高橋のブログ

不定期に..

新交響楽団の練習を見学しました

2012-07-18 08:04:25 | 日記
先日のシンフォニカ同様に、極めて高水準のアマオケ.新交響楽団。

私がこのオケを初めて聴いたのは、ショスタコヴィチの交響曲第4番(日本初演)。指揮は芥川さんでした。
それ以降、何度も拝聴に伺っています。


今度の日曜に定期演奏会があります。

こちらがホームページ


今回、特別に許可をいただき、16日の練習を見学することが出来ました。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の練習。


飯守さんの指揮、Vn独奏は松山冴花さん。彼女はハノーファー、エリザベート等、数々の国際コンクールで入賞実績がある注目のヴァイオリニスト!
私は松山さんの大ファン。緊張しながら2時間余り、練習を拝聴しました。


曲作りの具体的な過程はここでは記しませんが、やはり音楽への取り組みが各段に違いますね。


新響の団員さんは毎日、ほぼ2~3時間、仕事を終え、帰宅後に練習するようです。防音室を持っている方も多い。とにかく、厳しい条件でも何とか自分を奮い立たせ、
譜面に立ち向かうその気持ち!偉大なるアマチュア集団だと思いました。

各人の技量も本当に素晴らしいです。



松山さんは本当に音程が完璧にあたり、皆さん、一緒にやるんですよ!!という意志がとてつもなく強い。

花があります。もうずっと見とれていました。

新響にとってマーラーは芥川さんの音楽同様に絶対的な存在だと思います。


休憩時の諸連絡の時、人事から「オーディションに合格した**さんです。」というアナウンスで若い男性が前へ。

「憧れの新響に入ることが出来ました。頑張ります!よろしくお願いします!」

あちこちから拍手。頑張って欲しいですね。



それから見学をして感じたことをもう一つ。練習に参加している団員さん達、自分の出番がないところでも演奏に参加しているということ。
ボーッとしている人は皆無。「しばらく弦だけで!」という飯守さんの指示があっても、管楽器メンバーはそれを見守っていました。

当然なのかもしれませんが、アマオケの中には、このような時に、こそこそおしゃべりをしたり、伸びをしたり、携帯電話でゲームしたり..等、
信じられない行為をする方がいます。

また降り番の方々も、殆どが正午の合奏開始時刻前に来ていました。会場セッティングを全員で。「巨人」から参加の方は午後2時あたりからでもいいはず。
しかし皆、正午前に来て、練習を後ろで見学。その一体感たるや、さすがだな!と感じました。

このような姿勢が、このオケの高水準を保っている一因なのかもしれません。

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