えー、まず針と糸・・・はこんな感じにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/2c/39db58e1810be893edf4df3705fb9a87.jpg)
「縫い」にはいります。
縫う物体はこれ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/10/4aa96a6df167e8615b622e5127d48d87.jpg)
端革から3cm四方くらいに切ったもの。
まずは縫う部分に目印になるラインを入れます。
方法は何個かあるんですが、今回はモデラという道具を使ってみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/75/6f9e69e8d01217a66478bb5b90d95f4a.jpg)
まっすぐ入れるために、本当は定規を使うといいですw
画像のようなフリーハンドで入れると、必ず曲がります(ノ∀`)ペチョン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/09/3742bc8eb2e67d21318e904568ebe27f.jpg)
ねw
今度はそれに沿って、菱目打ちを打ち込んでいきます。
が、その前に、この菱目打ちは間隔がキモでして、どの穴も等間隔でないと、不恰好ですよね。
なので、いきなり打ち込まず、軽く押さえつけて跡が残るので、それにあわせて目安をつけていきます。
カーブやコーナーのとこは2本や1本で感覚を均等に調整します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/c9/dbd6c4ce6eec42f6408717ff9a0d273e.jpg)
ほんで打ち込みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/29/6a989b67edffba0e08a20993fe843f8e.jpg)
今回は袋状のものを作るので、この革を半分に折りたたんだ状態で縫うので、底面と側面片方だけの2辺だけを縫います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/09/3acaf68b34b7a0288e08df12c59fdb8c.jpg)
縫う前に、ドレッサーという、ハンドルつきのヤスリで表面を荒らします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/89/4cfdd2284a3d5256fcae566b18a8a99d.jpg)
切り出したときに、この裏面(トコといいます)の毛羽立ちを抑えるため、「トコフィニッシュ」という液体を塗って磨いているので、それをはがし、接着剤を塗るためです。
接着剤は、今回はG17ボンド系のクリアのものを使ってます。
専用品として「サイビノール」というものもありますので、水で薄めて使うといいようですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/27/88b43539806ce748c23f394a5236055f.jpg)
ローラーを使って圧着します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/7d/bfac6265f37e15c4b48706d685f3a302.jpg)
まぁ、なにかで押さえて固定できればそれでもいいですw
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/94/dba03abdc5933b5ca4d1a4dd8999ba52.jpg)
こんなかんじでクリップでとめるのもアリです♪
さて、片面だけ菱目打ちで穴を空けて、もう反対側はどうするの? ってことになるワケですがw
菱目打ちで貫通させてもOKですが、穴が広がりすぎるのを嫌って、今回は菱錐(ひしぎり)というのを使います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/0b/4a58fb0584462a28f01406f2dee3d588.jpg)
こんなふうに、空けた穴に挿して、押さえ込んで貫通させます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/b1/7ea09b762a20a0c48f6917f3d3971be4.jpg)
「ブツッ」という感触があればOK
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/c6/6de82ebe8a13a9536b41a90560a6088b.jpg)
穴が貫通しました。
いよいよ「縫い」ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/46/d1036515af50767d2b36a4a0fd6fc25e.jpg)
レーシングポニーという器具を使い、縫う革を挟んで固定するものですね。
ちなみに自作品ですがw
買うと高いんで^^;
まぁ、挟んで使う分にはじゅうぶんなので♪
これがあることによって、針2本を使う縫い方が快適になります^-^b
縫い方は「平縫い」という手法で縫っていきます。
両側の糸が、交差するように縫うんですが、1箇所でも縫う順番や上下を間違えると、見栄えが悪いのでお気をつけてw
ちなみに、この糸は、麻ものもあればナイロンのものもあります。
で、糸には専用のロウが塗ってあり、空けた穴をスルスル~っと通すことができるんですね。
んで2偏を縫い終わったとこ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/f7/330a9e4776be50fcedb55413c7b6c3d2.jpg)
大小、2個作りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/d7/b3eaf0c0cd8cb9ba88918eeac4ff6051.jpg)
縫い終わりは、玉止め?はせず、端末を少し残して切り、ライターの火で溶かしてつぶすだけですw
革の表面ギリギリまで切って、サイビノールを注すという方法もあります。
で、この裁断面(コバといいます)は、そのままだと毛羽立ったり荒れてくるので、処理をします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/30/1fd40ea3ec155902299c5e67cc7da282.jpg)
トコフィニッシュでもいいんですが、今回はコバスリックという品を使いました。
ついでに合わせ目の段差をなくすためにカッターでそろえて、角を落とします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/94/5dfb6bf3e5dfcf48d07966f134f85afd.jpg)
で、コバスリックを塗ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/e8/478d862b71f2d479e232c6a0d5ed4a01.jpg)
塗ったらヘラなどを使ってこすります。
磨くとも言います。
磨くとその面がツルツルになって、いいツヤを放ちます♪
このコバの処置が一番重要でして、これをサボると作品が台無しですw
革製品を見ることがあったら、ぜひこのコバの面を観察してみてください。
綺麗な作品は、必ずここが綺麗に磨かれてます^-^b
で、完成。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/de/d6624abc603acd36608bedd6505a8ae6.jpg)
菱目打ち用の、刃先のカバーでした^-^b
収納した状態。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/f1/e1dcc5707c8ec1ee6d45f605499e7160.jpg)
一番上の黒いのは、カービングで使う「スーベルナイフ」、そのケースも作りました。
さて、次はs-ベルナイフや刻印を使った「カービング」を紹介します^-^v
