山崎先輩が渋谷支部を離れ
鈴木浩平先輩が火・木の指導を担当されるようになった。
小兵ながらハワードコリンズをあと一歩のところまで追いつめ
とび蹴りによる瓦割などを得意にされており
ショーンコネリーの目にも止まった
初期極真の逸材である。
空手本来の補強稽古を重視しながらも
ベンチプレスをきちんとやるように指導を受けた。
「バタバタ軍鶏のケンカのような組手はダメだ」
「空手らしく一発で決めろ」
「映画じゃないんだ。実際には通用しないぞ」
いろいろ細かく柔道の技の応用まで指導してくれた。
今のフルコンタクトカラテとはかなり違う空手だ。
のちに横山館長にアドバイスを頂いた時
鈴木先輩の指導を思い出した。
たぶん本来の空手のリズムというものがあるのだろう。
精神面も厳しかった。
「極真の名を出して喧嘩で負けたら二度と道場に来るな」
そういう時代だったが 忘れてはならぬ事だ。
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