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音楽大好き男の徒然なる日記

Back to Sapporo・その24 「整体と“山のロープウェイ”」

2016-06-29 | 旅行
…疲れ果てていた。
ゴールデンウィークはなしに等しく働いていた。
限界を見越して、この時期の帰札を入れておいた。
7月になったら値段が高いうえに飛行機も夏休みで満席が予想されるので。

すっかり梅雨空となっている東京・羽田空港。
使いやすい事から、ANA61便で出発。
あー疲れているから、離陸とともに眠りにおちる。
目覚めたらタイミング良く、ドリンクサービスでコーヒーを注文。
……うまい。
カップを返して、上空はすっかり雲が切れて晴天の中を快調に飛行していた。
しばらくすると、北海道・苫小牧付近の陸地が見えてくる。
間髪おかず、高速連絡バスで市街地を目指す。



帰ってまいりましたホームタウン。
用事を済ませたら、さっそくお世話になっている整体院へ。
「…相変わらず硬いですねー」
言われてしまった。 すみませんね、いつも。

地下鉄駅に戻る道すがら、夕空を見てふと思った。
今はなきグループ・ふきのとうの名曲「山のロープウェイ」。
そうだ、藻岩山に登ろう。

ふきのとう/山のロープウェイ (1983年、アルバム『011』収録、現在廃盤のため入手困難)


歌詞リンク:
http://www.uta-net.com/movie/83827/
聴いていて、何度泣きたくなったろうか。
東京じゃ感じないんだよ、この叙情感は。

藻岩山の公式ホームページは、
http://moiwa.sapporo-dc.co.jp/

今日はほんとうに天気が良い。
さて、藻岩山の山麓駅にきてみると、まー随分来てますねーお客さんが。
往復1700円。 かつてはスキーリフトだった部分が、いつの間にかツイン式ケーブルカー「もーりすカー」に変わっていた。
そして、札幌は函館を追い抜いて「日本新三大夜景」に入っていたのだ。
(そーだよねー、函館ってひと減ったもんねー…って、函館の方失礼しました)

さて、展望台まで登ってみると……

どうだ。
20時を廻っていても、まだわずかに日の名残りがある。

人口194万人が生きる街の灯だ。
スカイツリーや函館よりも、僕にはたまらなく美しい。

この夜景を楽しもうと、多くの人々が集っていた。
(外国人が多いのは言うまでもない。)



“あの時僕は 遥か彼方 山あいの空に
燃えるような赤い小さな星を 見ていました”

市電の停留所に戻る頃には、21時を廻っていた。

久しぶりに飲んだサワーの酔いも重なって、シャワーも浴びずに深い眠りに落ちてしまった。

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