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/2c/39db58e1810be893edf4df3705fb9a87.jpg)
「縫い」にはいります。
縫う物体はこれ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/10/4aa96a6df167e8615b622e5127d48d87.jpg)
端革から3cm四方くらいに切ったもの。
まずは縫う部分に目印になるラインを入れます。
方法は何個かあるんですが、今回はモデラという道具を使ってみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/75/6f9e69e8d01217a66478bb5b90d95f4a.jpg)
まっすぐ入れるために、本当は定規を使うといいですw
画像のようなフリーハンドで入れると、必ず曲がります(ノ∀`)ペチョン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/09/3742bc8eb2e67d21318e904568ebe27f.jpg)
ねw
今度はそれに沿って、菱目打ちを打ち込んでいきます。
が、その前に、この菱目打ちは間隔がキモでして、どの穴も等間隔でないと、不恰好ですよね。
なので、いきなり打ち込まず、軽く押さえつけて跡が残るので、それにあわせて目安をつけていきます。
カーブやコーナーのとこは2本や1本で感覚を均等に調整します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/c9/dbd6c4ce6eec42f6408717ff9a0d273e.jpg)
ほんで打ち込みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/29/6a989b67edffba0e08a20993fe843f8e.jpg)
今回は袋状のものを作るので、この革を半分に折りたたんだ状態で縫うので、底面と側面片方だけの2辺だけを縫います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/09/3acaf68b34b7a0288e08df12c59fdb8c.jpg)
縫う前に、ドレッサーという、ハンドルつきのヤスリで表面を荒らします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/89/4cfdd2284a3d5256fcae566b18a8a99d.jpg)
切り出したときに、この裏面(トコといいます)の毛羽立ちを抑えるため、「トコフィニッシュ」という液体を塗って磨いているので、それをはがし、接着剤を塗るためです。
接着剤は、今回はG17ボンド系のクリアのものを使ってます。
専用品として「サイビノール」というものもありますので、水で薄めて使うといいようですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/27/88b43539806ce748c23f394a5236055f.jpg)
ローラーを使って圧着します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/7d/bfac6265f37e15c4b48706d685f3a302.jpg)
まぁ、なにかで押さえて固定できればそれでもいいですw
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/94/dba03abdc5933b5ca4d1a4dd8999ba52.jpg)
こんなかんじでクリップでとめるのもアリです♪
さて、片面だけ菱目打ちで穴を空けて、もう反対側はどうするの? ってことになるワケですがw
菱目打ちで貫通させてもOKですが、穴が広がりすぎるのを嫌って、今回は菱錐(ひしぎり)というのを使います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/0b/4a58fb0584462a28f01406f2dee3d588.jpg)
こんなふうに、空けた穴に挿して、押さえ込んで貫通させます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/b1/7ea09b762a20a0c48f6917f3d3971be4.jpg)
「ブツッ」という感触があればOK
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/c6/6de82ebe8a13a9536b41a90560a6088b.jpg)
穴が貫通しました。
いよいよ「縫い」ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/46/d1036515af50767d2b36a4a0fd6fc25e.jpg)
レーシングポニーという器具を使い、縫う革を挟んで固定するものですね。
ちなみに自作品ですがw
買うと高いんで^^;
まぁ、挟んで使う分にはじゅうぶんなので♪
これがあることによって、針2本を使う縫い方が快適になります^-^b
縫い方は「平縫い」という手法で縫っていきます。
両側の糸が、交差するように縫うんですが、1箇所でも縫う順番や上下を間違えると、見栄えが悪いのでお気をつけてw
ちなみに、この糸は、麻ものもあればナイロンのものもあります。
で、糸には専用のロウが塗ってあり、空けた穴をスルスル~っと通すことができるんですね。
んで2偏を縫い終わったとこ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/f7/330a9e4776be50fcedb55413c7b6c3d2.jpg)
大小、2個作りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/d7/b3eaf0c0cd8cb9ba88918eeac4ff6051.jpg)
縫い終わりは、玉止め?はせず、端末を少し残して切り、ライターの火で溶かしてつぶすだけですw
革の表面ギリギリまで切って、サイビノールを注すという方法もあります。
で、この裁断面(コバといいます)は、そのままだと毛羽立ったり荒れてくるので、処理をします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/30/1fd40ea3ec155902299c5e67cc7da282.jpg)
トコフィニッシュでもいいんですが、今回はコバスリックという品を使いました。
ついでに合わせ目の段差をなくすためにカッターでそろえて、角を落とします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/94/5dfb6bf3e5dfcf48d07966f134f85afd.jpg)
で、コバスリックを塗ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/e8/478d862b71f2d479e232c6a0d5ed4a01.jpg)
塗ったらヘラなどを使ってこすります。
磨くとも言います。
磨くとその面がツルツルになって、いいツヤを放ちます♪
このコバの処置が一番重要でして、これをサボると作品が台無しですw
革製品を見ることがあったら、ぜひこのコバの面を観察してみてください。
綺麗な作品は、必ずここが綺麗に磨かれてます^-^b
で、完成。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/de/d6624abc603acd36608bedd6505a8ae6.jpg)
菱目打ち用の、刃先のカバーでした^-^b
収納した状態。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/f1/e1dcc5707c8ec1ee6d45f605499e7160.jpg)
一番上の黒いのは、カービングで使う「スーベルナイフ」、そのケースも作りました。
さて、次はs-ベルナイフや刻印を使った「カービング」を紹介します^-^v