プロの今剛氏だって居場所がない(笑)。
ここから誰かプロになってれば、この講座の価値もあったのですが……自分は知りません。
アキラのアドリブがブッ飛んでいる件
ここで、「プリズム」40周年ライブのダイジェスト映像をどうぞ。
『PRISM 40th Anniversary Special Live at TIAT SKY HALL』ライブDigestかつて
ブルーレイ作品『PRISM 40th Anniversary Special Live at TIAT SKY HALL』のダイジェスト。
2017年10月21日、TIAT SKY HALLにて開催されたデビュー40周年記念ライヴを、ブルーレイと2枚組CDで完全収録。
（2）でメドレーの映像を貼りましたので、
じっくり楽しみたい方はそちらへどうぞ。
さて、1回目最後の映像は、
2012年の松岡直也＆ウィシング再結成ライブ（at 六本木・スイートベイジル139）より
「フィッシャーマンズ・ブレイク」 「ノーチェ・コリエンド Noche Corriendo」をお届けします。
アキラさん、ここでも弾きまくっていますね。
（すでに腹水溜まったと思われる姿が哀しいです…やはりお酒の飲み過ぎなのでしょうか）
この時は村上ポンタ秀一さんもいらっしゃいました。
ほんとうに貴重な映像になってしまいました。
『松岡直也＆ウィシング・ライブ～音楽活動60周年記念～』ライブDigest
松岡直也:pf
村上"ポンタ"秀一:ds
高橋ゲタ夫:b
和田アキラ:g
カルロス菅野:perc
大儀見 元:perc
土岐英史:sax
佐藤達哉:sax
片岡雄三:tb
奥村 晶:tp
鈴木正則:tp
貴重な映像です。
どうか、ぜひ。
初出：アルバム『SON』（1979年）。
うーん、けっこう良い映像が出てきました。
次回は、もっと「ロック」なものを出してみましょう。
2024年3月9日付訪問者数：142名様
2024年3月10日付訪問者数：157名様
お付き合いいただき、ありがとうございました。
ポンタさんの訃報で悲しみが癒えないうちに、
まさかこの方までとは……
和田アキラ さん。
日本屈指の超絶技巧のギタリスト。
タワーレコード・オンライン 2021年 3月30日付
https://tower.jp/article/news/2021/03/30/tg003
日本のフュージョン・バンドの先駆けと言われるバンド PRISMなどで活躍した
ギタリストの和田アキラさんが、
敗血症による多臓器不全のため亡くなったことがPRISMの公式サイトにて発表された。
享年64歳。
和田さんはかねてより病気療養中だった。
葬儀はすでに近親者のみで執り行われたという。
和田さんは1956年、東京生まれ。
16歳の頃に松木恒秀に師事し、その後渡辺建（Ba）と出会ったのをきっかけにPRISMを結成。
1976年にはEric Claptonの日本公演におけるオープニング・アクトに抜擢され、注目を集めた。
以降バンドの中心的な存在として活動し、
28枚のアルバム、ソロとしても10枚のアルバムを発表。
その傍ら、高橋ユキヒロ（高橋幸宏）、浅川マキ、
井上陽水、森高千里、
村上“ポンタ”秀一などのアルバムやツアーに参加するなど、幅広く活躍した。
もっと詳細なプロフィールは、ウィキペディア解説に。
https://w.wiki/3NDX
自分がアキラさんを知ったのは「プリズム」でなく、
本多俊之さんのアルバム『Easy Breathing イージー・ブリージング』（1980）がきっかけだろうか。
いいアルバムです。
それでは、タイトル曲「Easy Breathing イージー・ブリージング」を。
ちょっとブルージーな感じが良いです。
イージー・ブリージング（1980）
Composed & Arranged by 本多俊之
Brass Section Arranged by Jerry Hey
Member
本多俊之（soprano sax ＆ alto sax）
和田アキラ（プリズム、electric guitar）
渡辺健（プリズム、electric bass）
大徳俊幸（keyboard）
奥平真吾（drums）
帆足哲昭（percussions）
