ハルちゃんが泣かずに学校に行けるようになって、ジージの約束どおりご褒美を
買ってもらえることになった。
あれだこれだと長いことかかって、ドーナツ作りのおもちゃを手にした。
ジージの「こっちの方がいいよ?」でもハルちゃんはお金(?)のことを心配して、
安い方にした。
1学期の終業式には”森の子賞”(校舎の横に小さな森があって、この森を皆で大事にしている。)と言って数人表彰されるのだが,姉妹2人とも賞状をもらえることになった。
お姉ちゃんは校門の前での挨拶、
ハルちゃんは泣かずに学校に来れるようになったで賞!ここで家族が笑い転げた。
「そんなに笑わないで ”^_^”」
ハルちゃんが泣いていたのは学校中周知のことだが、また改めて皆に思い出させ
笑いの渦が巻き起こるに違いない・・・可哀想やら、笑えるやら!
「そんなに笑わないで・・・」とハルちゃんは学校でも言えるだろうか?