トモの写真誌

趣味で撮った写真をUPしていきます。

修善寺物語を彷彿

2008-03-05 20:20:54 | スナップ

修善寺の桂橋の傍に竹林の小径がある。その小径を
ふさぐように大きな竹のモニメント(?)がある。
私はこの竹で作った丸いものが修善寺物語の舞台のように思えた。

岡本綺堂が修善寺で作者不明の面を見て源頼家の創作を書いた。

面つくりの夜叉王が頼家の面を作ったがそれには死相がでていた。
ことから始まる。

最後には頼家は北条の討つ手に殺され,夜叉王の娘(かつら)が
その面をかぶって戦った。
瀕死の状態で夜叉王の元に戻るが、夜叉王は自分の面に自信を持ち
娘の瀕死の面を彫り始める。

そんな物語を薄暗い丸い舞台は髣髴させた。