今、私は後悔(或いは自己嫌悪)という深い海の底にいる。
日の光も届かぬ深い海。
色のない世界。
時々通り過ぎる魚の群れは私の存在などないように一瞥もせず泳ぎ去るのみ。
ずっと自己嫌悪と後悔の海にいて内省の時間に漂っている。
何があったかというと心密かに素敵だと思っている女性に心にもないことを言ってしまったのである。
その人に急に話しかけられて舞い上がってしまい失礼な言葉を返した。
その言葉を取り繕うとして更にもっと失礼な言葉を、、、。その時は言葉が次々と出てきて制御不能だった。
あ〜憮然とされているだろうな。
イヤイヤ、怒り心頭だろう。
滅多に会えないけれど、早く会って謝りたい。トホホ〜
考えてみれば、自分の性格が変性している可能性がある。
心が硬くなって誰に対してもズケズケと発言して頑固な意地悪な人間になっているかもしれない。
かと言って若い人に迎合して或いはヘコヘコしてご機嫌をとる卑屈な人間にもなりたくはない。
あ~どうすりゃいいの。
暫くはこの海の中にいて貝となっていようと思う。
一粒の人魚の涙零れ落ち
真珠とかわる星降る夜に