えー、次は松岡直也氏のグループでの演奏を見つけました。
松岡直也グループ A First Flight '86 京都全日空ホテル
1986,12,29 京都全日空ホテルでのライブです。
松岡直也 : key
和田アキラ : gui
津垣博通 : key
高橋ゲタ夫 : bass
広瀬徳志 : dr
ウィリー長崎 : per
カルロス菅野 : per
とにかく演奏が速弾きで上手かったのが第一印象。
なので、松原正樹さんのようにシンガーのレコーディングに参加したという印象はあまりなく、
自前の「プリズム」以外は松岡直也さん＆深町純さんとのセッションの印象が強かったんですね。
そこで、歌ものの映像はないかと探したら・・・
うわあ～、貴重映像だぁ～！
あの”洋楽直訳ロック”の雄・王様のライブに出ていたぁー！
予算がないのはわかりますが、ちゃんとしたバンドと公式映像でないのが悔やまれます。
高速道路の星 （和田アキラ＋王様）
…まあ、色物扱いせずに、まずは聴いてください。
けっこうギター上手いじゃあないスかぁ。ねえ？
貴重映像、まだありますよ。
NHK教育テレビ（Eテレ）で1980年代に放送されていた「ベストサウンド」です。
フュージョン（バンドサウンド）を学ぶ講座で、司会が松岡直也氏（1937-2014）だったのね。
自分もこんな時代にアレンジや楽典を学んでいたんです。
これだけハイセンスな音楽を聴いてきただけに、今の音楽には苦言を吐きたくなってしまう。
かつてはNHK-FMでも民放FMでも「サウンド・オブ・ポップス」「軽音楽をあなたに」「クロスオーバー・イレブン」等
録音できるハイセンスな音楽がいろいろ聴けたのに。
なんだよ、今のFMはよー！
フュージョンやジャズがなかなか流れないし、Tokyo FMはアイドルものが目立つわ、
パーソナリティーがありきたりな女子ばっかりでメールでどうでもいい話題を募って読んでばかりでよー。
ふざけんじゃねーぞー！
……えー、脱線してきたので閑話休題。
で、今回のアドリブ講座の助手が、アキラさんでした。
今回の生徒の演奏だって充分歌っていて上手いのですが、アキラさんのはすご過ぎる。
こんなアドリブ弾かれたら、プロの今剛氏だって居場所がない(笑)。
ここから誰かプロになってれば、この講座の価値もあったのですが……自分は知りません。
アキラのアドリブがブッ飛んでいる件
ここで、「プリズム」40周年ライブのダイジェスト映像をどうぞ。
『PRISM 40th Anniversary Special Live at TIAT SKY HALL』ライブDigestかつて
ブルーレイ作品『PRISM 40th Anniversary Special Live at TIAT SKY HALL』のダイジェスト。
2017年10月21日、TIAT SKY HALLにて開催されたデビュー40周年記念ライヴを、ブルーレイと2枚組CDで完全収録。
（2）でメドレーの映像を貼りましたので、
じっくり楽しみたい方はそちらへどうぞ。
さて、1回目最後の映像は、
2012年の松岡直也＆ウィシング再結成ライブ（at 六本木・スイートベイジル139）より
「フィッシャーマンズ・ブレイク」 「ノーチェ・コリエンド Noche Corriendo」をお届けします。
アキラさん、ここでも弾きまくっていますね。
（すでに腹水溜まったと思われる姿が哀しいです…やはりお酒の飲み過ぎなのでしょうか）
この時は村上ポンタ秀一さんもいらっしゃいました。
ほんとうに貴重な映像になってしまいました。
『松岡直也＆ウィシング・ライブ～音楽活動60周年記念～』ライブDigest
松岡直也:pf
村上"ポンタ"秀一:ds
高橋ゲタ夫:b
和田アキラ:g
カルロス菅野:perc
大儀見 元:perc
土岐英史:sax
佐藤達哉:sax
片岡雄三:tb
奥村 晶:tp
鈴木正則:tp
貴重な映像です。
どうか、ぜひ。
初出：アルバム『SON』（1979年）。
うーん、けっこう良い映像が出てきました。
次回は、もっと「ロック」なものを出してみましょう。
2024年3月9日付訪問者数：142名様
2024年3月10日付訪問者数：157名様
お付き合いいただき、ありがとうございました。
